米メディアによりますと、ソウル音楽の「女王」と呼ばれた米歌手<アレサ・フランクリン>(1942年3月25日 ~)さんが16日、膵臓(すいぞう)がんのためミシガン州デトロイトの自宅で死去しました。76歳。
テネシー州メンフィス生まれ、デトロイト育ち。1961年にデビュー、67年、オーティス・レディングのカバー曲「リスペクト」で全米1位となり、一躍注目を浴びました。ゴスペルの影響が色濃い、パワフルな歌声を持ち味に、カバー曲でさえも独自の世界観に唄い上げました。グラミー賞を18回受賞し、87年には女性として初めて「ロックの殿堂」入りしたほか、米国の音楽誌「ローリング・ストーン」の「歴史上最も偉大なシンガー」に選ばれるなど、ジャンルを問わず米国を代表する歌手でした。代表曲に「ナチュラル・ウーマン」「小さな願い」など。
80年の映画「ブルース・ブラザース」にも食堂のおかみさん役で出演、圧倒的な声量で歌い踊り、観客に強い存在感を残しました。<ビル・クリントン>、<バラク・オバマ>両元大統領の就任式でも歌声を披露しました。
日本にも根強いファンは多かったとおもいますが、1982年に飛行機搭乗中に乱気流を経験して以降大の飛行機嫌いになり、来日公演が行われなかったのは残念なことです。
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