ダウ平均株価(6月2日)@終値3万4600ドル38セント
6月
3日
経済活動の正常化への期待が強く、消費関連や石油株など一部の景気敏感株に買いが優勢でした。ただ、前日(6月1日)に付けた過去最高値「3万4575ドル31セント」に接近し、高値警戒感から売りも出て上値は限られています。
米国では新型コロナウイルスのワクチン接種が広がり、夏にかけて経済活動の正常化が進むとみられています。
半面、このところ株価上昇が目立っていた銘柄は目先の利益を確定する売りに押されています。
4日に5月の米雇用統計の発表を控えており、市場は堅調な雇用者数の伸びを予想しています。内容次第では量的緩和の縮小につながるとの見方も意識され、積極的な取引は控えられたようです。