《襍・/・囈“植物(19)・・草の宝門”❖’22-41》

ユキモチソウ(雪餅草) サトイモ科(Araceae)
学名:Arisaema sikokianum
久し振りに地植えの花を拝めた。




花によってかなり色合いが異なる!!
クマガイソウ(熊谷草) ラン科(Orchidaceae)
学名:Cypripedium japonicum
神奈川県内で自生していたクマガイソウ。
宮ヶ瀬湖が出来る前、里山斜面地に大群落があった。
ここで花咲く頃は、周辺マムシの大生息地だった。
湖底に沈む前、許可を得て皆で移植した。今でも活き活きとしてる由。


《地植え初見の春花・・藤沢えびねヤマユリ園にて❖’22/04/17》
藤沢・遠藤にある“えびねヤマユリ園”は、面白い運営をしている。
“春爛漫”の季節を迎え面白い花々が、顔を見せていた。
この地に存在した花々ではなく、ここの土地潜在能力を活かした植栽。
広さから言っても里山ではなく、かつての“里地”と言った感じだ。
地域の緑地保存、未来に向かって創りだした花園と受け止めた。
運営されてる皆さん、活き活きとしている。散歩していて楽しい!!
懐かしい花を二種類観れた。

ユキモチソウ;
ユキモチソウ(雪餅草)は、日本原産、サトイモ科テンナンショウ属の草。
本州の一部(三重県、奈良県)と四国の山野の湿った林床に自生する。
春に、偽茎に2枚の葉を付け中央から1本の花茎を伸ばす。
葉は鳥足状、仏炎苞は紫褐色、そこに淡紫褐色と白のストライプが入る。
先端が尾状に伸び、仏炎苞は口辺部から下部の内側は白い。
仏炎苞に包まれた肉垂花序の付属体は白く先端が雪餅のように膨らみ、
少し仏炎苞からはみ出す。妖艶と言った趣きのある草花。
雌雄異株だが、総ての株は、最初は雄株である。
成熟につれて雌株に変わる性転換植物。
野生地は、:三重県、奈良県と四国。や整置を見たい。
草丈;20~30 cm、雌雄異株、仏炎苞長;8~12 cm。
付属体径:2~2.5 cm、花被片:無、開花期:4月~5月。


クマガイソウ(熊谷草);
日本の野生蘭の中で最大。地下に匐枝を伸ばして増え群生する。
茎高35~55cm。根茎は直径3~4mm、比較的細く、這う。
葉の間から伸びた花茎先端に1個の白い袋状の花を横向きに付ける。
花は薄黄緑色の外花被片と内花被片の側花弁と、
白地に褐色模様が入る唇弁から構成されている。
   ニセハイイロマルハナバチによる虫媒花。

パソコンが、今いち調子が悪い。暫くブログルお休みm(._.)m(^з^)。
「令和肆年(皇紀2682年)4月21日、記」









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《襍・/・囈“植物(17)・・春花〈3〉”❖’22-38》

サギゴケ(鷺苔) ハエドクソウ科 (Phrymaceae)
学名:Mazus miquelii Makino form. albiflorus (Makino) Makino
別名:シロバナサギゴケ(白花鷺苔)
驚き・・・数百の茎を魅せている!!
カントウタンポポ(関東蒲公英)  キク科(Asteraceae/Compositae)
学名:Taraxacum platycarpum Dahlst. var. platycarpum
鷺苔・蒲公英との共演、中々のものである。
タツナミソウ属(Scutellaria)下記3種のどれか??
*タツナミソウ(立浪草) シソ科(Lamiaceae)
学名:Scutellaria indica L.
*オカタツナミソウ(岡立波草)学名:Scutellaria brachyspica Nakai et H.Hara
*コバノタツナミ(小葉の立波) 学名:Scutellaria ind
(庭奥にひっそりと姿を現した)


《年々増大する野草(2)、大和市自宅❖’22/04/12》
泉の森は、年輪を重ねると共に変化、楽しくも面白い光景を見れて!!!
我が住いいる場でも“春の驚き”が繰り広げられている。
野放図にしている芝地が、辺り一面に粉雪が散りばめらた様に!!
そんな錯覚を覚える(家の脇庭全体)が、白花鷺苔群落になった。
年々の増加に只々驚く。関東タンポポ、タツナミソウ属、共に瀟洒。
家人達は雑草とのたまうが、野草の楽園になりつつあるって・・・!
「令和肆年(皇紀2682年)4月13日、記」

