《“花見の先陣(桜)”❖2021/2/07❖》 今月の初め、硬い蕾だった早咲き“河津桜”が綺麗な花姿を見せていた。 同時に隣の寒緋桜は満開で園入り口を飾っていた。 植栽された木々だが森中に相応しい景観になってきた。 小さな古民家2軒ほどの場所だが、落ち着ける場所。 花の少ない季節だが、カジイチゴの葉や新芽が初々しい。 未だロウバイも咲いていた。
《“ふれあいの森で見つけた野草”❖2021/2/07❖》 ヒメオドリコソウ(姫踊り子草); 花形が、笠をかぶった踊り子の姿を思わせることから付いた名前。 関東一帯では、他地方に比べて多く見られる帰化植物。 葉が茎の先端になるほど紫色がかるのが特徴だろう。 ロゼットの姿で越冬、陽だまりで花を開くものも出始める。 この時期、葉の先端まで緑色なので ホトケノザ と間違いやすい。 白花( シロバナヒメオドリコソウ)のものをも見かける。 よく似た ホトケノザ の花は、茎が細長く上に立ち上がる。 茎は四角形で下向きの白毛が生え、茎は基部で分枝する。 茎は、しばしば紫色を帯び、下向きの白毛が生える。 葉は、三角状卵形、基部は心形で縁は規則的な円鋸歯(やや不規則)、 脈が深く花期に赤紫色を帯び有柄。葉裏は軟毛が密生し白く腺点がある。 苞は葉に似るが、基部が円形又は切形、有柄又は上部ではほぼ無柄。 花序はかなり密で咢は、筒状鐘形で軟毛がある。咢歯は5個。 花冠は、ピンク紫色で花冠の下唇は長さ2㎜前後である。 花冠筒部は萼より長く、基部近くに毛の輪をもち、雄しべ4個。花粉は橙色。 花柱は、先が2裂する。ホトケノザより花が小さく頭頂部にはあまりつかない。
《“ふれあいの森・東ヶ里緑地”❖2021/2/07❖》 昼間、結構強く雨が降っていて散歩に出掛けられず部屋整理をしていた。 片付けながら、又やってきた地震、自然災害を思うと言葉を持てないでいる。 東北・福島の皆さん、お見舞い申し上げます。 チョット関係している人々に連絡を取ると被害は全く無かった、と。 記憶の薄れ、前回の東北大震災が遠い感覚に成ってしまって。 自分も含めて脅威を忘れてはいかん、と痛感した。 * * * 気を取り直して、先週出会った猫ちゃんを思い出す。 泉の森とふれあいの森は隣同士。引地川の源泉は泉の森にある。 源泉からの流れは、ふれあいの森を通って下流へと向かう。ここは未だ小川だ。 河津桜が植林されているのは、川辺だが、川から50メートルほどの所に、 東ヶ里緑地と呼ばれる果樹園があり、のどかで憩いの場所そのもの。 そんな所を自由に散歩している猫たち。野良猫ではない。 道を挟んで自動車修理工場があり、そこで生活している猫たち。 昼間は、緑地のあちこちを自由に歩き回り、散策者と友達付き合い。 泉の森・ふれあいの森には野良猫もいるが、其々がそれなりの生活!! 森のあちこち、どんな動物がいるのか?調べていないが、猫は結構居る。 人との関係は良好と映る。散歩中の犬たちを気にしない猫達、可愛い。
《“ふれあいの森・河津桜”❖2021/2/07❖》 カワズザクラ(河津桜); 河津桜は、東伊豆河津川沿い3kmに約800本、町全体では8千本が植栽されている。 原種系オオシマザクラ、 イヌザクラ 、 ウワミズザクラ 等の多くには、実がつく。 が、交配作出された園芸品種は、染色体の事で実ができないものが多い。 大島桜と寒緋桜の自然交雑種と推定されている河津桜は、然と実がつく。 だが、河津桜の“さくらんぼ”は、食用にはならないと言われている。 河津桜のさくらんぼ、赤を通り越し黒くなるまで熟さないと柔らかくならない。 更に黒く熟した河津桜のさくらんぼ、酸味が強く甘みもないので食用に適さない。 早咲きの桜で花色も清楚なピンク色、見応えある樹木の一つのだが。。! 原木は河津町の飯田典延邸にあり、1950年頃に野生樹を移植したとある。 幹は暗灰色、横長の皮目があり、葉は互生、倒卵状楕円形、葉縁には鋸歯がある。 葉は両面とも無毛で葉柄も無毛。蜜腺は葉柄の上部につく。葉より先に開花。 花期は長く、花が残っているうちに葉が出てくる。花は大きく直径約3㎝くらいになる。 淡紅色で花弁の先端に切れ込みがある。萼筒は長鐘形で萼片は披針形。 * * * * * 今では河津桜として定着しているが、南伊豆町青野川周辺が原木の場所ではないか。 紫陽花探訪の途で聞いた話だが、河津桜ではなく、下賀茂桜が妥当とおもった。 河津桜の樹木名、名称に違和感を持つ。
《“園芸種(2)”ラベンダーセージ❖2021/2/07❖》 ラベンダーセージ(ラベンダーセージ); ラベンダー の花に似るというのでついた名前。 サルビア・インディゴスパイヤーを日本ではラベンダーセージと呼んでいる。 藍色の(インディゴ)花が、天に向かって伸びている(スパイヤー)姿を表す。 この植物は、米カルフォルニアのハンティングトン植物園で1970年代に発見された。 “ミツバチによるハイブリッド種で、花姿から “Indigo Spires(=藍色のせん塔)”と名付く。 ブルーサルビア(Salvia farinacea)とサルビア・ロンギスピカタ(Salvia longispicata)、 この花の交配種が “Indigo Spiresといわれている。 英名は Indigo spires sage、園芸店では、ラベンダーセージ(Lavender Sage)で流通。 草丈は、50~150cm。支柱を立て風対策をする。 春先に剪定し草丈を低くして花を咲かせることが出来る。 さし芽で殖やす。10月頃に剪定をかねて切った枝をさし芽する。
