『死刑弁護人』(2012年) ・ 『約束~名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯~』(2013年)などで、日本の司法のあり方を問い続けた<齊藤潤一>監督が、ドキュメンタリーとドラマで名古屋闇サイト殺人事件の深層に迫る 『おかえり ただいま』 が、2020年9月19日より全国で公開されます。
さまざまな社会問題を取り上げたドキュメンタリー作品を世に送り出している東海テレビによる劇場公開ドキュメンタリーの第13弾になります。
2007年8月24日深夜、帰宅途中の女性が拉致、殺害され、山中に遺棄された名古屋闇サイト殺人事件。携帯電話の闇サイトで知り合った3人の男が犯人として逮捕され、母は加害者全員の死刑を望んだが、そこに大きく立ちはだかったのは「1人の殺害は無期懲役が妥当」という判例でした。
事件発生直後から取材を開始した被害者の母のドキュメンタリーパートに加え、<斉藤由貴>(53)、<佐津川愛美>(31)らによるドラマパートの構成により、事件前の母と娘のかけがえのない時間、短絡的で凄惨な事件を起こした男たちの生い立ちを浮かび上がらせていきます。
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