《眼福(205)“散歩途中で見た・・小舞い花!?!”❖21-242》

ハシカグサ(麻疹草) アカネ科 (Rubiaceae)
学名:Hedyotis lindleyana var. hirsuta
Hedyotis lindleyana Hook. var. hirsuta (L. fil.) Hara





《”麻疹草!?!”大和市林間❖’21/08/27❖》
ハシカグサ(麻疹草) ;
茎のようなランナーを地面に伸ばして広がり、節から根を出し、そこから茎が立ち上がる。
それにしても小さな花なので、気をつけて探さないと目につかない。
花の大きさは3~5mm。白く目立たない。病気のハシカ(麻疹)に由来する由!?!
葉が乾くと赤褐色に変る。ハシカの発疹が乾くにつれ、赤褐色に変わることに関連??
湿った日陰の道端で見掛ける。茎は柔らかく地を這って広がり、斜めに立ち上がる。
葉は対生、長さ2.5cm前後、幅1.5cm位の卵形~狭卵形で全縁、両面に軟毛がある。
先は尖り基部は狭まって0.5-1.5cmの柄となり側脈は4-5対。
葉柄基部の左右の托葉が合着して膜状になり、縁は細く裂ける。
花は小さく、直径約2㎜、葉脇に2~4個固まってつく。花冠は白色で筒状、先が4裂する。
雄蕊4個、花冠の内面につき、花糸が短い。雌蕊の花柱2個、基部は花盤がとりまく。
萼は花冠の裂片より大きく、長い軟毛が生える。痩果は直径約3㎜の球形。
日本海側に分布する葉や萼片に毛がないものは別種のオオハシカグサ。
令和参年(皇紀2681年)8月29日、記」






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《眼福(204)“散歩途中・藪の花!?!”❖21-241》

カエデドコロ(楓野老)   ヤマノイモ科(Dioscoreaceae)
学名:Dioscorea quinqueloba Thunb.





《”楓野老!?!”大和市林間❖’21/08/27❖》
カエデドコロ(楓野老);
中間や先端の葉は ヤマノイモ 、 オニドコロ 、 イズドコロ の葉のように3裂の矢じり型
オニドコロやヤマノイモの仲間だが、葉の形がカエデに似る。
だが、カエデに似るのは根元に近い葉だけで上部のほとんどは矢じり型。
葉は互生し、卵心形、掌状に5~7分裂し先は尖り裂片は丸い。
形の変異が多く、分裂しないものも、多数分裂するものもある。
葉柄の基部は太くなり、1対の刺(小突起)がつく。雌雄異株。
雄花は長い垂れ下がった総状花序に多数つき、花冠は黄色、6裂し、雄蕊6個。
雌花は垂れ下がった細い花序にまばらにつき、花が小さく、惰円形の子房がある。
ヤマノイモに混じって生えている事もあり、花期以外は葉の裂片がないと見誤りやすい。
ヤマノイモのさく果は下向きにつき円形となる。
オニドコロのさく果は上向きにつき、種子の片側にのみ翼がある。
「令和参年(皇紀2681年)8月28日、記」





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《眼福(203)“散歩途中で見た・・可愛い花!?!”❖21-240》

インゲン(隠元)     マメ科 (Fabaceae/Leguminosae)
学名:Phaseolus vulgaris
別名: サイトウ(菜豆)、サンドマメ(三度豆)、サヤインゲン




《”隠元!?!”大和市林間❖’21/08/27❖》
インゲン(隠元);
徳川四代将軍家綱の時代に中国より伝来したと伝わっている。
中国福建省から渡日した隠元隆琦禅師により持たされた、と。。。
平安時代より食べられてきた ササゲ と比べ味が良いと思っているが!!
サヤの中に出来る豆をインゲン豆、若い時期に食べるサヤを、サヤインゲンと言う。
植物名としてはインゲン(隠元)が正当か。。。!
夏、マメ科特有の舌状的な、スイトピーに似た小花を咲かせる野菜。
緑色の若鞘(鞘インゲン)を茹でて、ゴマ(胡麻)和え や、煮物に。。。美味だ。
西日本では、フジマメのことを「インゲンマメ」と呼ぶ地域がある由。だが別種。
花色は、白色とピンク色がある。どちらも清々しい雰囲気だ。
*         *         *
昨今、家庭菜園が人気だとか?? 更には市民菜園とかが、結構流行っている。
散歩する道すがらにも数か所、其れらしき場所を見掛ける。
そんな場に、可愛く咲いていたインゲンの花。食にも饗する。感謝!!   
「令和参年(皇紀2681年)8月27日、記」








