細葉雛薄雪草は、ミヤマウスユキソウが基本種。
尾瀬・至仏山の風衝草原、群馬・谷川岳の蛇紋岩地帯にしか見られない。
キク科ウスユキソウ属の高山植物でミヤマウスユキソウの変種。
ミヤマウスユキソウの花のつかない茎の根出葉の幅が2-4mmであるのに対し、
細葉雛薄雪草は、1~1.5mmと細長く、頭花の縁にある苞葉の幅も狭い。
ヨーロッパアルプスで見られるエーデルワイスに一番近いと言われている。
尾瀬のそこは、登山客が余り訪れない場所で静かな所。
谷川岳は、登攀を終えて下山路で観られ、癒やされたものだ。
だが、どちらも手軽に訪れることができる場所。心ない盗掘で・・・!
絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)に指定されてしまった。
「青春時代の思い出の花」
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「続・続、ゾクゾクする華」
ヨーロッパアルプスに憬れて、大学生時代(1~3年)の夏休みは山でバイト。
国立公園の監視・指導員??をさせてもらった。
そんな活動中で印象に残る第一の花が、細葉雛薄雪草だ。
限られた場所でしか見れない、希少植物。こうした植物の現地確認調査と監視。
山好きには、魅力的なバイトだった。小遣いを貯めて西欧アルプスに行きたい、と。
見まわる山岳地帯は、群馬・山梨・長野・冨山のエリア。
自分自身で計画をたてて見まわる、当時の管轄所管は厚生省・林野庁であった。
行動先の山・宿泊場は、山小屋でそこの人々とも仲良くなれて一石三鳥であった。
学部3年頃から70年安保学生闘争が勃発、僕は、山に行ける機会が増えて!?!
学部4年の夏、シベリア鉄道で憧れのヨーロッパアルプスに行った。
その時、観たエーデルワイスは細葉雛薄雪草より見劣りした記憶が???
多くの花を見る前に、山で事故って病院生活を余儀なくしたせいもあるだろうが、、、!
尾瀬は、父親との思いで、谷川岳は、登攀の思いで・・・共に懐かしい。
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