『#あちこちのすずさん~戦争中の暮らしの記憶~(仮)』@NHK総合
6月
19日
映画『この世界の片隅に』は、<こうの史代>氏の同名漫画(双葉社)が原作。戦時中の広島県呉市を舞台に、ある一家に嫁いだ少女「浦野すず」が戦禍の激しくなる中で懸命に生きていこうとする姿をとおして、市井の人々が経験した“等身大の戦争”を描いた作品です。
2016年11月12日に公開され、深い感動の輪が拡がり、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、仏・アヌシー国際アニメーション映画祭優秀作品賞など国内外で70以上の賞を受賞するなど大きな反響を呼びました。多くのファンと上映劇場の熱意に支えられ、公開から1日も途絶えることなく900日以上も日本全国どこかの劇場で上映が続けられました。
また、同映画を原型として新たに昭和20年の春の物語を盛り込むことで描き出す新作劇場アニメーション映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(監督:片渕須直)が、12月20日(金)公開予定となっています。