『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』場面写真公開
5月
16日
本作では、若き英国人記者の主人公の「ガレス・ジョーンズ」を英国俳優の<ジェームズ・ノートン>が、ニューヨーク・タイムズのモスクワ支局に勤める女性記者の「エイダ」を女優の<ヴァネッサ・カービー>が、さらにニューヨーク・タイムズのモスクワ支局長であり、ピューリッツァー賞も受賞したの「ウォルター・デュランティ」を演技派俳優である<ピーター・サースガード>が、それぞれ演じています。
<アグニェシュカ・ホランド>が本作の監督を務め、息もつかせぬサスペンスフルな語り口、陰影豊かなビジュアルで、秘密主義の独裁国家に潜入した、実在のイギリス人ジャーナリストの闘いを描き出しています。
今回解禁された場面写真では、ニューヨーク・タイムズのモスクワ支局で働く記者の「エイダ」(ヴァネッサ・カービー)と支局長の「ウォルター」(ピーター・サースガード)の二人がタイプライターに向かい、見つめる「ウォルター」に対して、「エイダ」にはどこか曇った表情が見て取れます。
また、「エイダ」と若き英国人記者で主人公の「ジョーンズ」(ジェームズ・ノートン)が、悲しい表情を浮かべながら抱き合う様子から、激しい感情の揺れと葛藤が感じられます。しかし、そんな中でも、どこか意を決したような真剣なまなざしを向ける「ジョーンズ」が映し出され、真実を明らかにしようとする強い意志がくみ取れます。
さらに、「ジョーンズ」がこの物語の鍵を握るウクライナに単身で乗り込んだシーン、複数の軍人が食料を求めるウクライナの民衆に対して怒鳴っているかのような緊迫感あふれるシーン、そして、そんなウクライナで出会った子どもたちに話を聞こうとする「ジョーンズ」の様子などが切り取られています。彼の真実を追い求める情熱と、秘密のベールで包まれた独裁国家の闇が垣間見ることのできる場面となっています。