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- 「神戸ビーフ」の対米初輸出記念式典@和牛マスター食肉センター
近畿地方初の米国輸出用の牛肉処理施設となった兵庫県姫路市の「和牛マスター食肉センター」で15日、同センターで処理した同県産高級ブランド牛肉「神戸ビーフ」の対米初輸出記念式典が開かれました。県内で処理した神戸ビーフが、世界一の牛肉消費・生産国に本格輸出される門出を関係者らが祝っています。
同センターは5月、厚生労働省から対米輸出用処理施設に認可され、計八つの国・地域向けの処理が可能になっています。神戸ビーフの輸出は2012年から23の国・地域に出荷。米国も同年に始まっていますが、県内に認可施設がなく、鹿児島まで十数時間陸送し処理していました。
兵庫県内処理が可能となり、運送コストや長時間輸送による品質劣化の懸念が解消。処理量も増やすことができ、米国からの受注倍増を見込みます。毎月の輸出処理量は現在の約8トンから来年度には約80トンに増やす計画です。
同センターから米国に初輸出する「神戸ビーフ」は、10頭分のサーロインやリブロースなど約490キロ。米・ラスベガスのホテル向けに6月18日、関西空港を飛び立ちます。
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