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《襍・/・囈“植物(16)春の花々〈2〉”❖’22-37》

泉の森・かしゃば山とよばれる所に咲く、ワダソウ。
結構、増えていた。





泉の森・北入り口近くのワダソウ。
金網の中(水道局管理地内・・一般人は入れない)。

ワダソウ(和田草)    ナデシコ科 ( Caryophyllaceae)
学名:Pseudostellaria heterophylla





《年々増大する野草(1)、大和市泉の森❖’22/04/09》
泉の森で定点観察している野草に“わだそう”がある。
4月に入ると咲き始める野草だが、年々増え続けているのが嬉しい。
その一箇所、県水道企業局敷地内、金網の向こう側に咲いてたワダソウ。
今年は、森の小路側にも茎をみせ、瀟洒に咲いていた。感謝だ。
「令和肆年(皇紀2682年)4月12日、記」
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《襍・/・囈“植物(15)春の花々〈1〉”❖’22-36》

泉の森入り口(公園の北側)。
公園北側入り口の西側(画像左側の明るい所)、ウバユリの群生地。
アズマヤマアザミ(東山薊) キク科(Asteraceae)
学名:Cirsium microspicatum Nakai
葉の確認は、出来た。花は周りの野草に隠れて中々確認できない。
ムサシアブミ(武蔵鐙) サトイモ科(Araceae)
学名:Arisaema ringens (Thunb.) Schott
泉の森で1茎だけ確認されている(僕が知る限り??)。
ハナイカダ(花筏) ハナイカダ科(Helwingiaceae)
学名:Helwingia japonica
別名:ママッコ、ヨメノナミダ
クサイチゴ(草苺) バラ科(Rosaceae)
学名:Rubus hirsutus Thunb.
ハンショウヅル(半鐘蔓) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Clematis japonica
シロバナノハンショウヅル(白花の半鐘蔓) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Clematis williamsii
上のハンショウズル蕾と比較すると色の違いがわかる。
イカリソウ(錨草) メギ科(Berberidaceae)
学名:Epimedium grandiflorum C.Morren var. thunbergianum (Miq.) Nakai
イカリソウの群落が観られるが、画像は不鮮明??
広角では、一寸届かない位地??
ヤマシャクヤク(山芍薬) ボタン科(Paeoniaceae)
学名:Paenia japonica (Makino) Miyabe et Takeda.
ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Anemone flaccida F. Schmidt.
ヤマブキソウ(山吹草) ケシ科 (Papaveraceae)
学名:Hylomecon japonica (Thunb.) Prantl et Kündig
ヤマブキソウの近くには、ニリンソウがよく観られる。
《大和市泉の森❖’22/04/09》
4月に入って泉の森野草園周辺は、彩りを持ち始める。
可愛い色々な花が、咲き始め嬉しく・楽しいかぎりだ。
ほんの一瞬のことだが、花々は我を忘れさせてくれる。
「令和肆年(皇紀2682年)4月9日、記」

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《襍・/・囈“植物(14)近間の桜”❖’22-34》

泉の森・しらかしの池畔。
泉の森・寒桜
近間の小公園・ソメイヨシノ。
1本の大木(そめいよしの)でも花見になる。
公園脇の道路の桜の木、日陰になるので開花が遅い。
小田急江ノ島線沿いの桜、7分先ってところか!!




