《眼福(172)“期間限定の里山公園(5)!?!”❖21-208❖》

タマアジサイ(玉紫陽花)    アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea involucrata Sieb
園内・竹類の存在!! こうした所の林床にタマアジサイが植栽されている。
創り手の努力が各所に見られる。期待を持つが、楽しみである。
《藤沢えびね山百合園(5)❖’21/07/18❖》
タマアジサイ(玉紫陽花)    アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea involucrata Sieb
山地の谷川沿いに野生しよく分枝、高さ1.5m位。若枝は淡緑色で微毛と剛毛とが密生する。
明るく開けた所、暗がりの林床でも花をつける。暗い所の株の方が葉や花が大きくなるようだ。
茎、葉に短毛が密生する。葉は対生、葉柄があり長楕円形、縁の細鋸歯は、鋸歯先が芒状。
葉の両面はざらつき葉の基部は円形で葉先は尖る。蕾は苞に包まれ球形で花期が遅い。
白い装飾花は3~5枚。すべて装飾花になるテマリタマアジサイもある。
両性花には、花弁と萼片が4~5個、雄蕊が8~10個、花柱が2~3個ある。
ヤマアジサイは葉幅が狭く、細鋸歯。花は白色が多い。
「令和参年(皇紀2681年)7月26日、記」





#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(171)“期間限定の里山公園(3+1)!?!”❖21-207❖》

ヒマワリ(向日葵)      キク科(Asteraceae)
学名:Helianthus annuus
別名: ニチリンソウ(日輪草)、ヒグルマ(日車)
藤沢えびね山百合園の中には、数カ所、休憩出来る机と椅子が設置されている。
園に入る時、虫よけ装置^^)を貸してくれる。心憎いサービスである。
椅子に座り持参のお茶を飲みながら、桔梗を眺める、乙なものだm(._.)m(^з^)。
《藤沢えびね山百合園(3+1)❖’21/06/26・07/18❖》
ヒマワリ(向日葵);
茎のまだ柔らかい時期に、太陽の動きに合わせて花の向きを変えることから名が付いた。
北米原産で、日本にはヨーロッパ、中国を経て江戸時代に渡来とある。
最近では種子から取れるヒマワリ油の需要が増え、畑の間作等で大規模に栽培される。
盛夏を代表する花で大きな黄色い花を咲かせるが、茎高は様々で3mにもなる種がある。
ヒマワリは長い花茎から伸びた頭状花序に舌状花と管状花から成る頭花を咲かせる。
花の一番外にある黄色いヒラヒラが舌状花で、中央の黒っぽいものが管状花(筒状花)。
花は外側から内側に咲き進む。花は観賞用に群生させたり人気がある。
また、種実を絞って油採取(サンフラワーオイル)したり、食用、又、製薬の原料となる。

えびね山百合園の周辺は野菜畑もありその一角に大きなヒマワリが咲いていた。
そのすぐ脇にトウモロコシが、育っていた。が収穫前にハクビシンが食べ尽くしてしまった由。
最高の食事出会ったに違いない!?!
「令和参年(皇紀2681年)7月25日、記」


#ブログ #植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(170)“期間限定の里山公園(3)!?!”❖21-206❖》

ハンゲショウ(半夏生、半化粧)     ドクダミ科(Saururaceae)
学名:Saururus chinensis (Lour.) Baill.





《藤沢えびね山百合園(3)❖’21/06/26・07/18❖》
ハンゲショウ(半夏生、半化粧);
水辺や湿地に生えるの野生植物で、群生も見られる。1ヶ月もすると白い部分は緑に戻る。同じように葉が白くなる植物に マタタビ や ミヤママタタビ がある。
葉は長い卵形で、互い違いに生える(互生)。 葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
上部の葉の脇から長さ15cm位の穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、
白い小さな花を沢山つけるが、花弁も萼片もない。 雌蕊が4つに分かれ、周りに6本の雄蕊。
花序は初め垂れてるが、開花につれ立ち上がり、花期に上部の葉の表面が白く変色する。
それ故「半化粧」の文字を充てたり、片白草(カタシログサ)と呼ばれたりもする。
花期に葉が白くなるのは、虫媒花なので虫を誘うためである由。
花期が終わると葉の色は緑色になる。
そもそも「半夏生」とは雑節の一つで、夏至から11日目のことを言う。
「令和参年(皇紀2681年)7月24日、記」



#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(169)“期間限定の里山公園(2)!?!”❖21-205❖》

アズマイチゲ(東一華)    キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Anemone raddeana





《藤沢えびね山百合園(2)❖’21/06/26・07/18❖》

アズマイチゲ(東一華);
茎高15cm位。根茎は横這、根生葉は2回3出複葉で小葉は浅く裂ける。
茎葉は3個輪生し3出複葉で先に鋸歯があり長さ2~3cm、柔らかく垂れ下がる。
花は直径3cm位で1個が頂生。萼弁は花弁状で8個以上で線状長楕円形、白色。
花の真ん中に雄蕊がたくさんありその真ん中に雌蕊もたくさんある。
「東」とは、関東を意味する。 「一華」は、花が茎の先に1つだけつくことによる。

