ファルコン昆虫記(613)手にとまる(7)【ウスグロツヅリガ】
6月
2日
黒っぽい翅と頭部が茶褐色(黄色)という特徴で、チョウ目(鱗翅目)メイガ科ツヅリガ亜科の【ウスグロツヅリガ】だと同定しました。
警戒しているのか触角を立てていますが、ツトガ科やメイガ科の蛾は、触角を横に倒して翅の上に乗せる姿を見せますので、同定するときの目安になります。
この蛾の幼虫は「ミツバチ」の巣を食べたり、幼虫や蛹の体液を吸ったりして成長するために、養蜂家にとっては「スムシ」と呼ぶ迷惑な害虫です。