1泊「$60000」(ホテル・プレジデント・ウィルソン(スイス)
<菅義偉>官房長官は7日、訪日外国人客の受け入れ態勢を強化するため、高級ホテルの建設を後押しする考えを示しました。また、スノーリゾートの国際競争力を強化するために、全国10カ所程度の施設でゴンドラの大型化や高速化を進める考えも示しています。
視察先の熊本県益城町で記者団に、新たな経済対策に盛り込んだ融資制度を活用し、「外国人富裕層向けのスイートルームを多く備えた世界レベルのホテルを50カ所程度新設することを目指す」と述べています。
<菅>氏は、外国人富裕層向けのスイートルームを多く備えたホテルが日本では不足していると指摘。「ホテル整備に財政投融資を活用し、日本政策投資銀行による資金援助などを行う」と語っています。
政府は訪日外国人客を来年に4千万人、2030年に6千万人にする目標を掲げています。観光政策は<菅>氏の肝いりで進められており、外国人客は2013年に年間1千万人を超え、18年には3119万人にまで増えています。一方で、京都などの有名観光地では、観光客の急増が市民生活に悪影響をもたらす 「観光公害(オーバーツーリズム)」 の問題も浮上しているのが現状です。
なんだか今の日本にとって観光政策が需要な課題のような印象を受けてしまいますが、どの程度、高級ホテルの稼働率が見込まれるものか資料もなく、国を挙げての箱モノ行政に終わらなければいいのですが。
なんにもまして、外国人富裕層のために税金を使い、一般庶民が利用することもないスイートルーム建設、利権がらみの政策にしか見えません。
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