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- ファルコン昆虫記(614)ヨモギの葉の上に【ナナホシテントウ】(14)
神戸は昨夜から雨が降り続いていましたが、午前10時ごろに上がり、ようやく活動開始でしょうか、ヨモギノ葉の上に雨に濡れた【ナナホシテントウ】を見つけました。
幼虫・成虫とも 「アブラムシ」 や「カイガラムシ」など植物の害虫を食べてくれる益虫ですので、農業的に利用する実験が行われていますが、少しばかりかわいそうな気もしています。
蛹から羽化するときには周囲に空間がないと後翅が完全に開き切らないことを利用して、狭い筒状に中に「テントウムシ」の蛹を入れますと、後翅が折れ曲がった形になり、見た目は同じでも正常に飛べなくなります。
この「テントウムシ」を使いますと飛べませんので、移動することなく農作物に留まり、「アブラムシ」等の害虫を食べてくれるというわけです。
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