神戸ご当地(591)復刻「旧オリエンタルホテルのビーフシチュー」
5月
29日
「オリエンタル・ビーフシチュー」は旧オリエンタルホテルで総料理長を務めた森光昭氏がレシピを残していた。コクの決め手に赤玉ワイン、トマトペースト、トマトピューレを使用して、レシピを忠実に再現する。牛肉は神戸ビーフの肩ロース(1人前80グラム)を使用する。付け合わせに小玉ねぎ、インゲン豆、ニンジン、フライドポテト、シャンピニオン(マッシュルーム)を付け合わせに使うのは当時と同じ。ナツメグとオールスパイスでエキゾチックに仕上げています。
旧オリエンタルホテルは古くから料理が評判で、欧米から神戸に訪れた外国人が同ホテルの食事を「本物の味」と評した例も多いという。95年の閉店まで神戸の洋食文化をけん引した。同ホテルで働いた料理人の多くは、95年7月に開業した神戸メリケンパークオリエンタルホテルへと移った。レシピを残した森氏も、神戸メリケンパークオリエンタルホテルの初代総料理長を務めた。
同ホテル内のラウンジ&ダイニング「ピア」で12月末までの期間限定。シチューの価格はサラダ、パン、コーヒーなどが付いて消費税、サービス料含み4000円。コースのメーンとしてビーフシチューを選ぶ場合は1200円の追加料金になる。みなとこうべ海上花火大会の開催日など提供しない日もある。