“茨ある花”《襍感・/・点描18-68》

バラ(薔薇) バラ科(Rosaceae)
学名:Rosa sp.
小さな池に睡蓮も咲いていた。

《時節感慨・・呟記・・“晩秋・・美しいものには棘がある!!”》
棘あるバラ(薔薇)は、バラ属の総称で品種改良された園芸種をさす。
世界には古代より作り出された品種が2万種を超えると言われる。
薔薇に関しては、様々な書籍、資料等で紹介されているので言うに及ばない。
モダンローズ、オールドローズ、ワイルドローズと大きく三つに分類されよう。
分類は確立していないが、樹形、木立性、半つる性、つる性でも分類される。
*       *         *
神奈川県平塚市に「花菜ガーデン」という植物公園が8年ほど前に開園した。
ここは、植物・・・バラの花に特化した園芸植物園と言っても過言ではないだろう。
自分的には、すぐ近くにあるJA「あさつゆ広場」に行くのが楽しみの一つでもある。
昨年ブログルで記したが、神奈川初の最上級米を入手出来るところだ。
今年も花菜ガーデンが目的ではなく米を入手に出掛けた。ついでに・・・!
「花菜ガーデン」は、若い植物公園。漸く多様な野の花が見られる様になった。
行く度に地表が野生化していくようで楽しみにでかけている。
今年の秋咲き薔薇も盛りが過ぎた頃、眺めによった。香り在る薔薇、優美だ。



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“里山に見る白い花”《襍感・/・点描18-67》

フサザキズイセン(房咲き水仙) ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
学名:Narcissus tazetta L. var. tazetta.
別名: シロフサズイセン(白房水仙)、ペーパーホワイト

《時節感慨・・呟記・・“初冬を感じさせる華”》
フサザキズイセン(房咲き水仙);
一本の茎に多数の花をつける。日本に帰化したニホンズイセンと呼ばれスイセンの原種にあたる。
交配親の特徴を持つ品種で、香りの良いスイセンで地植えで栽培される強健な品種で寒咲き種。
一般的にスイセンといえば、このフサザキスイセンを指すほどの水仙の代表種である。
暖地の海岸近くに野生化している。イギリス王立園芸協会の分類ではタゼッタ水仙と称している。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名。学名の tazetta は「小さいコーヒー茶碗」を意味する。
フサザキスイセンは、茎先に白い花を房状に付け、副花冠は小さな杯状でここも白い。
根際から生える葉は平らな線形で、時計回りにねじれる。ニホンズイセンは、副花冠が黄色。
樹々が、紅葉・黄葉し始める事を宣伝するように今頃、咲き始める。可愛い花である。

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“天高く聳える!!”《襍感・/・画録‘18-4》


《時節感慨・・呟記・・“出先で見た光景”》
先月の半ば、会合の前に案内して頂いた場所が画像の「三島スカイウォーク」である。
歩行者専用の吊橋、日本最長、全長400mの「箱根西麓・三島大吊橋」として3年ほど前に開場される。
静岡県三島市笹原新田に位置する所で、富士山や駿河湾・伊豆の山並みなどが一望できる。
箱根で会合を持ち始めて10年余り、箱根から伊豆半島の何処かで2~3ヵ月間隔で持ってきた。
引退した団塊世代の集まりだが、健康・脳の活性化ということで集まりの意義は大きい^^)。
今年は、湯河原~熱海を会合の場に。箱根は、単に温泉と食事、少々マンネリ化してきたから。
湯河原~熱海には、面白い植物が観られる。勝手に誘導して散策を計画してもらった。
今回は、熱海に行く前に箱根新道を通って箱根峠ICから車で約10分に位置する「三島スカイウォーク」に。
この「三島スカイウォーク」、知らなかった。歩いてみて驚いた。現代の橋梁工法に!!
日本国内外を問わず最近の状況は知らないが、三島スカイウォークほど快適に歩いた吊橋はない。
全くと言ってよいほどに“横揺れ・上下揺れ”が感じられなかった。当日、風は吹いていなかったが。
快適なスカイウォークだった。その後の会合も温泉も実に気分が良かった。

