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おたすけおじさんの 音色を良くする方法 #5 実験その4 のお話

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おたすけおじさんの 音色を良く...

今日は、サックスの音色を良くする方法 #5 についてお話いたします。


 


おたすけおじさんの 音色を良くする方法 #5 実験その4 のお話


 


こんにちは サックス奏者の皆様


最近夜になると虫たちがセッションを始めて、すっかり秋らしくなってきて、とても気持ちがよいのですが、暑い夏が好きな私にはちょっと寂しい感じです。


昨日は、マウスピースをくわえる深さを変えて音色を変えるというお話でした。


今日は、また違った方法で音色を変える方法をお話しします。


 


では、いきましょうか


 


● C#とDの音色を近づける実験 その4 音色を変える方法 その2


 


1.音色を変える1つの方法として、リードに触れる下唇の面積を変える方法です。


これは、とても音色を変化させるために大切なことです。


昨日のお話は、マウスピースをくわえる深さですから、ある程度決まったらあまり融通がきかないものです。


以前ダブルリップの人が、マウスピースを出したり引いたりして吹いているのを見たことがありますが、シングルリップやファットリップでは、あの芸当はできないです。


C#の音に限らず、どの音域でも使えますので体で覚えてください。 そうするとこのような音が出したいと思ったときに、自然に出せるようになります。


 


では、いきましょう


(1) 低音を出したときに、少しだけリードに当たる下唇の面積を広げてみてください。


具体的なやり方は、下唇はそのままにして、下あごを少しだけ引くんです。


下の歯を引くといった方が分かりやすいかな?


そうすると下唇のリードに触れる面積が増えます。


面積が増えるとリードを少し浅くくわえたことと同じになるのと、下唇のクッションでリードの振動が押さえられます。


それで、音色が柔らかくなるんですね。


あまりやるとサブトーンになってしまいますので、ビーという倍音が少し消えるくらいでいいです。


低音のC#でやってみて、その口で、指を離して中音を吹いてみてください。 以前よりも音色が柔らかくなると思います。


でも、この下あごを引くやり方は、引けば引くほど、サブトーンになればなるほど、お腹の圧力が必要になってきますので、しっかりとお腹で支えてあげてください。


他の音域の音でも同じです。


 


(2) 他の音でもやってみましょう


こんどは、中音のC#を吹いて、同じように下あごを引いてみてください。


音色が変わるのが分かると思います。


ついでに、引くだけじゃなくて、ゆっくりと出したり引いたりしてみましょう。


音色が変わると思いますが、このようにして音色を変えるんですね。


低音の方が分かりやすいと思いますので、いろいろと試してみてください。


 


これは1つの方法で、他のやり方としては、マウスピースに対する息を入れる角度を変えたり、口の中の面積を変えたり、圧力を変えたり、喉をわざと狭めたり、マウスピースをくわえる力をめいっぱい緩めたり、横から締めたりとたくさんの方法がありますし、それらを複合的にやることもあります。


演奏する曲想に合わせたり、フレーズによってニュアンスを変えたりするのに、音のイメージを作ると何となくその音に近づいていくものです。 でも、いろいろ試して覚えないといけないですが・・・


 


 


今日は、音色を良くする方法 #5 実験その4として、とても大切なリードに対する下唇の面積を変える方法 のお話でした。


 


明日は、音色のお話は少しお休みとして マウスピース に関するのお話をいたします。


 


 


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◆ 音の高さ表記は、C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シ でお話ししています。


 


ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。


いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。


とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を


皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。


 * サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。


(このブログの内容にも著作権があります。 内容をコピー・転載するときは、自己紹介欄のメ−ルアドレスまでご連絡ください。)


 

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おたすけおじさんの 音色を良くする方法 #4 実験その3 のお話

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おたすけおじさんの 音色を良く...