《大和市西鶴間周辺❖’22/03/27・28》
3月は、色々と雑用あって散歩すらままならなかった。
住宅地の小さな桜並木、そして住宅地の小公園の桜。
このような光景でも人の混みあいが見られないだけ良いか。
買い物の行き帰りに見れるだけでもよい。

ニュースを聞くと、未だにコロナ・・コロナ???
国の対応、慎重に・・ってわかるが手順が狂っている。
自分で自分の首を締めている、としか思えない。
新年度の始まり、コロナ対応も新たに策を練り直すべきだ。
「令和肆年(皇紀2682年)4月3日、記」
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《襍・/・囈“植物(13)里山の花々”❖’22-33》

泉の森は、こんな感じの道の両側に野草が生き生きと顔を見せている。
セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Delphinium anthriscifolium Hance
ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺) バラ科(Rosaceae)
学名:Duchesnea indica (Andrews) Focke var. major Makino


シロバナノハンショウヅル(白花の半鐘蔓)
キンポウゲ科(Ranunculaceae) 学名:Clematis williamsii
シュンラン(春蘭) ラン科(Orchidaceae)
学名:Cymbidium goeringii(Rchb.f.) Rchb.f.
別名: ホクロ(黒子)

タチツボスミレ(立壺菫) スミレ科 (Violaceae)
学名:Viola grypoceras A. Gray

カタクリ(片栗) ユリ科(Liliaceae)
学名:Erythronium japonicum Decne

カジイチゴ・・モミジイチゴ???
ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索) ケシ科 (Papaveraceae)  
学名:Corydalis decumbens (Thunb.) Pers.

ウラシマソウ(浦島草) サトイモ科(Araceae)
学名:Arisaema urashima H.Hara
《泉の森❖’22/03/28》
近間故、1時間余で散策できる泉の森。一寸の息抜きに良い。
だが今年はタイミング悪く、桜の好景を見ること出来ないと感じてる。
でも暇を見つけて、散歩・散歩。野草に出会えるだけでいい、と散歩。
「令和肆年(皇紀2682年)3月31日、記」

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《襍・/・囈“植物(11)里山の樹々”❖’22-31》

ウメ(梅) バラ科(Rosaceae)
学名:Prunus mume Sieb. et Zucc.
新治市民の森は、竹林もある。だが古きは無かったと思う。
里山再生と云われているが、里山の歴史をも検証すべきではないか。
里山の外郭、再生と同時に生活環境も整ってきた。
民家の庭に見たしだれ梅、立派に育っている。
シダレウメ(枝垂れ梅) バラ科(Rosaceae)
学名:Prunus mume form. pendula Prunus
里山周辺はのどかだが、このきわ、弱い線が大切だ。再開発は慎重に!!
帰り路で寄った、花屋さんが経営し同居!?!しているレストラン。
そこで見た花瓶、春を感じさせてくれた。





《横浜・新治市民の森❖’22/03/12》
気分転換に散策に出掛けた。今年の樹々、開花は遅い。
分かっていても散策したくなって、となり町まで行ってみた。
思った通り里山全体で、草木は漸く眼を覚ました状態。
だが樹々は、着実に芽をつけ訪問者をワクワクさせてくれた。

このところ、憔悴感を日に日に募らせるも如何ともし難い、異国の戦禍。
国家間の争いだが、今年の二月~三月は、公私に渡りバタバタ続き。
ブログなど綴る感覚を持てないできた。遠出も桜行脚もままならない。
思い切って近間の森へ。見慣れた光景だが、心新たで気分が良かった。
葉芽は、未だ姿をみせていなかったが、春の息吹を感じとれ満足。。!
「令和肆年(皇紀2682年)3月25日、記」
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《襍・/・囈“植物(10)里山の樹々”❖’22-30》

日陰での色合い!?!
カワズザクラ(河津桜) バラ科(Rosaceae)
学名:Prunus × lannesiana (Carriere) E.H.Wilson 'Kawazu-zakura'
(日向での色合い1・!)


ウグイスカグラ(鶯神楽)スイカズラ科(Caprifoliaceae)
学名:Lonicera gracilipes var. glabra
別名: ウグイスノキ(鶯の木)


ヒイラギナンテン(柊南天) メギ科(Berberidaceae)
学名:Mahonia japonica (Thunb.)DC.