*     *     *     *     *     *    *

法律を、外交を、国際法を、少々学んだだけだが僕にとって信じられない判決が隣国であった。
韓国での徴用工訴訟 である。韓国最高裁が日本企業に賠償を命じる確定判決を出した。
歴史的事実に乖離してるではないか?? 過去の日本と韓国の2国間協定が無に帰している。
国際法や外交ルールって何!!って呆れるばかりだが、日本の報道機関は、大きく取り上げない。
一個人のつたないブログで語ることではないだろうが、あまりの酷さに、記したい。
二国間で解決した問題が、個人の問題として置き換えられている。
協定締結当時、韓国の国家予算の約1・6倍に相当するする金額。。。!!
日本が供与した5億ドルがどれ程であったか分ろうものだ。当時の韓国政府が国民に分けなかった。
只々、韓国国内の対応問題だけで、日本に非はない。韓国の不都合な真実が露見しただけの事だ。
おまけに韓国の専門家の意見が、酷すぎて言葉を失った。
韓国紙・朝鮮日報日本語版の10月31日の記事を日本でしっかりと報道すべきだ。
請求権協定の専門家、李元徳(イ・ウォンドク)・国民大教授のインタビュー記事のことである。
「植民(地)支配の不法性と法的責任を認めた世界で初めての事例だ」。
こんな「国際法に照らせばあり得ない判断」を図々しく語っている事を日本人は、認識すべきだ。
半世紀以上も前に互いに納得し示談を成立させた。それを今になって「もっとカネをよこせ」!?!
と言ってるに等しい。昨今の韓国の主張が赤子の駄々子振り(赤子に失礼だが)に言葉を持てない。
韓国大法院(最高裁)の判断は、国際社会の中でまかり通ってはいけない。
国際司法裁判所(ICJ)への提訴は、必要不可欠だろう。
戦後、日本はおとなしすぎた。正々堂々自己主張すべきだ。それが、国益と思って止まない。
この70年余り日本は、真っ当に外国と勝負してきた。隣国の無作法を無視してはいけないだろう。

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“文化の日に想う花!?!”《襍感・/・点描18-66》

コウヤボウキ(高野箒) キク科(Asteraceae/Compositae)
学名:Pertya scandens (Thunb.) Sch.Bip.
http://hashimoto-news.com/news/2015/09/29/31110/高野山麓・橋本新聞より拝借
高野山に近い花園村(現かつらぎ町)に坪井徳夫(つぼい・とくお)さんという箒作りの名人がいて、
2012(平成24)ごろまで作られ、高野山の寺院に奉納されるなどしていましたが、
残念ながらその名人が亡くなり、後継者もいなくて、途絶えてしまいました。

コウヤボウキ(高野箒);高野山で枝を束ねて箒としたのが名前の由来。
秋も深まり、やや肌寒く感じる頃になると咲き出すのが コウヤボウキ(高野箒)。
茎(枝)は、灰褐色で細くしなやか、短い毛が生える。高さ1m程の落葉小低木。
本年枝には長さ3㎝前後の卵形の葉が互生し、前年枝には節ごとに細長い葉を数個ずつ束生する。
秋、本年枝の先端に直径1~2cmほどの白い頭花を1個ずつ付ける。
花は、小さな筒状花が10個ほど集まったもので、筒状花は深く5裂し、裂片は反り返る。
コウヤボウキの花、種が散った後、タンポポのような綿毛をつけた種が残る。
さらに綿毛が飛び散ると、残ったガクがドライフラワーのように見える。
カシワバハグマ、オクモミジハグマ等の花(草本)と良く似るが、こちらは木の仲間。
似た花のナガバノコウヤボウキは2年枝に花がつく。コウヤボウキは、日本固有種。
*      *      *
研究者ノート(筑波大;八田洋章)
「草か木か分からないようなキク科の落葉小低木です。
茎は細くて長く、弓なりに曲がり、根元から多数が叢生します。
1年目に伸びた枝には卵形の葉が互生し、先端に花序を付けます。
2年目には短枝に披針形の葉が3~5枚束生するだけで花を付けることはありません。
多くの場合、その冬には軸ごと枯死し、新しい茎と入れ替わります。 
一つの花序に花が10~15個付き、筒状花の先は5裂し、くるくるとカールしている。
近似種のナガバノコウヤボウキは、本種と逆に1年目枝は栄養枝だけで、
2年目に短枝の先に花序を付ける。