今日は、サックスの音色を良くする方法 #4 についてお話いたします。


 


おたすけおじさんの 音色を良くする方法 #4 実験その3 のお話


 


こんにちは サックス奏者の皆様


音色って作り出すのが難しいんですよね〜 私は、いろいろなアプローチをしてきました。 大切なことは、音を良くしたいといつも思うことと、こういう音が出したいというイメージです。 プロの演奏を聴いていて、このようなことを言うと大変失礼なんですが、その音はないんじゃないの! 俺よりひどい音出してプロ? と思うような人もいます。 難しいフレーズや格好いいフレーズをいくら吹かれても、ひどい音では台無しです。 音は大切にしたいものです。


昨日は、サックスの音にはたくさんの音が混ざっている・オーバートーンのさわり・オーバートーンを使った実験 のお話でした。


今日は、サックスの音色でとても悩む、そのC#とDの音色を揃える実験方法その3 音色を変える方法 をお話しします。


 


では、いきましょうか


 


● C#とDの音色を近づける実験 その3 音色を変える方法 その1


 


1.音色を変える1つの方法として、マウスピースをくわえる深さを変える


浅くすれば、倍音が押さえられて柔らかい音になります。


深くくわえれば、倍音がたくさん出て明るめの音になります。


でも、極端にやると分かりますが、あまり浅いとこもったようになりますし、深くくわえればビャーというトリッキーな音になってしまいます。


先週の日曜日、私の家まで公園で練習しているアルトサックスの音が聞こえてきました。 明らかに深くくわえすぎのビャーという音で吹いているのが分かりました。 音が飛び散っていて、そばにいる人はうるさいだろうな〜 って感じの音です。 教則本などには、1〜1.5cmくらいのところと書いてありますが、人によって歯のかみ合わせも違うので参考程度にしてください。 出てきた音で判断しましょう。


深くくわえすぎて、音がビャーてなっている人は、少し浅くくわえてください。


そして、くわえ方を変えながら、実験のその1、その2をもう一度やってみましょう。


低音から高音まで、バランス良く鳴らせるくわえ方で、C#とDも音色が変わらないところを見つけてください。


 


 


明日は、音色の変えるもう1つの方法をお話しします。


 


今日は、音色を良くする方法 #4 実験その3として、C#とDの音色を近づける実験 その3 音色を変える方法 その1 のお話でした。


 


明日は 音色を良くする方法 #5 実験その4 ということで、音色を変える方法 その2 をお話しいたします。


 


 


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おたすけおじさんの 音色を良くする方法 #3 実験その2

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おたすけおじさんの 音色を良く...

今日は、サックスの音色を良くする方法 #3 についてお話いたします。


 


おたすけおじさんの 音色を良くする方法 #3 実験その2 のお話


 


こんにちは サックス奏者の皆様


先日テレビに『スィングガールズ』が出演していて演奏も聞きました。 週5日の練習や合宿をやって1年ちょっとで、あの演奏は正直凄いと思いました! とても楽しそうにやってるのが印象的でしたね。 劇場で見てみようかな・・・


昨日は、C#とDの音色を近づける実験 その1 低音ではアンブシュアを無理に締めないことを利用した、実験方法でしたね。 あせらずにゆっくりとやってください。


ブログは毎日更新して、たくさんのアプローチ方法を話すので、訳が分からなくなるかもしれませんね。 時々違う内容を入れたり、ブログを書きためるためにお休みする日も作ろうかと思っています。 


試した感想なども、いただけるとブログで紹介いたしますので、どんどんコメントを入れてくださいね。


 


今日は、サックスの音色でとても悩む、そのC#とDの音色を揃える実験方法その2をお話しします。


 


では、いきましょうか


 


● C#とDの音色を近づける実験 その2


 


1.サックスの音にはたくさんの音が混ざっている と オーバートーンのさわり


今回のやり方は、簡単なオーバートーンを使った方法です。


サックスの音にはたくさんの音が混ざって、音色を作っているんですね。 例えば一番低音のBbの音には、オクターブ上のBb、中音のF、2オクターブ上のBb、その上のD、F・・・ というようにたくさんの音が混ざってBbの音色を決めているんです。 Bの音だと、Bbの倍音の半音上、CだとBbの1音上・・・ となっています。 ただ低音Eから上の音では、あまりできないです。


