東京株式市場で日経平均は大幅続伸した。朝方、安倍晋三首相が緊急事態宣言を発令する方針を固めたと伝わり、アク抜け感から買い戻しの動きが強まりました。その後も米国株先物の堅調推移を眺めて上げ幅を拡大。大引けにかけて一時800円超高となりました。
日経平均は、 前営業日 比37円80銭高の1万7857円99銭で小幅に続伸スタート。朝方は小安くなる場面もありましたが、次第に買い優勢の展開に変わり、大引けにかけて一時1万8672円26銭まで上昇しました。
警戒されていた緊急事態宣言が準備入りとなったことで材料出尽くし感が台頭。米ニューヨーク州で1日当たりの死者数が前日から減少し、ピークアウトの兆しがみえてきたことも米株先物の支援材料となり、日本株にも反映された模様です。
明日にでも出されそうな緊急事態宣言により新型コロナウイルスの感染拡大が抑えられるとの期待もある一方、「強制力を持たないという点ではこれまでの対応とほとんど変わらない。宣言を出したにもかかわらず1、2週間後の感染者数に変化がなければ、日本政府への評価が海外などでネガティブに変化する可能性がある」との見方もあるようで、まだまだ慎重な投資家も多そうです。
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