「珍記録」米MLB・野手によるセーブ@セーブ公式記録史上初
7月
27日
試合後の公式記録によれば、野手によるセーブは1969年にセーブが公式記録となって以降では史上初。また、先発出場した選手が挙げたセーブも史上初といいます。
6時間19分の試合は、両軍の点の取り合いとなり、7回にエンゼルスが逆転し、2点差としましたが、8回にオリオールズが同点。さらに9回に<マンシーニ>のソロで1点勝ち越しました。その裏、エ軍は<グッドウィン>のソロ本塁打で同点とし、延長戦に突入。互いに救援投手が踏ん張り、無失点でつなぎました。
延長15回にエ軍は翌日26日に先発する予定だった<キャニング>を投入。結果的に裏目となり、1イニング目に3失点。だが、エ軍は15回裏に押し出し四球とトラウトの2点適時二塁打で再び同点としました。
延長16回にオ軍は<ビラー>の2ランで3度目の勝ち越し。その裏、10番手として野手の<ウィルカーソン>が起用されました。野手登録の<ウィルカーソン>は自身メジャー3度目の登板。エ軍の<グッドウィン>、<カルフーン>、<プホルス>を3者凡退と押えています。野手としてメジャー初セーブを挙げ、シーソーゲームを締めくくりました。
なお、エ軍の<大谷翔平>は「3番・指名打者」で3戦ぶりの先発出場、自己最多の1試合8打席でしたが、3四球、5打数無安打、1三振で打率を2割9分4厘に下げています。