たくさんの音が混ざっていることが信じられないかもしれませんが、そうなんです。 私もスペクトラムアナライザーという周波数分析装置を使って実験したことがありますが、サブトーンのような暖かい音は、高い音の倍音が少なくて、明るい音では高い音まで倍音が豊かです。 分かっていましたが、ちゃんと確認もしたんですよ。


この、たくさん混ざっている音を 【倍音】 といいます。


この倍音をコントロールできれば、音色も変えられるということになります。


オーバートーンとは、一番下のBbを出して、そのままの指で、オクターブ上のBb、中音のF、2オクターブ上のBb、その上のD、F・・・ と倍音を1つずつ出してあげる練習方法です。 ここでは、オーバートーンの練習の仕方や詳しいやり方・コツなどは、まだお話しませんがいずれお話しいたします。


 


2.オーバートーンを使った実験


では、いってみましょう


(1) 低音のC#を吹いて、そのままの指で、オクターブ上のC#を出してください。 圧力を少し上げれば出ると思いますが、お腹からの圧力で暖かい息・ウォームエアーで柔らかく出してください。


(出ない場合は、よくない方法ですが、中音のDを吹いて、低音のC#の指で中音のC#を出します。 そしてオクターブキーを外します。 なぜあまり良くないかというと、口が締め気味になるからと、口内の広さが狭まるからです。)


(2) 低音C#の指でオクターブ上の音が出たら、その音色をよく覚えます。


(3) そのままの口で、指だけ全部離して、中音のC#を出します。 音程は気にしないでください。


(4) この方法をゆっくり繰り返して、低音のC#でオクターブが出るようにしてくださいね。 オクターブを出すためにアンブシュアをあまり変えないで、圧力を使ってください。


(5) 感じがつかめてきたら、圧力や音色をどうやったら音色が近づくか、いろいろと試してみてください。


低音のC#でオクターブを出した音に全開のC#の音色を近づけるんですが、低音を出しているように、中音を吹くイメージでやってみてください。


音の大きさも、最初は大きく出さないと出ないと思いますが、徐々に小さい音でもオクターブのC#が出るようにしてください。 これができるようになったら、お腹から出す圧力がついてきた証拠ですよ!


 


どうでしょうか? このオーバートーンを使った音色を良くする方法も、1つのアプローチの仕方です。


オーバートーンは、とても音質を良くするためには有効な練習方法です。 私は何年もかかって少しずつできるようになりました。 これができるとフラジオなどは、とても楽に出せるようになりますので、今はできなくても是非C#だけでも良いので続けてほしいと思います。


 


明日は、音色の変える1つの方法をお話しします。 これを先に話せ といわれそうですが・・・


 


今日は、音色を良くする方法 #3 実験その2として、サックスの音にはたくさんの音が混ざっている・オーバートーンのさわり・オーバートーンを使った実験 のお話でした。


 


明日は 音色を良くする方法 #3 実験その3 ということで、音色を変える方法 をお話しいたします。


 


 


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おたすけおじさんの 音色を良くする方法 #2 実験その1

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おたすけおじさんの 音色を良く...

今日は、サックスの音色を良くする方法 #2 についてお話いたします。


 


おたすけおじさんの 音色を良くする方法 #2 実験その1 のお話


 


こんにちは サックス奏者の皆様


さて、昨日は、音色ってなに? と 最初に気がつくのは、開放の中音C#(ド#)とD(レ)の音色の違い、圧力と音の大きさについてのお話でしたね。


C#とDの音色が違う原因を探ってみましたが、何となくでも分かっていただけたでしょうか?


