阪神タイガースは10日のロッテ戦に2ー3で敗れ、同率3位に後退しています。この日も打線が6安打2得点と精彩がありません。その貧打打開の起爆剤として、すでに海外から大筋合意の話が伝わる<エフレン・ナバーロ>内野手(32=カブス傘下3A)の加入が報道されています。
ここ最近の助っ人として昨年はパンダこと<ロジャース>が早々と消え去り、年俸3億4000万円で獲得した<ロサリオ>は、2軍落ちと成績はよくありません。
先発ピッチャーが2点。3点に抑えているのに対して打線の援護がないのは、観ていて歯がゆいタイガースの状態です。
野球メキシコ代表の公式ツイッターは10日(日本時間)の午前0時頃に「代表チームの<ナバーロ>が日本リーグの阪神と合意した」との内容を載せています。<ナバーロ>は2013、2017年にメキシコ代表としてWBCに2大会連続出場しています。同ツイッターは代表チーム選手の去就に敏感に反応し、いち早く報じたようです。
事実、<ナバーロ>は現地時間8日(日本時間9日)にカブス傘下3Aアイオワの出場選手登録を外れているようです。球団関係者の話を総合すると、すでに、この日までに身分照会の手続きにも入っているという。その手続きが完了次第、早ければ週明けにも、本格交渉のテーブルに着く見込みで、早い正式契約を目指すことになります。
3Aでは今季48試合に出場し、打率・310、4本塁打、29打点を記録している中距離砲。得点力不足に悩む阪神にとって、ポイントゲッターとなりうる存在になりそうです。もちろん、まだ見ぬ<ナバーロ>に期待するよりも、2軍調整中の<ロサリオ>の復調こそが「最大の補強」といえるのですが。とにかく、現状の貧打を打開するには、大きな起爆剤が必要なのは、いうまでもありません。
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