《時節感慨・・呟記・・“里山にて想う花”》
昔、高野山で弘法大師は、敷地内に人心を迷わすものを植える事を禁じていた。
果樹や竹等である。それ故、高野山では竹箒ではなく長くて細い枝の植物で箒を作った。
「人心を惑わせる」とは、竹は筍がとれ、竹を加工して篭、花器なども作れてしまう。
それらで利益を得ることが出来る。それが修業にさしつかえると弘法大師は考えた由。
コウヤボウキ(高野箒)は、別名タマボウキといい、花言葉は働き者。
高野箒名の由来には、諸説ある。「霊場高野山の植物・動物」入門(亀岡弘昭著)によると、
高野山にはコウヤボウキのほかにコウヤマキ、コウヤミズキ、コウヤワラビなど、
コウヤと名のつく植物が19種あると書いてある。
名の由来は、高野山の参道の先に大毒蛇がいて、若い参詣人に襲いかかり、呑み込んでしまう。
お大師様は大層嘆かれ、御廟からお出ましになり竹箒で封じ込め、
以後竹箒のかわりにクロモジやコウヤボウキの細枝を使って箒を作るようになったとか。、
箒は、コウヤボウキが冬に葉を落とした茎を根元から刈り採って作るが、
部屋や玄関、縁側、軒下などを掃くのに適しているようでもある。
*      *      *      *      *
今日は、文化の日。伝統とか文化は、継承されてこそ重みが増す。
たまさか偶然だが、眼の前に見ゆる花に一抹の寂しさを感じたことがあった(上画像文面)。
継承者がいない!?! 実に寂しいことだ。しかし今のネット情報に光明を見る。
而してアニメの世界にも真理を見る思いがする。
その一方、ハロウイーンの渋谷での乱痴気騒ぎを聞くと、泰平だ、ッて思うし、情けない。
憲法問題・拉致被害者救出問題等々、他人事のように真摯に議論しない知識人。
これ又、問題だが・・・非文化的は、教育の場に、、、初等教育の場にも存在する事だ。
偏向的に偏った指導、70年も過ぎると、もはや神格かして恐れ多くて触れもしなくなる。
時は流れ、国際環境、社会事情も変化してる。法の矛盾点は、是正してしかるべきだ。
「法治国家」と軽々しく言ってほしくない。



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“静かなる「吉祥」!?!”《襍感・/・点描18-64》

キチジョウソウ(吉祥草) キジカクシ科(Asparagaceae)
(キジカクシ科は旧分類のユリ科から分割された。)
学名:Reineckea carnea (Andr.) Kunth.
別名:キチジョウラン(吉祥蘭)、カンノンソウ(観音草)
「2018/10/23泉の森」

キチジョウラン(吉祥蘭);
和名は、花が中々咲かず、而して咲く時は、良き事(吉事)があるに由来する。
実際には、毎年秋に開花する。が、生い茂った葉に隠れ見えづらく目に付かない。
地下茎は、よく発達し長く這い所々に多数の根を出し、葉と花茎をだす。
葉は、広線形で柔らかく、両面無毛、深緑色で先はとがり3~5本の脈が目立つ。
花茎は、葉よりかなり短い。淡紅紫色の花が穂状に多数つく(雄蕊が目立つ)。
花には、花弁が6枚あり、やや肉厚で1cm程度の姿で強くそり返る(筒部は長さ4~6㎜)。
日本固有の在来種。関東地方以西、四国、九州で野生している。

《時節感慨・・呟記・・“里山に静かに自生している花”》
身近な里山にひっそりと今年も吉祥草の姿が見えた。
束生する葉陰の地際に高さ10cm位の花穂を立てて咲いている。
人を寄せ付けない場所、更に目立たない花穂を如何に写すか技量を試されているようだ。

この花の花言葉、「吉事」 「よろこび」 「祝福」 「祝意」だそうだ。
折しも今年の文化勲章・文化功労者の受賞者名が発表された。おめでたい事なのだが!?!
選び方等々を詳しく知りたいものだ。イマイチ分からない。

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“今年も出会えなかった花”《襍感・/・点描18-63》

オヤマボクチ(雄山火口) キク科(Asteraceae /Compositae)
学名:Synurus pungens (Franch. et Sav.) Kitam.
Synurus deltoides (Aiton) Nakai
Serratula atriplicifolia (Trevisan) Bentham et Hooker var. incisolobata Miyabe
引いた画像がない(大きさが分からない)。
花だけ見ればアザミそのものだ。

