《 緑・気・浴(35)“2020彼岸の頃”❖20-86❖》

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ヒガンバナ(彼岸花)    ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
学名:Lycoris radiata (L'Her.) Herb.
別名: マンジュシャゲ(曼珠沙華)
シロバナヒガンバナ(白花彼岸花)   ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
学名:Lycoris x albiflora Koidz.
別名:シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)
アレチウリ(荒れ地瓜)         ウリ科(Cucurbitaceae)
学名:Sicyos angulatus L.
ノアサガオ(野朝顔)        ヒルガオ科 (Convolvulaceae)
学名:Ipomoea indica (Burm.) Merr.
別名: リュウキュウアサガオ(琉球朝顔)、シュッコンサガオ(宿根アサガオ)
ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)       ナス科(Solanaceae)
学名:Solanum lyratum Thunb.
マメアサガオ(豆朝顔)       ヒルガオ科(Convolvulaceae)
学名:Ipomoea lacunosa L.
別名: ヒラミホシアサガオ
マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)    ヒルガオ科(Convolvulaceae)
学名:Quamoclit coccinea Moench.
Ipomoea coccinea L.
別名: ツタノハルコウ(蔦葉縷紅)
シロバナツリガネニンジン(白花釣り鐘人参)  キキョウ科(Campanulaceae)
学名:Adenophora triphylla var. japonica f. albiflora
ツユクサ(露草)    ツユクサ科(Commelinaceae)
学名:Commelina communis
別名: ボウシバナ、アオバナ、ツキクサ(着草)


《“里山の植物”❖2020/09/20❖》
『植物観察考』
ヒガンバナ;
鱗茎(球根)に有毒な成分を含むが、古くより飢饉時に毒抜きし食されて来た。
花粉が不揃いで不稔、種子は稀に出来るが発芽しない由。
古い文献、温故知新書に「曼殊沙華」、訓蒙図譜には「しびとばな」とある。
鱗茎は、類球形。葉は、花後に出て暗緑色~灰緑色。狭舌形で先は鈍形。
種子をつくらない代わりに、土の中で球根をつくって株分けして繁殖する。
花茎は、長さ40㎝前後。散形花序は花が5個程度つく。総苞は2個で披針形。
花被(外花被片3、内花被片3)は、明るい赤色(朱赤色)、筒部は緑色。
花被の裂片は強く反り返り狭い倒披針形で縁は強く波打つ。雄蕊は6個で突き出る。
ヒガンバナの園芸種は多数、ヒガンバナ(赤色)、シロバナマンジュシャゲ(白色)、
ショウキズイセン(黄色)、ナツズイセン(ピンク色)、キツネノカミソリ(橙色)等がある。
ハイブリッドも多数あり、リコリス(園芸種)と総称されている。

シロバナヒガンバナ;
白花のヒガンバナで、ヒガンバナとショウキズイセンの自然交雑種。
ヒガンバナと殆ど同じで、花期には葉がなく、花茎の先に5~10個の花をつける。
花は白色(外花3、内花3)で雄蕊6、雌蕊1。雄蕊は、長くて反り返り花被片から突き出る。
幾つかの園芸品種があり、純白に近いもの、黄色又はピンク色の強いもの等がある。

アレチウリ(荒れ地瓜);
1952年、最初に静岡県清水港で見つかり以後、急速に繁殖。
在来植物を覆い枯渇させている。生態系破壊をもたらす厄介な植物。
日当たりの良い場所で蔓を伸ばし繁茂、巻き髭げで絡み大きな葉で他植物を覆いつくす。
全体に多毛、茎には太い刺状剛毛がある。葉は互生、ざらつき浅裂、長い葉柄がある。
葉腋から雌雄別の花序を出し雄花序は、長柄があり淡黄白色の花を纏めてつける。
雌花序は柄が短く、花は淡黄白色。

