『マイマイ新子と千年の魔法』@<片渕須直>監督
11月
14日
監督は、『魔女の宅急便』(1989年・監督: 宮崎駿)などで演出補を務めた<片渕須直>が務めています。
昭和30年の山口県防府市。平安の時代、この地は「周防の国」と呼ばれ、国衙遺跡や当時の地名をいまでもとどめている。広がる麦畑の下には千年前の街がある。そんな街に、おでこにマイマイ(つむじ、旋毛)を持つ、毎日を明るく楽しく過ごす、活発で空想好きな少女「新子」は暮らしていました。「新子」は大好きなおじいちゃんの語る千年前の町の、ひとりの少女を目の前にいるかのようにいきいきと想いを馳せてその暮らしを辿ってみるのでした。
ある日、彼女の通う学校に、都会から引っ越してきた引っ込み思案な少女「貴伊子」が転校してきます。なかなかなじめない「貴伊子」に好奇心旺盛な「新子」は話しかけ、互いの家を行き来するうちに、いつしかふたりは仲良くなっていきます。そして、彼女を学校の仲間に迎え入れるべく力を貸します。 空想好きで多感な少女「新子」が豊かな自然の中で仲間たちとともにゆっくり成長していく姿が描かれています。