今日は、サックスの音色でとても悩む、そのC#とDの音色を揃える実験方法をお話しします。


 


では、いきましょうか


 


● C#とDの音色を近づける実験 その1


低音を出すときには、口を締めていると出づらいので、たいていの人が少し緩めています。 この少し緩めたアンブシュアを利用して、中音のC#を出して音を丸く出す方法です。


本当は、低音のアンブシュアで上の音まで吹けるようになるのが理想なのですが、始めたばかりのサックス奏者には、とても難しいことですね。 でもお腹の圧力でサポートできるようになると、音色も下から上まで変わらず、音程もずれなくなります。


では、いきますね


 


1.低音のC#を吹いて、その音色をよく覚えます。 お腹からの圧力と暖かい息・ウォームエアーで柔らかく出してください。 暖かい息のイメージで柔らかく出してくださいね。


2.そのままの口で、指だけ全部離して、中音のC#を出します。 音程は下がると思いますが、それでもよいです。 低音のC#は出しづらいので大きな音になってしまうと思いますが、中音のC#の音も大きくなってもかまいません。


3.慣れてきたら、だんだん小さい音にして、やってみてください。


4.今度は、低音C# → G#(左手小指はC#の指のままでOKです) → 中音C# → 中音D → 中音C# → 低音G# → 低音C# とゆっくりやってみましょう。 この時はアンブシュアを変えないで、息の圧力だけ気にしてください。 C#で音がふらつかないように圧力でサポートします。 この方がC#を吹きやすいと思います。


このアルペジオは、変なコードですが気にしないでください。 気になる人は中音DをEbにして練習しても良いです。


 


どうでしょう アンブシュアを変えなければ、普通に全開のC#をいきなり吹くより音が丸くなりませんか?


音が丸くなって、中音Dとの差が縮まった人は、低音のC#のアンブシュアを、いきなり中音のC#を吹くときに思い出して矯正していってください。 矯正というのは、中音C#の音がおかしいと思ったら、低音C#−中音C#と復習してアンブシュアを思い出すことです。 繰り返しやって体に覚えさせてくださいね。


でも、その音色がいいとは言えないかもしれません。 この圧力のかけ方を覚えれば、他の方法で音質改善できますので安心してください。 この方法は、後ほどお話しします。


 


今日は、サックスの音色について#2 C#とDの音色を近づける実験 その1 のお話でした。


 


明日は 音色を良くする方法 #3 ということで、 C#とDの音色を揃える実験方法その2 別のアプローチ方法をお話しいたします。


 


 


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いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。


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おたすけおじさんの 音色を良くする方法 #1 のお話

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おたすけおじさんの 音色を良く...

今日は、サックスの音色を良くする方法 #1 についてお話いたします。


 


おたすけおじさんの 音色を良くする方法 #1 のお話


 


こんにちは サックス奏者の皆様


さて、昨日は、サックスケースについてお話いたしました。 大切なサックスを入れるものですからケースにも愛情を注いでくださいね!


今日は、サックスの音でとても大切な、音色のお話です。


 


この音色を良くするには、サックスを吹くために必要なこと全てが関係してきますので、すぐに良くなるとは考えない方がいいですね。


必要なこととは今までお話しした、姿勢・アンブシュア・呼吸・イメージなどです。


これから音色を良くするお話をしますが、いろいろな角度から方法をお話しいたしますので、皆さんもいろいろと試してみてください。


すぐにできないことも沢山あると思いますが、継続することが音色を良くする最善の解決方法です。


では、いきましょうか


 


● 音色ってなに?


音色というのは、楽器から出てくる声です。 って何いってるの? と言われそうですが、私達が話したり歌ったりしたときの声って、知っている人の声なら誰のものだか分かりますよね。 サックスの音も同じで、一人一人全く同じ音はないんですね。 これが音色なんです。


透き通るような声、甘い声、優しい声、怖い声、ムーディーな声、力のある声、泣きそうな声、怒鳴る声など、同じ人でもいろいろな声をその時の感情で出すことができるのと同じで、サックスでもいろいろ音色を変えたり、ビブラートの巾などを変えたりして表現できるんですね。