昨年までは、見かけなかった花。見落としたのかもしれないが、色々出てくる。
「令和参年(皇紀2681年)7月23日、記」



#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(168)“期間限定の里山公園!?!”❖21-204❖》

ヤマユリ(山百合)     ユリ科(Liliaceae)
学名:Lilium auratum Lindley





《藤沢えびね山百合園(1)❖’21/06/26・07/18❖》
ヤマユリ(山百合);
鱗茎は偏球形で白く、年を経ると鱗片数も増えて、 直径10センチぐらいに大きくなる。
葉は互生し、長さ10cm以上、幅2.5~5㎝の披針形で先が細い。
直立ないし斜上する茎の上部の葉腋に蕾を数個下向きにつける。
花は漏斗形で開くと直径20cm以上になり横向きに咲く姿は見応えある。
花被片は反り返り 白色で黄色の筋と赤褐色の小斑点があり芳香がある。 花粉も赤褐色。
発芽から開花まで5年位。 花数は鱗茎が小さい頃は少なく大きくなると10個位にまで増える。
「令和参年(皇紀2681年)7月22日、記」




#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(168)“期間限定の里山公園!?!”❖21-203❖》

ヤマユリ(山百合)     ユリ科(Liliaceae)
学名:Lilium auratum Lindley
《藤沢えびね山百合園(1)❖’21/06/26・07/18❖》
ヤマユリ(山百合);
鱗茎は偏球形で白く、年を経ると鱗片数も増えて、 直径10センチぐらいに大きくなる。
葉は互生し、長さ10cm以上、幅2.5~5㎝の披針形で先が細い。
直立ないし斜上する茎の上部の葉腋に蕾を数個下向きにつける。
花は漏斗形で開くと直径20cm以上になり横向きに咲く姿は見応えある。
花被片は反り返り 白色で黄色の筋と赤褐色の小斑点があり芳香がある。 花粉も赤褐色。
発芽から開花まで5年位。 花数は鱗茎が小さい頃は少なく大きくなると10個位にまで増える。
「令和参年(皇紀2681年)7月22日、記」
#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(167)“7月の泉の森(10)!?!”❖21-201❖》

オオニシキソウ(大錦草) トウダイグサ科(Euphorbiaceae)
学名:、Chamaesyce nutans (Lag.) Small
Euphorbia nutans Lag., Euphorbia preslii Guss.
《泉の森の野草(10)❖2021/07/15❖》
オオニシキソウ(大錦草);
ニシキソウの仲間は花が肉眼では見つけられないほど小さいが、
このオオニシキソウは3~4mmと大きい。
そのほか近縁種には イリオモテニシキソウ 、 シマニシキソウ がある。
これらは、30~50cmと背が高くすっと立つ。
ニシキソウ 、 コニシキソウ は背丈が低く、地面に這いつくばる。
茎は淡紫色を帯び、直立または斜上し、葉は長楕円形。
夏咲く杯状花序は線体の付属片がよく発達して大きくなり、白い花弁のように見える。
以前ブログルで以下の様なことを記した。
*     *     *    *     *
普段よく通る近くの公園、野草が伸び放題。だがこの季節、見違える表情を見せる花。
「オオニシキソウ」ルーペで覗いてみないとよくわからないほど可愛い。
日本の在来種であるニシキソウ(錦草)は、昨今近間では、全く姿を見なくなった。
明治時代に北米原産のオオニシキソウ(大錦草)とコニシキソウ(小錦草)が帰化。
近年では、帰化種が在来種を圧倒しているんか!?!
白い花弁に見えるものは蜜を分泌する腺体の付属体(杯状花序[cyathium])で花弁ではない。
雌雄異花で、雌花は雌蕊1個、雄花は雄蕊1個だけからなる(雄花の付け根、継ぎ目がある)。
雌花1個と複数の雄蕊が苞葉でできたカップの縁に白い花びらのようなものがつく。
カップの出口を塞ぐように緑色の腺体が取り巻いている。
なんとも風変わりな花序を持つ花で、見ていて飽きない。
*     *     *     *     *
今年は、今咲いている。2014年では、晩夏・初秋に咲いていた。
日本には明治期に渡来。時代とともに微妙に変異する。記録とは大切だ。
コニシキソウは地を這って広がり、全体に小形、茎や葉に毛が多く、果実にも毛がある。
「令和参年(皇紀2681年)7月21日、記」
#植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(166)“7月の泉の森(10)!?!”❖21-201❖》