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《眼福(202)“池の今・・可愛い花!?!”❖21-239》

タヌキモ(狸藻) タヌキモ科(Lentibulariaceae)
学名:Utricularia vulgaris L. var. japonica


《”狸藻!?!”大和市泉の森❖’21/08/26❖》
タヌキモ(狸藻) ;
藻と植物名が付けられたように、水中に生育する水生植物。
袋状の捕虫嚢があり、ミジンコ等プランクトンを捕食する食虫植物。
名前は、糸屑のような葉が狸の尾に似ることから命名された由。
水の流れが緩い栄養素の少ない環境にも適応するが、環境省:準絶滅危惧(NT)。
水中葉の形が狸の尾に似ている。水上には花軸だけが出る。全体像
根はなく、茎はひも状で長さ50cm以上になる。
水中葉は長さ3-5cmで密に互生して2-3回羽状に分裂し、各裂片は左右に平面に並ぶ。
糸状で基部近くに長さ3-4mmの捕虫嚢がつく。捕虫嚢の口に2本の感覚毛がある。
内側に開く弁があって小動物を吸い込んで捕らえ、バクテリアの働きで溶かして吸収する。
捕虫嚢は初め緑色だが、小動物を消化した後はそのかすで濃紫色になる。
葉腋から長い花軸を水上に出し、黄色い唇形花を総状に4-7個つける。
花は、下唇が大きく横に広がり中央の膨れた部分に赤褐色の斑紋がある。
距は、斜め下を向きやや尖る。萼は、2深裂する。花柄は、花後に下向きになる。
が果実はできない。晩秋に茎や葉は腐ってなくなってしまう。
茎の先端に小さくなった水中葉が密集し丸くなり暗緑色で球状殖芽を作って水底で越冬する。
タヌキモ科タヌキモ属には、イヌタヌキモ(学名:Utricularia australis)があるが、
タヌキモとイヌタヌキモは区別が難しい。
タヌキモは冬の殖芽の色が濃緑色卵球形。イヌタヌキモは茶褐色紡錘形。
また花茎の断面に前者は中心に直径1mm程度の穴があるが、後者は穴がなく中実となる。
また、ノタヌキモは葉が3個ずつつき、イヌタヌキモは2個つく。目視では識別が難しい。

*      *      *      *      *

1789年8月26日、フランスの国民会議が「人権および市民権の宣言」を採択した。
がしかし史実的経緯を懸命に読み解くと・・・身勝手極まりない人権感覚だった。
仔細は、語らないが・・・今の国際情勢とダブってしまう。
文明開化の明治時代以来、国として諸外国に対して非人道的対応をしてきたか??
今の国内政治を思うと、リベラル派と謳う政治家面々に、“人道的とか人権擁護”を問いたい。
身勝手論理を堂々と主張する姿に、民主主義とはなんぞや??と危惧する。
画一的貧化。。。! コロナ対策にしてしかり。。。? 専門家の偏向・偏重には呆れる。
この上は、個々人の慎重なる行動しかない。。。!?!って思った一日であった。
「令和参年(皇紀2681年)8月26日、記」





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《眼福(201)“公園の今・・地味な花!?!”❖21-238》

ヌルデ(白膠木) ウルシ科(Anacardiaceae)
学名:Rhus javanica auct. non
Rhus javanica L. var. chinensis (Miller) T. Yamazaki
別名: フシノキ(付子の木)




