散策の途、とてつもなく迫ってくる花と出会うことがある。
見慣れた・・ありふれた花であっても、レンズを通すと驚きが。
微笑っている 踊っている様にも見えた。
初冬と言える季節だが、小春日和のように温かった日。
里山は、団塊世代でいっぱい。そんな集団を遠目に見てた。
揃いも揃って!!一眼デジカメを肩からぶら下げて。。。
その姿、団塊世代が日本経済を担ってる、と映った。
足早に池に向かう。と、そこは・・・!
鳥撮影の面々、機材装備にどれ程費やしてるの??とも。
数千万の塊が・・そこに陳列されてる!!凄い光景だ。
迷彩柄のレンズカバー?、はやりなのだろうか??
圧倒されながらその場を離れ、森の小径を奥に進んだ。
暫く前から幾度となく対峙している小さな花の棲家。
そんな雰囲気。植物の保護観察か、ロープで囲いをしてある。
季節的に植物たちは、メタボリズム最中だろう。
そんな中この花、1本だけがそそと咲いている。
何度見つめても飽きさせない、何かを感じさせる。
しゃがみ込み、対峙してると、一枚の枯れ葉が留まった。
茎の分かれ目に佇み、生き活きしてる。
こんな光景にであえるから、散策はやめられない。
何とも云えない空間だ。自分の世界に入れる。
新しき小さなカメラ、無限の広がりをみせる。
《襍・・己、魂を入れて》襍魂の始まり。
オートフォーカスって難しい。だが、たおやかな写りだ。