《泉の森❖’22/03/06》
今年の二月~三月は、公私に渡りバタバタ続き。
ブログなど綴っている暇など持ち合わせなかった。
遠出が中々出来ず桜行脚もままならなかった。
そんな中で近間の森へ出掛けた。漸く河津桜が。。。!
見慣れた光景だが、心新たで気分が良かった。
野の花は、未だ地中から茎を出したばかり。。。!
辺り周辺、散歩にはもってこいの場所だ。
「令和肆年(皇紀2682年)3月22日、記」















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《襍・/・囈“植物(9)小室山山麓”❖’22-29》

イトウコムロザクラ(伊東小室桜)バラ科(Rosaceae)
学名:Cerasus ‘Itokomuro-zakura’


侘助椿・太郎冠者(たろうかじゃ)ツバキ科(Theaceae)
学名:Camellia wabisuke cv. tarokaja
別名:有楽椿(うらくつばき)



伊豆・大川辺りからの利島。
この辺りの桜は、花眼も未だ!!
《伊東の桜と椿❖’22/02/17》
二月の綺麗な伊豆大島を眺めることが出来、ラッキーだった。
大島の三原山に冠雪が・・・中々出会えない光景と宿の人に聞いた。
気分よく宿を後にして紫陽花の自生地、伊豆大川に寄ったのだが??
路が狭く、車での探索は無理と判断。桜探訪に伊豆高原に向かった。
今年は、桜の開花が遅い、伊豆高原の“さくらの里”も素通りした。
伊豆高原の伊東寄りに小室山があり、椿が咲いてるか?と向かった。
そんな小室山の椿も開花は未だ。樹木の開花は、気温に左右されるのか。
単に気温の変化では無いような気がする。気温の一定・安定度が重要。
毎日の高低の激しさより、気温の安定が何日続くか、が重要なのだろう。
今年の桜開花は、2週間ほど遅く開花したと感じている。
久し振りの小室山、駐車場の場所を忘れており迷ってしまった??
椿園脇の駐車場に車を停め、ちらほら、と少し咲く椿もおつなものだった。
せっかくだからと山頂へのリフト乗り場まで歩いた。前に来た時は???
自然公園的な所を歩いていると、幸運にも“伊東小室桜”の花に出会えた。
今回は、植物掲載がメイン・・・花のみをアップ!?!
イトウコムロザクラ(伊東小室桜)は、1988年に伊東市小室山で発見された桜。
寒緋桜(カンヒザクラ)と大島桜(オオシマザクラ)の交雑種と紹介されている。
花は径4㎝ほどの淡紅紫色。花弁5枚、花の形は一重咲きで中輪。
特徴的にカンヒザクラの形質が見て取れる。
開花初めの頃、イトウコムロザクラは、カワヅザクラに比べやや色が薄い。
花弁がとても大きいのが特徴。発見者は、萩原直義氏。
今回の桜行脚で得た最大の収穫は、この伊東小室桜に出会えたことだった。
つばきを見たくて訪れた小室山だが、桜の野生種が確認された場所。
野生種を思うと色々と浮かぶ、河津桜にして然り。椿に関してもだ。
椿といえば、伊豆大島。椿油にしても伊豆大島が第一に出てくる。
だが、椿油の良質な生産地である“利島”は余り知られていない。
それでも地道に利島産椿油が、伊東市内で販売されている。
南伊豆で桜並木が注目されている。同様に利島を宣伝できないか??
いろんなことを思えた桜行脚だったが、最後、帰宅についた路が最悪。
伊東辺りで昼食をッて思ったが、休日等で道すがらで探そうと・・・。
ところが135号線で大渋滞に巻き込まれ、昼食無し、疲れて帰宅した。
「令和肆年(皇紀2682年)3月19日、記」
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《襍・/・囈“植物(8)南伊豆の桜(2)”❖’22-25》

みなみの桜。
川のあちこちに造られた堰??水鳥が休憩している??
のどかな光景。
下流を見ると、瀟洒な桜並木。
上流側にも桜並木、ホント素晴らしい。
未だ散策者もおらず静かだった。
下流側の日野の「元気な百姓の花畑」一面の菜の花畑。
フォトウエディングがあちこちで観られた。
まちおこしの一環で開催されていたか??
桜並木でも撮影場面に出会った。この花嫁さん、土肥に嫁がれたとか。
御家族が、話してくださった。
走雲峡で見かけた桜、脇の樹は、シュロか??