オヤマボクチ(雄山火口);
なんとも変わった名前。ボクチ(火口)とは火打ち石から出る火花を移しとる綿毛のこと。
この葉っぱの裏にある綿毛が、火打ちに使われる。秋口になるとあざみのような花を付ける。
ゴボウに良く似た大きな葉、アザミの仲間には見えない。が、富士薊の花に似て同属とわかる。
花も穂も同じような濃い黒紫色で、どこからが花なのか判らない。大きさは7~8cmもある。
オヤマボクチは本州東部以北、ヤマボクチは本州西部以南に分布し、愛知県は境界にあたる。
ヤマボクチは、キクバヤマボクチの葉に切れ込みがないもので浅鋸歯縁で生育数が少ない。
両者の差は、高さ、葉の形と大きさと厚さ、総苞のクモ毛の量、頭花の大きさにある。
しかしながら、生育環境により色々で葉の大きさや形だけで判別することは難しい。
オヤマボクチの茎は直立して分枝し、白色の綿毛がある。
葉は互生し下部の葉は、長さ15~35㎝の卵状長楕円形で鋸歯縁(深いもの浅いものと色々)がある。
基部は心形、葉柄は長く基部に狭い翼がある。葉裏には、白色の毛がフェルト状に密生する。
茎上部の葉は、小形で短柄。上部で分枝した枝先に頭花をつける。
頭花は下向きに咲き総苞は球鐘形、くも毛があり開花すると全体が紫色~紫褐色になってくる。
総苞片は、下部が線状披針形、先が刺状、外片~中片の先が開出し、花後にさらに次第に開く。
小花は花冠が紫色~赤紫色、総て筒状花。葯は暗紫褐色、後にすぐに退色して淡褐色になる。
小花は外側から咲き、外側の小花から退色する。花柱は桃色、柱頭も桃色で先が2裂、花粉は白色。
根は漬物に、また若葉を草餅に用いる地方もある。
同属の花にハバヤマボクチ(本州・福島県以西、四国、九州に分布)、
ヤマボクチ、本州(愛知県以西)、四国、九州、朝鮮に分布、等がある。
何れの花も茎高が、1~1.5mと大型の植物で葉も約30cm位になる。
ハバヤマボクチの葉は、正三角形に近く何とも奇妙に映る面白い花である。
アザミのようでアザミではないオヤマボクチ、名札がないとわからないが近くで見ると余りにもでかい。
低地では、9~10月上旬にダイモンジソウやリンドウなどと同時期に見れる。
このオヤマボクチは、山間部の薄暗い所で見れるが少々、薄気味悪く月明かりの下では出会いたくない?

《時節感慨・・呟記・・“幽霊のような奇っ怪な花!?!”》
両親の資料に、神奈川県では、足柄山の登山道で観られるとあった「オヤマボクチ(雄山火口)」。
言わずと知れた箱根の外輪山。登山者のみが見れるような静かな場所に生育しているようだ。
神奈川県内の林道と呼ばれている所は、殆どが舗装化されている。
一般道として解放されている所もあるが、林業等の関係者しか通れない場所も多い。
そんな閉鎖されている所の一つが、2019年内に一般道として整備され開通するらしい。
「南箱道路」とよぶらしい。開通すると都心から箱根仙石原への利便性は計り知れない。
南箱道路は、南足柄市矢倉沢と箱根町仙石原を結ぶ林道で全長約10.9km。
東名高速道路を使えば、仙石原(箱根全体)迄の交通の便は、飛躍的によくなる。
だが、自然との共存共栄を考えるものからすると一抹の不安もある。
公道として整備されると、最初に植物への悪影響が出てくるのではないか、ということだ。
希少植物もさることながら、生態系を極力保全維持できるように配慮して欲しい。
こんな事を思っている爺だが、深山の奥懐へ行きやすくなる、と期待もしている。
身勝手な己の思考、どうしよう?? この先、カメラ機材も増えそうだし!?!

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“庭に根付いた小さな木”《襍感・/・点描18-62》

1本の幹から枝分かれしているのだが2種類の花が咲いている!?!

《時節感慨・・呟記・・“奮闘してる園芸種の花!?!”》
両親が手入れしていた園芸種を野生化させるべく庭を野放図にして5年あまりになる。
今や世間的には、雑草と呼ばれている野草が次々と顔を出すようになった。
温室の鉢植えされた樹や草花は、殆どを知人等に資料として引き受けて頂いた。
でもどなたも引き取ってくださらなかった“ミニバラ”を庭に地植えしてみたら!!
健気に息づいてくれている。年に数度、小さな花を見せ、昔を思い出させてくれる。
温室でぬくぬくと保護されていたものが、力強く自立したって魅せてくれてるようだ。
観て楽しむ花ではなく、強く逞しい姿、園芸種といえども野生の如くつよさを増してきた。

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“旅先で見たかった花”《襍感・/・点描‘18-61》

アズマヤマアザミ(東山薊) キク科(Asteraceae)
学名:Cirsium microspicatum Nakai
花色は、個体によって微妙に異なっていた!?!

