<郵便切手>(54)@2015国際文通週間(藤川)「130円」
5月
1日
「1ペニー」と「2ペンス」の2種類の切手が発行され、<ヴィクトリア女王>の肖像画が描かれた「1ペニー」切手は黒色でしたので「ペニー・ブラック」、「2ペンス」切手は青色でしたので「2ペンス・ブルー」と呼ばれ、切手収集家にとっては憧れの切手です。
手元に「ペニー・ブラック」があるわけもなく、縁がありそうな「国際文通週間にちなむ郵便切手」として2015年10月9日(金)に発行された4種類(70円・90円・110円・130円)のうち、額面「130円」の<歌川広重>の『東海道五拾三次之内・藤川』をアップさせていただきました。グラビア5色刷り、切手デザイナー<玉木明>の意匠です。
「藤川宿」は、『東海道五十三次』の37番目の宿で、現在の愛知県岡崎市藤川町あたりになり、国土交通省により1996(平成8)年、愛知県で唯一の「歴史国道」に指定されています。
ちなみに日本での最初に発行された切手は、1871(明治4)年4月20日の「竜文切手」で、(48文・100文・200文・500文)の4種類でした。翌年の1872年には「文」から「銭」に単位を変えて「竜銭切手」を発行、これは日本初の「目打(ミシン目)付切手」でした。