植栽されたと思しき桜(落ちていたもの)は、ホソカワベニ(シナミザクラ系??)か。
石廊崎灯台(当日は、風が強くて灯台には入れなかった)。
伊豆の海は、広いが、人工的整備はして欲しくない。
《桜鑑賞二日目、桜・菜の花+環境❖’22/02/16》
下賀茂温泉・青野川の桜並木全体を愛でるとなると時間を要する。
下賀茂温泉周辺の自生種も探したいが、資料不足で今回はパスした。
今年は、開花も遅れているので花まつり会場の部分をまわることに。
青野川上流部分(前原橋~銀の湯橋両岸を、イ・・・みなみの桜)、
青野川下流部分(来の宮橋~宮前橋を、ロ・・・みなみの桜)、
今回は、道の駅「下賀茂温泉 湯の花」駐車場に車を駐めたので、
概ね(ロ)の部分の桜並木を眺めながら歩いた。
下流に向かって左側土手並木は開花し始めていたが、
対岸側は、日照の加減でか未だ硬い蕾状態、右岸側だけを散策。
のんびりと歩いたので結構時間を取ってしまった。三分~五分咲き。
河津桜は、下賀茂地域の野生樹と深い関係があると聞いてもいる。
今の河津周辺の桜、元々は下賀茂域にあった木の接合樹とも聞く。
昨今のDNA資料を見ると、河津桜の歴史に思う所がある。
登録認定で河津桜と称しているが、ルーツを検証し解明して欲しい。
青野川の河津桜と河津町の河津桜、微妙に異なっていまいか!!
素人が、勝手に想像しているだけだが、史実を検証して欲しい。
青野川の下流、弓ヶ浜海岸に至る地域も面白い所だ。
オオシマザクラ、マメザクラ、カンヒザクラやシナミザクラが自生とある。
桜の遺伝資源、多様な変異系統を南伊豆地域で見ることが出来る由。
中に‘ミナトザクラ(湊桜)’があるが、南伊豆地域の固有品種と聞く。
南伊豆・下賀茂地域のサクラ個体の調査研究で個体成立系図を待ち望む。
而してみなみの桜祭りの下流部分、日野(ひんの)にある休耕田を使って、
「元気な百姓達の菜の花畑」3万平方メートルにも及ぶ黄色の絨毯が!!
みなみの桜祭りと共演していた。壮大で想像以上の迫力があった。
みなみの桜並木・菜の花畑を背景にフォトウエディングをされてる人々も観た。
平日、満開前の状態ということもあってか、大した人出もなくゆっくりと散策。
開花予測・情報発信が充実してきたこともあって近間の散策者が少ないか。
伊豆半島は、標高の異なる場所が複雑に入り組んでいる。気温の影響は大きい。
花芽形成後の花蕾の発達、視覚的に鱗片葉が割れて緑色が見え始める状態。
至福の良き眺めであった。満開の景観より僕には気に入った眺めであった。
桜見物の旅だが、自生紫陽花の生育状態も観察する目的もある。
昨年チョット気になった場所、野生紫陽花の宝庫、走雲峡に入り加納側は良かった。
だが先に進むにつれて辺りが以前と環境・眺めが異なっているように思った。
事前にその周辺の航空写真を観ておけばよかったのだが驚き唖然とする!?!
走雲峡の西側は大きな風車が増え、ある部分は禿山のように整地されている。
何の目的での開発かは知らないが、只々唖然とする。植生環境は悪くなるばかりだ。
昨年、紫陽花観察に訪れた時も工事の真っ最中だった。生態系が心配だった。
その時すでに野生紫陽花が、伐採されている場所を確認している。
このまま、開発が進めば紫陽花の生きる道は、かなり狭まっていくだろう。
一方、16号線大瀬側出口手前に桜園が現れたのは驚きだった!!
近くに建物もあり以前に植栽されたのだろうか、が素晴らしかった。
時間的に先を急ぐ為、仔細に観察しなかったが来年の楽しみ(種名特定できず)。
16号線に出て、最近訪ねていない、石廊崎灯台を目指す。
新しく灯台近く迄、道路が整備されたのを確認しに行った。
便利に、年寄りには好都合だが環境開発の負をも考えないといかん。
不安を抱きながら、癒やしの温泉に向かった。
「令和肆年(皇紀2682年)3月7日、記」
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