キクイモ(菊芋)  キク科(Asteraceae)
学名:Helianthus tuberosus
別名: ブタイモ(豚芋)、アメリカイモ(亜米利加芋)
《泉の森の野草(10)❖2021/07/15❖》
キクイモ(菊芋);
キクイモモドキ や オオハンゴンソウに酷似している。土手や空き地等に群生。
北米原産の帰化植物で、根に芋ができるのでキク芋と呼ばれる。
戦時中、食料栽培され日本中に広がるが、昨今は、高血糖抑止の効能が注目されている。
だが、日本では外来生物法により要注意外来生物に指定されてしまった。
その一方、フランス料理やイタリア料理で広く使われているようだ。
一般的にtopinambour(フランス語)とかtopinambur(イタリア語)と云う事でわかる。
幕末の頃、イギリス初代駐日総領事ラザフォード・オールコック(1809~1897)は、
キャベツ、レタス等を紹介した『大君の都(The Capital of the Tycoon)』にも出てくる。
現在の日本では、菊芋漬物は見かけるが、根菜利用は少なく、栽培生産量も少ない。
根茎があり、成長すると塊茎をつくる。塊茎には、10数%のイヌリン(多糖類)を含む。
葉形や覆われる細かい毛に変化が多く、形態等も分類学上、十分な研究がない。
茎は高さ2m以上にもなり、葉とともにざらざらつき、粗毛を密生し時に白粉を帯びる。
下部の葉は対生、上部は互生し、卵形か卵状楕円形で基部は葉柄に狭い翼となる。
上部の枝先にキクに似た黄色の頭花をつける。頭花は、内側には筒状花が多数集り、
まわりに10〜20個の鮮黄色の舌状花が1列に並ぶ。
総苞は半球形で、総苞片はふつう3列に並び、上半部はそり返る。
区別しにくいキクイモモドキはHeliopsis helianthoidesは毛が少なく、あっても軟毛。
葉の基部は心形にならない。
「令和参年(皇紀2681年)7月19日、記」
#ブログ #植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(165)“7月の泉の森(9)!?!”❖21-200❖》

ミズタマソウ(水玉草) アカバナ科(Onagraceae)
学名:Circaea mollis Sieb. et Zucc.





《泉の森の野草(9)❖2021/07/15❖》
ミズタマソウ(水玉草);
花自体を見ていて何処が水玉???と考えてしまう。
が、花後の実を見ると確かに水玉のような小さな実に見える。
開花は、8月と思っていたが平均より半月も早く花を見つけた。
茎高50cm前後。茎には下向きの毛が生え、節は赤褐色を帯びる。
葉は対生、卵状長楕円形。先端は尖り基部は丸みを帯び縁に浅い鋸歯。
茎の先や上部の葉腋から花序をだし白色・淡紅色の小さな花をつける。
花弁は二枚で白色、先が半分位まで切れ込む。萼は2個、花弁より大きい。
雄蕊2個。柱頭は2裂。花柄の毛はまばらで、少ない。
花後の果実、暑さと草叢を入り込まないと、それ故、観察したことはない。
よく似たウシタキソウは全体に細毛があり葉幅がやや広く、基部が心形。
萼に毛が密生し、蕾の毛が目立つ。果実の縦溝が不明瞭。
タニタデは茎が無毛で赤味を帯び、葉も無毛。水玉も赤味を帯びる。
花弁の切れ込みが浅い。果実が細長く、果柄が長い。

以上の点を踏まえ観察し識別する、と教わったメモをみる。
亡き母親の熱心さに驚く。我が孫にも教え示したい。
「令和参年(皇紀2681年)7月18日、記」





#ブログ #植物

ワオ!と言っているユーザー

《眼福(164)“7月の泉の森(8)!?!”❖21-199❖》

ショウジョウソウ(猩々草)   トウダイグサ科(Euphorbiaceae)
学名:Euphorbia heterophylla var. cyathophora
Euphorbia cyathophora Murray
別名:クサショウジョウ




《泉の森の野草(8)❖2021/07/15❖》
ショウジョウソウ(猩々草);
猩々とは、能装束の空想上の「猩々」(オランウータンとも云われる)の赤い頭の毛のこと。
観賞用に栽培されているが、茎や葉等を傷つけると乳液が出てくる。
苞葉が赤くなるのが特徴。花は花弁の無い杯状花序、黄色の腺体が1個ある。
夏に咲くクリスマスカラーの「ショウジョウソウ」は、サマーポインセチアとも呼ばれている。
一年草だが、毎年こぼれた種から発芽し綺麗な花増やす。
花言葉(良い仲間)」通り、赤い花が寄り添って仲良く咲く風情は中々のものである。
茎は直立してまばらに分枝し、高さ1mほどになる。茎葉は互生し、葉柄は1.5cm以下。
葉は先の尖った長卵形だが下部の葉は披針形。上部の葉はバイオリン形と称されている。
だが、不規則にくびれてる葉の形は、ひょうたん形と言ったほうが適切と思うが???
初夏、雌雄異花の花からなる杯状花序を固めて付ける。
花の周辺の苞や葉は、花時に全部または部分的に赤~淡紅色になる。
ポインセチアによく似た姿の植物、ポインセチアの仲間でもある。
ポインセチア同様に花がつく頃よりすぐ下の葉の中心部分が朱色に色づく。
緑と朱色のコントラストは綺麗だ。里山の林床に人知れず育っているのも不思議だ。
「令和参年(皇紀2681年)7月17日、記」
#植物

ワオ!と言っているユーザー

×
  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