<職人になるガイド>
4月
3日
昼に図書館に立ち寄ったら<職人・・>が目についた・・
著者~ 山中 伊知郎さん (スケバン刑事の脚本家)
55種の職業が <あいうえお順>に並べて紹介されている。
中でも目についたのが・・
* 海外での活躍が期待されている <初生ひな鑑別師>
生まれたばかりのヒヨコが <オスかメスか>、それを一瞬で判別していく仕事・・
卵を産める<メス>を求める養鶏業者にとっては、重要な問題です。
日本人の鑑別師の鑑別率は99%以上を誇って他の国々の追随を許さない。
そのために鑑別師としての資格を取得した人の多くがヨーロッパをはじめとした海外に出ていく。
以前は、もっぱらヒヨコの <肛門を見て鑑別>するだけだったが、最近は<羽の長
さや形状を見て鑑別>する方法なども加わった。
収入は<肛門なら1羽4円50銭~羽なら2円10銭>程度・・
支出は <白衣と電灯>があればいい。 ほとんど仕事での必要経費はない。
地味ではあるが <職人>の名にふさわしい・・