《 雅羅・/・〝紛らわしい花〟❖ ’24-181 ❖ 》

ホタルブクロ(蛍袋) キキョウ科(Campanulaceae)
学名:Campanula punctata Lam. var. punctata

蛍袋(山蛍袋ではない)が見える近くを注意深く探すと!?!
不思議にも銀竜草がいる不思議な場所。

〚 〝里山緑地に見える似た花〟泉の森あちこち2024/6/22  〛
ホタルブクロ(蛍袋);6月草花Ⅵ
林縁部や草地に生える多年草。袋状(釣鐘形)の花を垂らす。
我が子と、この花の中にホタルを入れて遊んだことがあった。
鎌倉の広町の端にホタルが見れる所がある。
昔、高校教諭で自然保護教育者の金田平先生が生徒達と創った場所。
毎年、蛍鑑賞に出かける時、近間の蛍袋に蛍を入れて楽しんだ。
子供たちに、叢で光るものを見た時は、注意が必要とも教えた。
ヘビの眼であることがあるからだ。それ程、鎌倉は自然豊かな場所だった。
蛍袋を見ると、金田平先生や鎌倉の自然保護に尽力された安田三郎先生を思い出す。
お二方や、酒井恒先生のお教えを次代に伝えなければ、と思う日々である。

蛍袋、晩夏に咲く釣鐘人参に似るが、蛍袋の方が大きい。
蛍袋の花色は主に白っぽい薄紫色だが、赤みが強い紫蛍袋もある。
蛍袋の変種に山蛍袋もある。両者の違いは、萼片と萼片の間の形状のみ。
蛍袋の萼片と萼片の間には、付属片と呼ばれる、反り返った萼片がある。
めくれ返った付属片がなく、膨らみがあるだけがならヤマホタルブクロ。
昨今は、両者の中間的な性質を持つ交雑種と思えるものもある。

蛍袋の茎には粗い毛が生え、直立し全体に毛が多い。
茎葉は互生、長さ5~8㎝×幅1.5~4㎝の三角状卵形で先は尖り基部は茎を抱く。
下部の葉には翼のある葉柄がある。
根生葉は基部が心形、長い葉柄があり、花茎が出ると花期に枯れる。
花は穂状に数個、下向きにつく。花冠は長さ3~6.5㎝、釣鐘形。
先が浅く5裂し、赤紫色又は白色、内面に斑点があり、長毛が密生する。
雄蕊5個。雄蕊先熟、蕾の中で花粉を出す。
雌蕊の花柱に花粉をつけて開花し、開花後に柱頭を開く。
萼は5裂し、萼片は狭い長三角形。
萼片の間の湾入部分に反り返った付属体があり、縁に毛が多い。
変種の山蛍袋は、萼に毛がなく萼片の付属体がなく湾入部分が膨らむだけ。

「令和陸年(皇紀2684年)6月29日、記」
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