《”白膠木!?!”大和市西鶴間❖’21/08/25❖》
ヌルデ(白膠木);
ウルシ や ハゼノキ とそっくりのウルシ科植物。だがウルシの様にかぶれることはない。
幹を傷つけると、白い漆液を出す。漆液を塗料(ヌテ)としたりもした。
山野に普通に生え、特に林縁部に多い。典型的な陽樹(明るい場所を好む樹)である。
所謂、先駆種で後発のより大きい樹木が育ち陽が当たらなくなると枯れてしまう。
寿命は数十年程度といわれている。幹や枝は、斜上し枝分かれは多くはなく太い。
樹皮は灰褐色で皮目が多い。幹が柔らかく竹のようにすぱっと縦に割れる。
葉は互生し奇数羽状複葉。葉軸に翼がある。小葉は、楕円形で粗い鋸歯があり先が尖る。
雌雄別株。幹の頂部に大きな総状花序を出し、白色の花を多数つける。
花弁は5枚。雄花の花弁は反り返り、雌花の花弁は開出する。柱頭は3分岐。
葉にヌルデミミフシと云うアブラムシがつくる虫えいは、五倍子(ごばいし )と呼ばれる。
(葉軸の翼にアブラムシの1種が寄生する袋状の虫こぶ)
虫こぶを切ると、中にはアブラムシがぎっしりと入って集団生活をしている。
この袋状物質には、タンニンが50~70%含まれている。
この虫コブと酸化鉄で発色させた色を空五倍子色(うつぶしいろ)と呼ぶ。
ゴバイシ(フシ)は、医薬品、インクや染料の原料、革なめし用等にと色々使われてきた。


*      *      *      *      *


オリンピックの後、パラリンピックが始まったが、開会式に天皇陛下が臨席された。
このことは、今後のオリンピックとパラリンピックが統一開催に向けての布石となったきがする。
「令和参年(皇紀2681年)8月25日、記」






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《眼福(200)“灼熱にみる花!?!”❖21-237》

クルクマ・シャローム      ショウガ科(Zingiberaceae)
学名:Curcuma alismatifolia Gagnep.
別名: クルクマアリスマティフォリア
ガジュツ(夏ウコン、紫ウコン) Curcuma phaeocaulis Valeton syn. か???









《”鬱金属!?!”❖’21/08/24❖》
クルクマ・シャローム ;
一般的に ウコン(鬱金)を指す花は、アキウコン(秋鬱金)のことだろう。
(学名:Curcuma domestica Curcuma)
ショウガ科ウコン属で主に花を観賞するものにクルクマと呼ぶ花が。。。!
ウコン属で主に根茎をハーブや薬草にするものも総じてウコンと称する。
薬用としては、秋ウコン(秋鬱金)や、春ウコン(春鬱金が代表的か。
観賞用に栽培されているウコン属植物は、品種が多数ありハイブリッドもある。
園芸界では、一般にクルクマと呼ばれ、英語では“Siam tulip”と表現されている。
Siamとは、タイの旧名であり日本語ではかつてシャムと呼んでいた。
鹿児島県南九州市川辺町でクルクマが栽培されるようになってどのくらい立つか??
主品種がシャローム(平和の意味)、クルクマよりもシャロームとして知られていよう。
クルクマの花言葉は「忍耐」「あなたの姿に酔いしれる」「乙女の香り」「因縁」。
見た目の華やかな苞とは違い、ひっそりと地味な花の姿から、「忍耐」か???
茎高60~70㎝。根茎、根の先に塊根を持つ。葉柄は短く葉身は披針形で先は鋭形。
穂状花序は、花茎先に頂生し円柱形。花序は密錐花序 (thyrse) と呼ばれる複合花序。
花を抱く苞が下部につき最上部に苞が飾りの様につく。苞は紅紫色、白色、緑色等色々。
萼は、筒形。花は白黄色、花弁3枚、花弁状の仮雄蕊2個、雌蕊1個。

