<郵便切手>(85)ツバキ「82円」
1月
6日
図案は切手デザイナー<中村ひとみ>が担当、オフセット5色刷りです。
この「ツバキ」の図案は4個の花が描かれていますが、2014(平成26)年11月6日に発行された「おもてなしの花シリーズ」の第2集では、1個の花の図案で発行されています。
「ツバキ」は、ツバキ科ツバキ属の常緑中高木で、光沢のある濃い緑の葉をもちます。名前の由来には諸説があり、厚みのある葉の意味で「あつば木」、つややかな葉の「艶葉木(つやばき)」、光沢のある葉の「光沢木(つやき)」、ほかにもまだありますが、花より葉の美しさが名前の由来とされる説が多いのもおもしろいところです。和名としてのツバキは野生種の「Camellia japonica」のことですが、一般的に本種を交配親にもつ園芸品種も単にツバキとして扱われることもあります。さらにツバキ属全体を指してツバキと呼ばれることもあるため、流通の現場では間違いを避けるため、ヤブツバキと呼ぶこともあります。
非常に品種の多い「ツバキ」ですが、切手の「ツバキ」は、 「カンツバキ」 ではないかなとみています。