誰が聞いても、聞きづらい音やうるさい音など不快な音は出したくないですよね。 始めた頃は、バイオリンが上手く弾けないのと同じです。 誰が弾いても同じような音しか出ませんが、練習していくにしたがってうるさくない音に変わってきます。


音色を創るのは、自分のサックス声を創ることなんですね。


 


● 最初に気がつくのは、開放の中音C#(ド#)とD(レ)の音色の違い


これには私も何年も悩まされました。 音色だけでなく音程も違いすぎて締めたり緩めたりして、挙げ句の果ては、この楽器は音程が悪い とサックスの責任にしていましたが、とんでもなくて、自分の吹き方が悪かったんです。


音色と音程をごまかすために、開放のC#のときに、右手のキーを押さえて強引に音をこもらせて、音程も下げていました・・・ これでは、根本解決になっていないし、早いパッセージの時は、この技(?)が使えなくて、C#だけ音が飛び出していました。


どっちに合わせたらいいの? と言われたら、C#は音が広がらないように芯のある音にして、こもり気味のDをスカッとさせて中間にするように と言います。


他の音もあるので、どちらにも合わせようがないです。 なぜこのような音色の違いが出るか説明しますね。


 


音色がなぜ違ってしまうか?


1.指を開放する中音C#


マウスピースから入った音が、ネックをとおして本体を響かせますが、キーの穴からほとんど音が抜けてしまうので、本体が響かず音が広がってしまう。


楽器の抵抗が一番少なくなり、お腹の圧力がなくても簡単に出るので、音が広がってしまう。


2.中音D


音色で一番苦労するのが、このD、Eあたりかもしれません。


マウスピースから入った音が、ネックから本体を通って響かせますが、楽器の抵抗に負けて楽器が響かせられなくて音がこもってしまう。


楽器の抵抗に負けてと言うのは、お腹からの圧力が楽器を響かせるほど出せていないということです。


C#からDに上がったときは、抵抗のないところから急に抵抗がかかるので、圧力がかけられないこともあげられます。


逆にDからC#に下りてきたときは、急に抵抗がなくなるので息が入りすぎて、鋭い音になったりしてコントロールが効かない音になりがちです。


 


 ここで、圧力と音の大きさについてお話しします。


圧力=強く吹く(大きく吹く) っていうことではないんですね。


大きな音になるにしたがって、少しは圧力も強くなりますが、小さな音でも音がふらついたり、遠くまでちゃんと音を届かすために、お腹の圧力で支えてあげるということなんです。


小さな音のときに息の量は減らしますが、息のスピードは変えないんです。


お腹の圧力もなくなって、口先だけで小さい音を吹くと、自然ビブラートがかかったり、音程が悪くなったり、音に芯がなくなるのでダメなんですね。


お腹の圧力で支える っていうのは、イメージ的には、小さいポンプを押して、チョロッと中の水を飛ばすんじゃなくて、大きなポンプで、ギュッと押して細く遠くまで水を飛ばす感じかな?


ルー・タバキンさんのいい方を借りれば、暖かい息・ウォームエアーでしっかり出すことなんです。


私の話には、圧力がたくさん出てきますが、文章で表現するのは難しいです。 違う角度から説明することもありますので、よくわからない方は、また別の機会の説明を参考にしてください。


 


今日は、サックスの音色について#1 音色ってなに? と 最初に気がつくのは、開放の中音C#(ド#)とD(レ)の音色の違い、圧力と音の大きさについてのお話でした。


具体的な、C#とDの音色を揃える方法は、明日からお話しいたします。


 


ということで、明日は 音色を良くする方法 #2 C#とDの音色を揃える実験方法 をお話しいたします。


 


 


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おたすけおじさんの サックスケース のお話

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今日は、サックスグッズの第2弾ケースのお話です。


 


おたすけおじさんの サックスケース のお話


 


こんにちは サックス奏者の皆様


さて、昨日は、 ストラップが音質に影響 などのお話でしたが、気に入ったストラップを探してみましたか?


