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NEC 米国で NASDAQ 上場廃止に

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NEC 米国で NASDAQ ...
NEC は米国 NASDAQ で取引されている銘柄、NIPNY と言うシンボルで取引が行われている。

http://finance.yahoo.com/q?s=NIPNY

NEC は、米国会計基準で定められた監査報告を出せない(出さない)ことを発表、これによって 2006 年度の監査報告も行わないことになった。

これが原因で NEC は、NASDAQ から公開を廃止される可能性が高くなった。NEC によると米国の監査基準は満たせないが、日本の監査基準には準拠していると言う。

これって、日本の監査基準が甘いと言っているように聞こえるのですが・・・

でも過去5年の株価の動きを見るとこの発表をうけても激落しているようには見えないのですが・・・

#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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KUMA
KUMAさんからコメント
投稿日 2007-09-26 09:08

この件は、NEC本社でも大きな問題となっていました、要はSOFTの複数年次の売り上げを発生年で行わず、分割すべしとの内容だったようですが、何故かNECは「計算できず」でつっぱたようです。
詳細は不明ですが・・・

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うちくら
内倉憲一さんからコメント
投稿日 2007-09-26 18:27

下記は明日の WRN から


米国 NEC, NASDAQ 上場廃止!?

この情報は既に日本にも発表されているが内容を理解している人は少ない。知っているとしても、何かの監査報告を出せないから上場廃止になるとしか知らないのではない。私もそうだ。だが上場廃止は何かの報告を忘れたぐらいでおこることではない。そこで少しリサーチをしてみました。興味のあるひとは読んでみてください。

米国には GAAP(Generally Accepted Accounting Principles)基準というのもがあります。単純に言うと会計基準です。その会計基準のの中に SOP 97-2 と言うものが存在します。この SOP 97-2 は Revenue Recognition for Software Products with Multiple Deliverables とも呼ばれるもので、ソフトウェアの収益に関する会計報告の方法を明記したものなのです。

米国の上場企業は、ハイテク会社の場合ソフトウェアのパッケージ販売とサービスによる収入を SOP 97-2 に準拠して報告する義務があります。当然 NEC もこの基準で監査報告をする必要があるのです。ただ、この監査を NEC は 2006年3月31日の決済分に対して出すことができなかったのです。

これは監査書類を出せなかっただけではなく、監査の対象になった収益報告の内、1999年から2005年までの間に報告された収益の内5件が偽装の収益であったと言うことが明らかになりました。監査の変更報告よると、架空の経費を10人の社員が下請けねねつ造させたというもので、金額の合計は1812万ドル、10人にNEC社員は一人頭500万円のキックバックを受け取ったというもの。この結果、米国 SEC (Securities and Exchange Commission) が望む 2006年3月31日の決済書 Form F-20 を出せないことを NEC は表明。同時に2000年以前にファイルした決算報告書には信頼性がないと発表した。

この上場廃止よって NEC 全資産の2.9%にあたる部分が宙に浮く形になる。NEC は米国 GAAP の審査には通らないが、日本の法律には一切ふれていないし、日本国内での上場、監査報告には一切問題がないと発表している。

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