※     ※     ※     ※     ※

東京オリンピックが、無事終了した。今回のオリンピック、コロナ禍にあっては大成功だった。
個人の思いだが、、、競技結果以上に、一表彰式に眼を見張った。。。!!
以下、東京スポーツのweb記事より;
*       *       *
東京五輪レスリング女子50キロ級決勝(7日、幕張メッセ)で、
須崎優衣(22=早大)が孫亜楠(中国)に勝って金メダルを獲得。
その表彰式にプレゼンター役として五輪4連覇の伊調馨さん(37)が現れた。
水色の着物姿で登場した伊調さんはメダリストたちに副賞の花を渡した。
関係者によると、伊調さんのプレゼンター起用は急に決まったという。
常に表彰台の頂上に立ち続けた最強女王。
この日は表彰台の下から「頂点」に立った後輩・須崎に花を手渡した。
---東京スポ-ツ---
*       *       *
日本(東京)での開催オリンピック、過去オリンピックでの最高功労者が表に出てこない??
そんなことを思っていた。言うに及ばず、伊調 馨さんのことである。
伊調さんの戦績からして、オリンピック競技者(日本人)中での最高位、顔的存在だろう。
そんなアスリートを、世界に誇るような映像が中々出てこなかった。残念に思っていたが、、。
そんな中でプレゼンターとして登場した映像、驚いた、それ以上に良かった、と感じた。
伊調さんの和服姿も素晴らしかった。西欧のオリンピックファンも絶賛されていた。
「令和参年(皇紀2681年)8月24日、記」
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《眼福(199)“垣根の夏花!?!”❖21-236❖》

ハツユキソウ(初雪草) トウダイグサ科(Euphorbiaceae)
学名:Euphorbia Marginata Pursh
別名: フクリンタイゲキ




《夏なのに”初雪草”とは、これ如何に??❖2021/08/23❖》
ハツユキソウ(初雪草);
冬の華ポインセチアと同じトウダイグサ科のハツユキソウ、こちらの開花は夏。
花のように見える部分は、杯状花弁という。
別名、ユーフォルビア マルギナタとも呼ばれる。
まるで冬の花と思える名前だが、夏に清楚な白い小さな花を魅せる。
葉もホワイトとグリーン色のコンストラストが美しく清々。
葉や茎を割くと白色の乳液が出てくるが、触れると皮膚に炎症を起こす事がある。
葉の観賞用に栽培されているようだが、野に自生する野草でもある。
乾燥した草原,道端,牧草地などに生育する草丈80~100cmの野草。
日本には1811年または1860年に渡来したという2説があるが??
茎は直立し上部でよく分枝。葉は互生し長さ5cm位、幅3cm程の長楕円形(全縁)。
最下部の苞葉は2~3枚で輪生、長楕円形の緑色で縁が白色になる。
晩夏頃、上部の葉も密集し白色覆輪の花弁状になり涼しげに見せる。
散形花序に花をつけるが、花冠は退化し、雄蕊と雌蕊だけになる。
5枚の総苞片が合着した杯状の総苞の中に直径7~8mmの杯状花序を見せる。
杯状花序には、緑色の4~5個の腺体、白い花弁状の4~5枚の腺体付属体、
雌蕊1本だけの雌花が1個、雄蕊1本だけの雄花が複数つく。
雄蕊の葯は黄色で2裂し、雌蕊は柱頭が2裂した花柱が3個。
※上記の白乳汁にはユーフォルビンが含まれており触れると皮膚炎症を起こす※
トウダイグサ(Euphorbia helioscopia)やポインセチア(Euphorbia pulcherrima)の仲間。
和名は、葉の縁が白っぽくなることを降り積もった初雪に例えたもの。
英名もSnow-on-the-mountainで和名と同様の意。
「令和参年(皇紀2681年)8月23日、記」










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《眼福(198)“道端の夏花!?!”❖21-235❖》

カナムグラ(鉄葎) アサ科(Cannabaceae)
学名:Humulus japonicus Sieb. et Zucc.
Humulus scandens (Lour.) Merr.
カナムグラ雄花
カナムグラ雄花



カナムグラ雌花
カナムグラ雌花・・・花は隠れて中々見づらい。
《”鉄葎”❖’21/08/22❖》
カナムグラ(鉄葎);
道ばたや荒れ地など、都会でも随所で見られる蔓性野草。茎や葉には小さなトゲがびっしり。
手で掴む等、到底できない。鉄葎とは、鉄線状に群がって生い茂るという意味に由。
だが、そんな小さな花を良く良く見ると、味わいある姿をしている。
茎に下向きの刺がある。これは、他の木や草に絡むのに役立つだろう(必然の理か)。
葉は対生し、長さ7㎝前後で掌状に5~7深裂、基部は心形。雌雄異株。
雄花は淡緑色、円錐状の大きな花序で細く短い花糸の先に大きな葯が垂れる。
大きな円錐花序に多数の花がつき、萼片5枚、雄蕊5個。
雌花の苞は初め緑色で濃紫色の斑紋があり下向きに短い穂状花序をだし花後は大きくなる。
果期には全体が紫褐色を帯びて先がそり返る。
カナムグラの「カナ」は鉄、「ムグラ」は生い茂るを意味する。
又、カナムグラの花粉は花粉症の原因にもなる由。こちらは要注意だ。
「令和参年(皇紀2681年)8月22日、記」