ノアサガオ(野朝顔);
ノアサガオは熱帯性で、国内各地の太平洋岸で自生と思われる野生種が確認されている。
沖縄産は淡色の薄青色、ピンク色、白色で花もやや小さく、直径7~8㎝程度である。
駆除困難な有害雑草と言われる。強い自家不和合性で系統間交雑で種子を付ける。
茎は長さ12m位。他植物に絡み付く。軸部分に後ろ向きの直軟毛が密にある。
葉柄は長く10㎝以上。葉身は卵形~円形、下面に短く軟毛があり上面には、疎らに軟毛。
葉基部は心形、縁は全縁又は3裂、先は尖鋭形。花序は密な散形花序状の集散花序。
花が2~12個つく。花冠は明るい青色又は青紫色。雄蕊、雌蕊共に突き出ない。

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸) ;
蔓性で全体に腺毛が生える。葉は互生し卵形で基部は心形。下部の葉は深く1~2裂する。
花は集散花序につき、白色、稀に淡紫色。花冠は5裂し裂片は反り返り基部に緑色の班点。
雄蕊5個。葯は長さ3㎜位で黄色~褐色。花柱は長さ8㎜位で雄蕊の間から長く突き出る。

マメアサガオ(豆朝顔) ;
葉は普通、長さ5~10㎝、幅8㎝以下の卵形~長卵形、3裂することもある(変化が多い)。
花は1~3個つく。花は、小さいアサガオの様に見える(直径約15㎜)。
花冠を上から見ると5角形に見える。花冠は長さ約20㎜、普通、白色(稀に淡紅色)。
白花と淡紅色花をベニバナマメアサガオ(form purpurata Fern)と区別することがある。
雄蕊5個、花糸は白色、葯は紫色。花柄に稜があり、いぼ状の突起が密生する。

マルバルコウソウ(丸葉縷紅草);
江戸時代末期に渡来した植物で、暖地を中心に各地に帰化している。
蔓は、3m位。葉は互生、卵形で先は鋭く尖る。基部は心形、全縁~基部に鋸歯がある。
葉柄の長さは色々。集散花序に花が2~8個つく。花柄は長さ10㎜前後。
直立して花は上向きに咲き、花冠は朱赤色で筒部が長い漏斗形(トランペット形)。
先は直径約2㎝の五画形に広がる。雄蕊と雌蕊がともに花冠から突き出る。
萼は先が5裂して細く尖っている。

シロバナツリガネニンジン(白花釣り鐘人参)  キキョウ科(Campanulaceae)
学名:Adenophora triphylla var. japonica f. albiflora
ツリガネニンジン の白花バージョンが、このシロバナツリガネニンジン。
ツリガネニンジンの紫色にも色々濃淡があり白に近い花は多いが、真っ白のは見かけない。

ツユクサ(露草) ;
何処にでもごく普通に見られる草花。花は朝早く咲き、夕方には萎む1日花。
雨天時に見る露草は、ドキィっとする。艶やかというか奥深い鮮やかさだ。
茎は多肉質で柔らかく、下部は地を這って分枝し、 節から根をおろし、上部は斜上する。
葉は互生し、先のとがった卵状被針形で、基部は茎を抱く。
葉に対生して出る細い花柄の先に船形に合着した 苞の中に数個の蕾ができる。
早朝に花が苞から顔を出して咲き、日が高くなるとしおれる1日花。
だが次々と長期間咲く。1つの苞から同時に2つ以上の 花が咲くことはない。
青い花弁が2枚あるが、もう一つ白い 小さな花弁が花糸に隠れるように付いている。
萼片は3枚、半透明で小さい。 6本の雄蕊のうち、2~3本は花弁より長く突きだす。
それらは 正常に機能するが、残りは花粉の出ない仮雄蕊である。
※   ※   ※   ※    ※   ※   ※
『 時  節  感 』
早、9月も去った。今年の9月は、雑務に追われっぱなしであった。
週末、懸命に!?!散歩するように心掛けたが、気忙しく、、、。
伊豆から戻り、いつもの里山(泉の森)に季節の花を見に出かけた。
10日ほど前のこと。白色曼珠沙華は、華やかに咲き出していたが、
赤色曼珠沙華は、ちらほらで一寸拍子抜けだった。
でも種々の野草が微笑んでくれ一瞬、疲れが飛んでいった。感謝。




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