ヘレボルス・ニゲル(クリスマスローズ);
ヘレボルス( Helleborus)はクリスマスローズ属(Helleborus)の植物の総称。
花弁に見えるものが萼片で緑色~白色~ピンク色~紫色。1ヶ月以上も花が残る。
花弁は蜜腺に変化し小さく緑色、黄色、紫色等がある。雄蕊は多数。
日本では、園芸品種をクリスマスローズと表記するのが大方一般的だろう。
英語でChristmas rose、とか Lenten roseと言われる。でも日本には自生種はない。
和名は、4種類みえる。①クリスマスローズ(ヘレボルス・ニゲル)Helleborus niger、
②ハルザキクリスマスローズ Helleborus orientalis(Lenten rose)、
③コダチクリスマスローズHelleborus foetidus、
④アサギフユボタンHelleborus viridisっと4種ある。
常緑多年草で木質の暗色の根茎がある。葉は、掌状複葉で小葉は7~9個。
革質、ややワックス状、濃緑色で滑らかな縁でほとんど歯がない。
花茎は、肉質で淡緑色又は紫色の斑点があり、花を1個(稀に数個)上向きにつける。
萼片は5個で杯形~平開し星形。花色は白色~緑色、蕾や萼片の裏はピンク色。
雄蕊は多数で黄色。花粉は平滑。心皮は5~8個。花期は1~3月(高山地では6月)。