「ズワイガニ」初競り1杯300万円@浜坂漁港
11月
7日
新温泉町の浜坂漁港では、日本海から戻ってきた漁船がつぎつぎに「ズワイガニ」を水揚げし、大きさや形で細かく選別されたあと、正午に競りが始まりました。
このうち、最初に競りにかけられた重さ1.2キロのカニに対して香川県高松市の小売業者が、300万円で競り落としています。
浜坂漁業協同組合によりますと、浜坂漁港で水揚げされた「ズワイガニ」は平成27年の35万円が最も高い値段で、今回は、大きく上回りました。兵庫県の競りでこれまで最も高い価格は柴山港(兵庫県香美町)での平成29年と30年についた108万8880円で、全国でも去年、鳥取県の鳥取港の競りでついた 「伍輝星(いつきぼし)」ブランドの200万円 が最高でギネス記録でしたが、今回のカニは、それを大きく上回っています。
競り落とした小売業者の担当者は「四国でもズワイガニに注目が集まってい、てどうしても浜坂のカニが欲しかった。あす高松市でお客さんにお披露目して漁の解禁を祝いたいです」と話していました。
兵庫県の「ズワイガニ」漁は、来年3月20日まで行われ地元の漁協では、限られた海域でとれた重さが1.3キロ以上の特に形がよいものにことしから「浜坂がに光輝」というブランド名をつけて売り出すことにしています。