ご冥福を祈ります<大林宣彦>さん
4月
11日
広島県尾道市を舞台として≪尾道3部作≫と呼ばれる青春映画『転校生』(1982年)・<原田知世>初主演の『時をかける少女』(1983年)・監督の自伝的色彩が強いといわれる『さびしんぼう』(1985年)などで知られる広島県尾道市出身の映画監督の<大林宣彦>(1938年1月9日~2020年4月10日)さんが10日午後7時23分、肺がんのため東京都内の自宅で亡くなられています。82歳でした。
<大林宣彦>さんは、テレビCM草創期には<チャールズ・ブロンソン>の「マンダム」をはじめ、<カトリーヌ・ドヌーヴ>など多くの外国人スターを起用し、3000本を超えるCMを制作。
CMディレクターを経て、1977年<池上季実子>や<大場久美子>が出演した『HOUSE』で商業映画監督デビュー。その後<薬師丸ひろ子>主演『ねらわれた学園』(1981年)・《尾道三部作》などを発表。1992年『青春デンデケデケデケ』で日本アカデミー賞優秀監督賞。1998年『SADA 戯作・阿部定の生涯』でベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。2004年に紫綬褒章、2009年に旭日小綬章を受章されています。
<大林宣彦>さんは、テレビCM草創期には<チャールズ・ブロンソン>の「マンダム」をはじめ、<カトリーヌ・ドヌーヴ>など多くの外国人スターを起用し、3000本を超えるCMを制作。
CMディレクターを経て、1977年<池上季実子>や<大場久美子>が出演した『HOUSE』で商業映画監督デビュー。その後<薬師丸ひろ子>主演『ねらわれた学園』(1981年)・《尾道三部作》などを発表。1992年『青春デンデケデケデケ』で日本アカデミー賞優秀監督賞。1998年『SADA 戯作・阿部定の生涯』でベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。2004年に紫綬褒章、2009年に旭日小綬章を受章されています。
2016年に進行した肺がんが判明し、『この空の花 長岡花火物語』(2012年)・『野のなななのか』(2014年)に続く《戦争3部作》の最終章として闘病しながら撮り上げた青春群像劇 『海辺の映画館 キネマの玉手箱』 が、大林組の常連である<常盤貴子>を起用し「人生の集大成」を表現していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年4月10日の公開が延期となっていました。
葬儀・告別式は、家族葬(密葬)を執り行い、後日、お別れの会を予定されています。喪主は、妻で映画プロデューサーの、<大林恭子>氏(81)が務めます。