今日は、サックスケースのお話です。


 


最近のケースは、とても軽くなっていて、色も選べたり良いものが多くなってきました。


私が始めた頃は、木製のものがほとんどで、とても重いものが多かったです。


私のマーク?のテナーケースは、アメセルの木製のケースでしたが、重くて取っ手が壊れてしまいました。


古いケースは、セルマーのものでもネックが入る部分とU字管の2点で支えるものが多く、落とすとサックスが曲がってしまうものでしたね。


初めてアメリカに行った27年前は、ケースの中にたくさんの詰め物をして飛行機に乗せましたが、仲間のセルマーバランスアクションを持っていった人は、羽田に着いたとき(当時はまだ成田空港ができる前です)楽器が曲がってお釈迦になってしまいました。


ほとんどの古いケースは、クラリネットが入ったり、フルートが入ったりしてマルチケースが多かったことも重くなる原因かもしれません。


ビックバンドが多かったので、そのようなケースが必要だったんですね。


最近は、単独のケースが多くなっていますが、ソプラノも一緒に入るケースもあります。


先日、テナーとアルトのWケースを見ましたが、衣装ケースのように大きくて、とても持ち歩けるものではないですね。


私の持っているビシャーは79年前のケースですが、スポンジを入れて楽器全体で衝撃を吸収するようにしています。


ケースは、留め金がダメになってきたら、付け替えた方がよいですね。 持ち運んでいるときに開いて楽器を落としてしまいます。


ケースカバーは、ケースが開くことを防止するためと、ケースが傷つかないために使っていますが、譜面が入るポケットが付いているのでとても便利です。


 


● ケースの種類


ケースには、ハードケース、ソフトケース、フライトケース、複数の楽器を入れるWケースやトリプルケース、手に持つだけではなく、肩からかけられたり、リュックのように背負うタイプなど、いろいろなものが発売されています。


面白いのもに、イタリア製のEL SAXCOの楽器ケースは、そのままミュートケースになって、ネックだけ出して、両側の開いた穴から手を入れて練習できるのものです。 あまり防音効果がないのと、音色がかなり変わるので、ちょこっと練習するくらいでしょうか?


サックスミュートでは、特許をとっている、サキソフォーン・ミュート「ミューサク(Mu~sax)」というものもあります。 
ネックのマウスピース側にcapというものを付け、ベルにcupという蓋のようなものを装着することで弱音します。 でも、この製品は低音のB、Bbが出なくなるのでどうでしょう? 今はアルトサックス用のみで14000円するようです。 詳細は、 http://www.grand-duke.jp/main_frame.html で確認できます。


オレッグのエアーバックはとてもユニークで、エアーを入れるチューブがあって、エアーによって衝撃を吸収するものです。 風船のようですが、混んだ電車でもあまり気を使わなくて良いかもしれません。 気圧によってふくらみが変わるので、高いところに行くときはエアーの調整が必要です。


メーカーも、BAM、SKB、VBV、C.C.シャイニー、TomArtBags、GigBag、GALAX、WICINA、JuliusKeilWerth、EL SAXCO、グローバル、アルティエリ、ギャラックス、プロテック、ノナカ、セルマー、リッター、オルトラ、楽器メーカーのものなど沢山あります。


 


● ケース取扱いの注意


ケースには、専用のものと汎用のものがあります。


買ったときに付いているメーカーのものは、その楽器にあったように内張ができているので、専用タイプといえます。


ただし、専用ケースでも質の悪いものもあります。


そのようなときは、汎用タイプに変える必要がありますね。


その時の注意点です。


 


1.自分の楽器にあったケースを探す。


サックスは、メーカーやモデルによって形が違うので、ケースに入れたときに浮いていたり、きつかったり、サイドキーなどが押されている場合は、他のものを試してみるか、改造が必要になってきます。


