ファルコン植物記(1091)暗赤紫色の葉【コルディリネ・マルーン】
3月
15日
リュウゼツラン科コルディリネ属の常緑低木~高木種で、東南アジア・オーストラリア・ニュージーランドに約20種の仲間が分布しています。
属名のコルディリネは、ギリシア語の「コルディレ(こん棒)」に由来し、棒状の根を持つことにちなんでいます。
一般的には本種の暗赤紫色よりも、緑葉種の「コルディネリ・テルミナリス(ターミナリス)」を多く見かけます。
この「コルディネリ・テルミナス」はハワイでは「ティー」と呼ばれ、神聖な木として玄関先に植えられ、また「レイ」や「フラのスカート」のほか、<ラウラウ>などの料理にも用いられています。