経営の大きな落とし穴
8月
5日
会社が成長していくと、経営者一人ではすべての業務をこなすことが難しくなり、仕事を社員に任せる必要が出てきます。しかし、ここには大きな落とし穴があります。特定の優秀な社員に業務を集中させすぎると、その人がいなければ会社が回らないという状態に陥ってしまうのです。これは一見頼もしく見えるかもしれませんが、実際には経営のコントロールが失われる危険な状況です。
その社員が退職したり、体調を崩したり、価値観が合わなくなった場合、会社全体が大きな影響を受けることになります。そうしたリスクを避けるためには、同じ業務を複数の人が担当できるようにし、仕事を特定の人に依存しない体制を整えることが必要です。
経営者にとって重要なのは、社員に仕事を任せる「任せる力」と、業務を分散させて組織全体の安定性を高める「仕組みづくり」の両方です。持続可能な経営を実現するためには、このバランスを意識しながら組織を育てていくことが不可欠だと私は考えています。
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内倉憲一(うちくらけんいち)
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