楽器を入れたあとに振ってみましょう。 揺れるようなら浮いています。


ほとんどのケースは、スポンジやウレタン、発泡スチロールなどが緩衝材に使われているので、内張を切って削ったり綿やウレタンなどを入れたりして改造ができます。


スポンジは加工しやすいのですが、劣化してくるとボロボロになるので、長期間は使用できないです。


フライトケースの場合は、かなり押さえられるものが多いので、圧迫されていないかよく確認した方がよいですね。


止め方がジッパータイプのものは、左右から押すと少し凹みますので、よく確認しましょう。


ネックもケースに入れたときグラグラしないようにした方がよいですね。


大切なサックスを守ってくれるケースなので、楽器にあったケースを選びましょう。


あまり、詰め物をしすぎるのもよくありませんが、一度自分のケースを確認してみましょう。


 


2.持ち運びについて


手持ちの場合は、フライトケースなどでもよいのですが、ソフトケースの場合は、押されると楽器に力がかかり曲がることもありますので注意が必要です。


電車や車に乗るときも、振動がなるべく楽器に伝わらないようにしてあげてください。


車のトランクに無造作に入れると、カーブやデコボコ道で、楽器がトランクの中で揺れますので注意が必要です。 できれば、後ろの座席に寝かせて置いて、動かないように助手席を倒してあげるか、楽器の左右に何か置いたり、ブレーキを踏んだときに前に落ちないようにして置いた方がよいですね。


トラックなどで運ぶときは、楽器を逆さまに置かないように注意して、揺れが少ない前の方に置いた方がよいです。 できれば、毛布などを巻くと更によいですね。


サックスのキーを塞ぐものもありますので、キーがバタバタするのを防ぐためと、タンポとホールの馴染みを守る意味でも使用しても良いかもしれません。


私も持っていますが、ケースに入れると当たるので、今は使用していません。


長時間運ぶ場合は、コルクや固めのウレタンでキーを塞いでもよいと思います。


飛行機に乗せる場合は、取扱い注意のシールを貼るのはもちろんですが、それでも投げられますので、楽器とケースの間になるべく隙間がないようにして、ケースの上にエアキャップ(プチプチ)などを巻いてケースカバーをした方が安心です。 特に国際線の場合は、できれば手持ちでいきたいですね。 あとは保険をかけて祈るだけです。


 


年に1度くらい天気のよい日に楽器ケースに入っているものを全て出して、掃除機でゴミを取ってあげたり、干してあげたり、ふたの蝶番を確認したりして、楽器と同じようにケースも可愛がってあげましょう。


ついでに、クリーニングスワブなども洗ってあげましょう。


でも、マウスピースは間違っても、綺麗になるからといって歯磨き粉を付けて磨かないでくださいね。


 


今日は、サックスケースのお話でした。


 


明日は、楽器メンテナンスのお話にしようと思いましたが、音色のことについてお話しします。


 


 


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 * サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。


(このブログの内容にも著作権があります。 内容をコピー・転載するときは、自己紹介欄のメ−ルアドレスまでご連絡ください。)


 

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おたすけおじさんの ストラップ のお話

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おたすけおじさんの ストラップ...

今日は、ストラップが音質に影響するお話を最初にします。


 


おたすけおじさんの ストラップ のお話 です。


 


こんにちは サックス奏者の皆様


さて、昨日は、 お腹から息を出す方法 (確認方法) という内容でしたね。


どうですか、お腹から息を出すことが少しでも分かって頂けたでしょうか?


分からないときはメールくださいね!


 


今日は、ストラップのいろいろなお話をしたいと思います。



● ストラップで音質に影響するって本当?


これ、意外に知られていないと思いますが ”本当” です!


なぜかといいますと、サックスを下げるわけですから、その重みの一部がストラップをかけた首にかかります。


そうすると、首に掛けているストラップが、喉を絞めちゃうんですね。


喉が締ると、息が出てくる気道が圧迫されて細くなります。


折角、喉を開けるように吹いているのに、ストラップによって喉の開きが狭められてしまうんです。


その結果、もっとよい音が出るのに、ストラップが邪魔をしてしまうんですね。


だから音質に影響するんです。


 


● ストラップの種類は?


