3月
7日,
2022年
改めて、事業戦略策定における「事業ドメイン」設定の基本に立ち返る!
私は「会社・組織で働く皆様を支援する」というコンセプトに基づいて、コーチングを軸としてサービスを提供しています。
しかし、コーチング以外は提供しない、と提供サービスを限定をしている訳ではありません。
クライアントが欲していて、それがクライアントの課題解決や目標設定に役立つものであれば、私の保有しているものは全て喜んで、提供をさせて頂いております。
本日、ご相談を受けたのは将にこういうケース。
もともとコーチングのクライアントだったお客様ですが、新規事業の立上げに関して相談したい、とい連絡があって、早速お話をお聴きしました。
テーマはずばり、事業戦略の策定に関わる、
「事業ドメイン」設定
に関してのご相談でした。
詳細はこちらに守秘義務があるので、ここでは触れませんが、改めて「事業ドメイン」の設定の基本に立ち返る機会となりました。
事業ドメインの設定の基本は、事業体が事業計画(ビジネスプラン)を策定する際に必ず決定しなければならない「3要素」から構成されています。
この理論は経営学者のデレク・エイベルによって提唱されました。その3要素(CFT)とは、
1.誰に(顧客):Customer
2.何を(機能):Function
3.どのように(技術):Technology
つまり、あなたの事業は
「誰に、何を、どのように提供しますか?」
を規定するための3要素です。
そして、この3要素を確立する上でとても重要なのが
『顧客目線による「提供価値」は何か?』
を明確にすること。
私はこの「提供価値」を含めた4要素を常に意識して、事業展開を検討すべきだと考えています。
それは私の事業主であるクライアントへの問い掛けと同時に、取りも直さず自分自身のビジネスに関しても然りです。
因みにこの「提供価値」の考え方は、レビットの論考「マーケチング近視眼」(ハーバードビジネスレビュー、HBR)に基づくものです。宜しければその論文もお読み頂けると理解が深まるかと思います。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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