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《眼福(197)“水辺の夏花!?!”❖21-234❖》

《”角針藺”❖’21/08/16❖》

カドハリイ(角針藺) カヤツリグサ科 (Cyperaceae)
学名:Eleocharis tsurumachii Ohwi 
synonym Eleocharis tetraquetra Nees var. tsurumachii (Ohwi) Ohwi 
synonym Eleocharis tetraquetra Nees f. tsurumachii (Ohwi) T.Koyama
 日本固有種(霞ヶ浦周辺の旧玉造町、旧桜川村)
 稈は光沢があり柔らかい。鞘は上部近くまで赤色を呈する。鱗片は先端が円形。
柱基は果体の半長。刺針状花被片の小刺は逆向き。
越冬芽は10月上旬までに地下走出枝の節に1~5個が圧着~やや 開出して形成される。
越冬芽は卵形~長卵形、鋭尖頭、長さ3~7㎜×幅1.5~ 2.0㎜、越冬芽とほぼ同長の鱗片に包まれる。
マシカクイの越冬芽は地下走出枝の節に1個がほぼ圧着し、線形で鋭頭、長さ10~20㎜×幅0.3~1.0㎜、
基部の鱗片は越冬芽の半長~3/4(小形の越冬芽では同長のこ とがある)。
柱基の長さや越冬芽の違いによりシカクイとは別種とされる。
*      *      *      *      *
久し振りに友達と植物談義をした。日本にはまだまだ、面白い環境がある。
しかしその環境が、危機に貧している。関心ある人々で是が非でも死守しないと。。。?
友が紹介してくれた場所の紹介記事の一部を抜き取って紹介する。以下の頁。
https://waterplants.web.fc2.com/feature_kadoharii.html
「令和参年(皇紀2681年)8月21日、記」






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《眼福(196)“里山の夏花!?!”❖21-233❖》

この所、天気が不安定。晴れていると思ったら、突然の雨。昔の夕立を思い出す。
突然の雨も、花々には恵みか?? 
アップしてみると、瀟洒。ファインダーでの・・・独特な画。






サネカズラ(真葛|実葛) マツブサ科(Schisandraceae)
学名:Kadsura japonica Dunal.
別名: ビナンカズラ(美男葛)、ビンツケカズラ、ゴミシ(五味子)
*画像は、借り物*





《”サネカズラ(真葛|実葛)”泉の森❖’21/08/20❖》
サネカズラ(真葛|実葛);
関東以北では見かけたことがない。比較的温暖な山野の林縁に生える常緑つる性本木。
樹皮は灰褐色でコルク質に覆われているが、若枝は粘液を含んでいる。
昔、この粘液を煮てその汁で髪を整えた。それ故、ビンツケカズラ(鬢付葛)の名が残っている。
そうした事で、ビナンカズラ(美男葛)、ビジンカズラ(美人葛)となどとも呼ばれる。
葉は互生し、単生、短い柄があり、楕円形~卵形、縁に浅い鋸歯がある。
葉質は、革質で光沢がある。托葉はない。雌雄別株又は同株と気まぐれ!?!
蕾は球形、長い柄がある。黄色い花弁と萼が区別できない鐘形の花を付ける。
花は8月ごろ、直径1.5㎝位の黄白色の小さな花を下向きにつける。
雄花は、雄蕊が中央部に球状に集まって赤く見える(赤いのは葯隔、黄色の点々は葯)。
雌花も雌蕊が球状に集まる(10本以上)が、緑色なので目立たない。
10月ごろになると液果が球状に集まった実(直径2〜3cm)が熟す。
「令和参年(皇紀2681年)8月20日、記」


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