青春小説「ライ麦畑でつかまえて」で世界的に知られる米作家、故<J・D・サリンジャー>(1919年1月1日~2010年1月27日)の遺族が未発表原稿の出版準備を進めているようです。詳細は明らかにされていませんが、分量が多く、出版は何年も先になりそうだといいます。2日付の英紙『ガーディアン』が伝えています。
<サリンジャー>は2010年に91歳で死去。寡作で知られ、1965年6月に『ニューヨーカー』に掲載した「ハプワース16、一九二四」が最後の作品でした。1951年の「ライ麦畑」は全世界で6500万部以上出版されたと言われ、現在でも毎年約50万部が売れているとされています。
「ハプワース16、一九二四」を発表以後、完全に沈黙、作家業から事実上引退しました。1967年に<クレア>と離婚、1972年に当時18歳だった<ジョイス・メイナード>と短期間同棲。1990年頃からは約50歳年下の看護婦と結婚生活を送っていたという。 晩年は一切作品を発表せず、公にも姿を見せない隠遁生活を送っただけに、未発表原稿に期待する人は多いと思います。
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