《“園芸種ヘレボルス・ニゲル”❖2021/2/07❖》 ヘレボルス・ニゲル(クリスマスローズ); ヘレボルス( Helleborus)はクリスマスローズ属(Helleborus)の植物の総称。 花弁に見えるものが萼片で緑色~白色~ピンク色~紫色。1ヶ月以上も花が残る。 花弁は蜜腺に変化し小さく緑色、黄色、紫色等がある。雄蕊は多数。 日本では、園芸品種をクリスマスローズと表記するのが大方一般的だろう。 英語でChristmas rose、とか Lenten roseと言われる。でも日本には自生種はない。 和名は、4種類みえる。①クリスマスローズ(ヘレボルス・ニゲル)Helleborus niger、 ②ハルザキクリスマスローズ Helleborus orientalis(Lenten rose)、 ③コダチクリスマスローズHelleborus foetidus、 ④アサギフユボタンHelleborus viridisっと4種ある。 常緑多年草で木質の暗色の根茎がある。葉は、掌状複葉で小葉は7~9個。 革質、ややワックス状、濃緑色で滑らかな縁でほとんど歯がない。 花茎は、肉質で淡緑色又は紫色の斑点があり、花を1個(稀に数個)上向きにつける。 萼片は5個で杯形~平開し星形。花色は白色~緑色、蕾や萼片の裏はピンク色。 雄蕊は多数で黄色。花粉は平滑。心皮は5~8個。花期は1~3月(高山地では6月)。
《“建国記念の日に”❖2021/2/11❖》 建国記念日に“の”が入っている理由「建国をしのび、国を愛する心を養う」日という事。 国民の祝日に関する法律(平成29年6月16日公布)による。建国を祝う日(2月11日)。 「日本書記」にある日本初代天皇(神武天皇)の即位の日(紀元節)」と呼ばれていた。 言葉・表現の経緯は別として、言葉の定義ってとてつもなく難しいと感じる。 そんな日に東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞意する報道が流れた。 女性蔑視ととれる発言で物議を醸していた由。その内容を読んでみた。 確かに発言に問題があったと思うが、一般的に言われる“女性蔑視”とは思えない。 むしろ最近の”言葉を切り取った印象操作、それを政治利用”社会風潮に危惧感をもつ。 スポーツが、政治・経済人にうまく利用されている。本質が何処かに飛んでしまっている。 国民の意思って、よく聞く言葉だが、印象操作としか観えない(個人感)。 ここにきて、改めて思うのは、スポーツ(オリンピック)の開催季節問題。 過酷な真夏になぜ開催されるのか??更に人権とかジェンダー問題がきになる。 東京都の小池百合子知事って、何様って感じる。凡人には、理解できない。 「令和参年(皇紀2681年)2月11日」
《“引地川源泉付近❖2021/2/7❖》 ソシンロウバイ(素心蝋梅); 蝋梅の名前はこの半透明で蝋細工のような花びらから。 茎にはスポンジ状の白い芯があり、これが「素心」の名前の由来 ロウバイの園芸品種。内側の花被片が赤色を帯びない。 ロウバイは花がやや小さく、内側の花被片は赤色を帯びる。 花は強い芳香がある、ロウバイと違い、花の内側も黄色。
《“背高泡立草・芒”引地川源泉付近❖2021/2/8❖》 活字とPCと、にらめっこしていると目の疲れを痛感する。 歳ゆえか!?! でも散歩は有益って思い歩るくのだ。 歩いていると心に響く光景と出会い、息を呑む。 植物は、終焉を迎え枯れ落ちる時でも存在感がある。 国内外の事象を思うと、人間の行動はよくわからない。 人権って・・・日本にいると人種・宗教・政治に無自覚?? 余りにも日本は、安全且つ自由な国なのか。。。わからん。
《“可愛い草(2)”❖2021/2/6❖》 オランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草); 在来種の ミミナグサ と違い、ヨーロッパ原産の帰化植物。 どこでも見れるおなじみの野草。 ハコベやウシハコベ の花と良く似る。 日当たりの良い場所で良く見られる。全体に毛が多く、茎の上部に腺毛が多い。 葉は、対生し葉の両面に毛が密生する。花弁は、白色5個で、先が2裂する。 萼片は、花弁とほぼ同長、腺毛が密生して粘る。 小梗(花につく柄)は、萼より短く花が密集する。 在来種のミミナグサは、小梗が萼より長く花が垂れ下がり、萼片は花弁と殆ど同長。 園芸品種のセイヨウミミナグサは、葉幅が細く花も大きく花弁が萼片の1.5~2.5倍。