<照ノ富士>優勝@大相撲7月場所千秋楽
8月
2日
30場所ぶりの賜杯は、元関脇<琴錦>の持つ43場所(1991年秋、1998年九州場所)に次ぐ、史上2位のブランク優勝。大関経験者の関脇以下での優勝は、1976年秋場所の<魁傑>(当時・西前頭4枚目)以来44年ぶりで昭和以降2人目。再入幕、幕尻優勝はともに今年初場所の <徳勝龍> 以来の記録となっています。
<照ノ富士>は2015年夏場所で12勝3敗で初優勝し、平成生まれ初の大関に昇進。2017年秋場所で、左膝のけがのため2場所連続となる負け越しを喫し、大関から陥落しました。東十両8枚目で途中休場(再出場)した2018年夏場所から5場所連続休場(続く4場所は全休)。両膝の手術を経て、2019年春場所で復帰した際には、西序二段48枚目まで番付を落としていました。
大相撲の番付 は上から横綱、大関、関脇、小結、前頭と続き、ここまでが幕内力士。その下が十両で、ここまでが「関取」と呼ばれ一人前の力士として扱われます。以下は幕下、三段目、序二段、序の口と続きます。