神戸：ファルコンの散歩メモ

＜大石圭＞（５７）の同名エロティックホラー小説『殺人鬼を飼う女』（２０１０年１１月２５日・角川ホラー文庫）を、『リング』（１９９８年）・　『スマホを落としただけなのに』　（２０１８年）の＜中田秀夫＞監督のメガホンで映画化された『殺人鬼を飼う女』が、２０１９年４月１２日に全国で公開されます。

ビストロで働く美しいギャルソンの「キョウコ」。幼い頃に義父から受け続けた性的虐待により、彼女の中にはさまざまな人格が共存していました。「キョウコ」を愛するレズビアンの「直美」、ビッチな「ゆかり」、そしてあの頃の小学生のままの「ハル」という人格、「キョウコ」の中の彼女たちは辻褄を合わせ、互いに支え合っていました。

しかし、マンションの隣人が憧れの小説家と知った「キョウコ」が恋心を抱いたことをきっかけに、今まで感じたことのない歪みを覚えるようになっていきます。

さまざまな人格を持つ主人公「キョウコ」役は、＜中田＞監督の『ホワイトリリー』でも主役を務めた＜飛鳥凛＞。別人格である「直美」を＜大島正華＞、「ゆかり」を＜松山愛里。、「ハル」を＜中谷仁美＞と４人の女優が一人の女性を演じます。タブーなどにとらわれない先鋭的な作品を送り出す「ハイテンション・ムービー・プロジェクト」の第１弾作品です。