国軍がクーデターを強行したミャンマーで、当局の締め付けによる情報統制が強まっています。
民間の主要日刊紙全5紙の発行が停止されたほか、18日には最大都市ヤンゴンなどで公衆WiーFi(ワイファイ)経由のインターネット接続が遮断されています。
日刊紙のうち、「セブンデー」紙は国軍側に発行免許を剥奪され、「ミャンマー・タイムズ」紙は国軍に反発する記者の大量辞職が発行停止の引き金となりました。「スタンダード・タイム・デイリー」紙は「物流の問題」を理由に挙げています。連日の抗議デモと治安部隊の弾圧の影響で配達が難しくなっています。
民間の日刊紙は、1960年代以降の軍事政権下で消滅しましたが、2011年の民政移管を経て2013年に復活しました。今回の発行停止で、日刊紙は国軍側の主張が中心の国営紙のみとなっています。
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