原作<森見登美彦>の小説『四畳半神話大系』(2005年1月5日・太田出版刊)と<上田誠>の戯曲『サマータイムマシン・ブルース』(劇団ヨーロッパ企画の第8回公演として2001年8月23日に初演)が、融合した小説『四畳半タイムマシンブルース』が、監督<夏目真悟>、脚本<上田 誠>(ヨーロッパ企画)、キャラクター原案<中村佑介>でアニメ化されることが決定しています。
『四畳半タイムマシンブルース』は、8月12日、灼熱の京都、左京区が舞台です。悪友「小津」が、リモコンを水没させ「下鴨幽水荘」唯一のエアコンが動かなくなってしまいます。「私」が、映画サークル「みそぎ」のクールビューティー「明石」さんと対策を協議していると、モッサリした風貌の見知らぬ男子学生「田村」が現れます。彼は25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたといいます。
そのとき「私」に、このタイムマシンで昨日に戻って、壊れる前のリモコンを持ってくればいいじゃないかと、天才的なひらめきが浮かびます。しかし、「小津」たちが勝手気ままに昨日を改変、過去を書き換えていきます。世界消滅の危機を予感した「私」は、慌てて止めに入りますが、時すでに遅し。果たして、無事リモコンは、日常は、取り戻せるのか!?そして、「私」と「明石」さんの恋の行方は。「昨日」と「今日」の、世にも迂闊なタイムマシンの無駄遣いを描く物語になっています。
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