日本の河川の殆んどは、鋼矢板やコンクリートで覆われた
河が殆んどである。
これまでの自然形態の河は土の土手で形成されて来た。
土木学会の研究成果により、ビオトープよりは洪水や
土手の決壊を防ぐことを優先させ、土木業者への
発注を考えてこのような形態を取って来た。
勿論、この土木業者には市町村、県・国から多くの
**が第二、第三の職場を獲得している事は周知の
ことである
自然おば 征服せむと もくろみて
利便に走る 川の岸辺か
昨日、アップした地震の義捐金により建てられた会館まえに
子供達を先導する教師・保育師の像が据えられている
大きな災害が突如襲い掛かると、大人もパニックになるが
平静を保って、預かった子らを誘導する判断力が要求される
さいがいに そうぐうしたる そのときは
きもちしずめて こらをみちびく
1964年(昭和39年)に襲った地震は、丁度この年に
開催された国体を終えた直後にやって来た
アパートが傾いたり、大きな橋が将棋倒しになった画像が
新聞やTVに盛んに流された
その義捐金の一部を使い、県民会館が建設された
その建物の入口に金色の鳳凰が輝いている
地震が起きて44年が経過した
この鳳凰は日本の将来を見据えて、飛翔出来るのか
このまま留まったままなのか、はたまた朽ちて地に
降り立つのか
大空に 舞う鳳凰の 行き先は
地球の姿 いかになりけん
向かい合った岸壁に専用貨物船が二隻停泊し荷物を
下ろしていた
下の白っぽい船はセメントを運んでサイロへ流している
のであろう
上の青い船の積荷は判らない
喫水から判断すると、まだ相当積んであるようだ
何処(いずこ)より 運び来たりし 船の荷は
下ろす作業に 人影もなし
陸上に保管されたクルーザー(ヨット)はセンターボードの
形態は様々である
小さなディンギーなどはセンターボードを入れたり出したり
するが、大型のヨットは固定されている
※ヨットは和製英語で、外国ではヨットと云え ば豪華な船で
日本で云うヨットはセーリングボートと言う
クルーザーはクルーズ(巡航)から、各地を 回る船に付けられた
それぞれの 形違いし 船底は
眼にすることぞ この季節(とき)ならん
陸(おか)に上がった・・・
冬の日本海は荒波が続き、クルージングには向かない
管理の為に陸上に上げて、ペンキ塗りや修理を行なう
クルーザーは船底に突起があって、足場を組んで固定する
管理費が相当掛かるであろう
荒海に 漕ぎ出す ことを諦めて
陸(おか)に上がりし 船の寂しさ
対岸の造船所に数隻の貨物船が係留されている
これから修理なのか、新造船で艤装を施しているのであろうか
対岸の 行き交う人を 眺むれば
いずこへ向かう 新しき船
外国船が出入りする港には通関の施設と出入国の管理が
不可欠である
不審人物の入国や不審物を入荷させないために検査をする
その建物の外に変ったモニュメントが建っていた
鏡面の円形の1/3くらい下に、ワイヤーが張られている
出入国の管理を表現しているのであろうか
海原は 地球の涯に 続きつつ
国の境に 関を設けて
小さなタグボートに引かれて白い船が港を出て行く
対岸の造船所へでも修理に向かうのであろうか
人生は 大きな荷物を 背負いつつ
力の限り 前を向かいて
緑色の船が仕事から戻ったようである
この形態の船は漁船ではない
何か港に関係する仕事に従事しているようだ
洋上の 仕事終えたる 航路には
港を走る 出船入船
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