アズマヤマアザミ(東山薊);
山地の沢沿いの林の縁や林内に生える多年草(複数年のあいだ育成する植物)。
九州や四国に分布するヤマアザミに対し、関東地方に多いことからその名が付いた。
三河地方のものは葉が浅裂~中裂のものが多く茎や葉裏に白色の軟毛がある。
茎は、直立~斜上し下部で枝分かれが少なく中部以上で分枝、枝は上向きに鋭角的に伸びる。
根生葉は花期にはない。茎葉は、楕円形~広倒卵形、先が鋭く尖り、長い刺がある。
葉の基部は茎を抱かない。
花は、小さな花が密生する頭花(筒状の小さな花が密生していて一つの花に見える)。
茎の先に1~3個上向きにつく。花の下に筒状の総苞(花を包むつぼみのような部分)がつく。
花が枝先に単生するものもあり、下向きに咲くものも見られる。在来種(日本固有種)である。
同種にネバリアズマヤマアザミがあり東北、北陸、近畿地方に分布し、総苞が著しく粘る。
更には、スズカアザミが三河地方で普通に見られる。
草丈が低く、頭花はよく分枝し枝先に点頭、総苞が筒形~鐘形、クモ毛が少なく腺体があって粘る。 
基準産地は、静岡県・伊豆、湯ヶ島に良く観られた(最近の状況はわからない)。
常緑樹林や夏緑樹林の林縁に生え,山麓部で大群落が見られる。また、他の種と交雑しやすい。
「2018・10・15泉の森」

*     *     *     *     *

《時節感慨・・呟記・・“今年も探しに行けなかった!?!”》
親の残した資料・記録を基に散策を続けているが、伊豆半島は、残存してる花が多い。
アズマヤマアザミもその一つである。そんな花を今年も探すことが出来なかった。
所が、身近な里山にもあることがわかった。見過していた。
注意深く観て回らねばって反省する。まずは、足元をしっかりと観なければ!?!
今回、伊豆半島へ行く所要があって、下調べしていたから気付いたのであった。




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“Leicaと言うカメラ!!”《襍感・/・画録‘18-3》

https://www.nokishita-camera.com/2018/10/m10-d.html
軒下デジカメ情報局より転載

《時節感慨・・呟記・・ライカM10-Dの外観??》
僕ごときでは、語れない程の高貴な“ライカ”というカメラ。
新しい機種が出ると、噂されている“ライカM10-D”。
最新のリンク画像が、出てきた(真偽の程は??だが)。
日本製カメラとは、ちょっと感覚が違うようだ。
リンク画像では、ライカM-D同様に背面に液晶モニタがない。
驚いたのは、フイルムカメラ時代の巻き上げレバーがある??
このレバーでシャッターチャージを行うのか?って予測されてる!!
“Leica”ブランドは、やっぱり独自性・創造性に優れてる。
かつての外観が色濃く継承されている。
使ってみたいが、恐れ多いほど、而して高価過ぎて手が届かない。
我が先輩は、フィルムカメラ時代からライカ一筋。
又々、見せてもらえるか??楽しみだm(._.)m(^з^)。
しかしながらリンク画像が本物か否か??
記念に画像を残しておきたい^^)。

#記録

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“伊豆半島の植物探し!?!”《襍感・/・点描‘18-60》

イズカニコウモリ (伊豆蟹蝙蝠) キク科:(Asteraceae/Compositae)
学名:Cacalia amagiensis

イズカニコウモリ (伊豆蟹蝙蝠);
イズカニコウモリは、伊豆半島、主に天城山脈で見られる固有種。山地の林下などに生える多年草。
カニコウモリは亜高山帯でふつうに見られるが、イズカニコウモリは低地の林床に群生している。
系統的にイズカニコウモリは、カニコウモリよりもヤマタイミンガサに近異様である。
茎高は、40~60cm。葉は普通2枚(カニコウモリは3枚)でフキの様な葉で大きく丸みがある。
頭上花は、蟹蝙蝠と異り直立、円錐花序で多数付く。小花は4~5個、白色。総苞片は5個。
花期は9~10月。天城山の与一坂周辺、猫越峠峠や万三郎岳、伊東市八幡野で観られる。

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《時節感慨・・呟記・・“今年も探しに行けなかった!?!”》
朝晩の寒暖の差が大きいと感じる今日この頃だが、昼間の散策には、程よい気候だ。
毎年、今年こそは探したい、と思う花々があるが、タイミングが合わず時間が取れない。
今年こそとおもっていたが、近くまで行けたのだが時間的に辿りつけなかった。
唯、地元??の方だと思うがブログに書かれておられるので、来年こそは拝みに参りたい。



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