大きく分けると、首から掛けるタイプと肩に掛けるショルダータイプのものがあります。


作っているメーカーも、BG、デジャックス、オレグ、レイハイマン(セルマー)、ウッドストーン(石森管楽器製)、プラネットオエーウ、ブランチャー、ネオテック、ヘリン、レーベン、ASもちろんヤマハ、ヤナギサワなど、たくさんのものがあります。


首に掛ける部分も、革製で厚手のものだったり、巾があったり、スポンジでできていたりして、たくさんの種類があります。


他にも、ストラップに棒を付けて、首に負担がかからないようにストラップを広げるものもあります。


フックの部分も、引っかける部分が長いものやロック式になってるものなど、落下防止に工夫しているものもあります。


 


● お勧めストラップは?


幅広のものがよいと思いますが、首に負担をかけなくて、喉を絞めないタイプを、好みで選ぶとよいと思います。


各メーカーとも工夫したものを作っていますので、インターネットで検索してみてください。


キーワードは、”ストラップ サックス”です。


ストラップが痛いと感じたら、応急処置として楽器を磨く布やタオル・ハンカチを首に当ててもよいと思います。 汗をかいたらちゃんと洗ってくださいね。 楽器ケースに入れると楽器が錆びてしまいます。(笑)


 


● ストラップで注意すること


フックが樹脂製のものは折れる可能性もありますので、絶対に油を付けないでください。


樹脂は油が付くと、分子構造が破壊されて、もろくなります。


長い時間たつと空気中の成分の影響で同じように、もろくなってきます。


寿命がありますので、何年か使ったら楽器を落とす前に交換しましょう。


実はバリトンの人が、この樹脂フックが割れてバリトンサックスを落としたことがあります。


 


フックがロック式になっているものも、注意が必要です。


大体のものは、内蔵されているバネの力を使っていますので、そのバネが壊れるとロックされなくなります。


過信して使っていると、楽器を落としてしましますので、バネが壊れたらすぐに交換しましょう。


私は、これで楽器を落としたことがあります・・・(泣)


 


途中からひも式のものや、ひもを使っているものは、時々チェックしてあげましょう。


ひもが痛んで、切れることがあります。


私は、自分で登山用の細いロープを買ってきて付け替えたこともあります。


 


● ストラップの改造


アルト・テナーサックス用は、共用のものがほとんどですので、アルトサックスの場合、長すぎることがよくあります。


そのまま使っていると、首が絞められるようになりますので、ストラップを縫いつけたりして、短い状態に改造することをお勧めします。


ソプラノサックスの場合も同様です。


ストラップが付けられない、ソプラノサックスやクラリネットでも、厚手の皮に穴を開けて、ストラップを掛けることもできます。


BGにクラリネット用がありますが、ソプラノ用は自作するしかないかもしれません。


 


● ストラップで首の骨が曲がる?


これは私の話ですが、楽器を初めて3年くらい経った頃、プロがとてもスマートなレイハイマンを使っていたのを見て、レイハイマンに変えました。


それから10数年経ったときに、頭がボーットするので医者に行ってレントゲンを撮ってもらったら、下から2番目の首の骨が凹んでいたんです。


それからは、ショルダータイプのものを使っています。


ブレザーなどの衣装を着ると格好悪いのですが、首や喉に全く負担がかからないので手放せませんね。


*何十年も毎日、細いストラップで吹いているプロもたくさんいますので、これは、私だけかもしれませんが、首に違和感を感じたらショルダータイプに変えてみるのも良いかもしれませんね。


 


 


おたすけおじさんの ストラップ のお話でした。 


 


明日は、楽器ケースのお話です。


 


 


◆ このブログは、下記URLから直接見ることができますので、ブックマ−クに登録頂ければ幸いです。


        http://www.bloguru.com/sax/


 


ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。


いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。


とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を


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おたすけおじさんの お腹から息を出す方法(確認方法) のお話

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おたすけおじさんの お腹から息...

今日は、昨日のつづきです。


おたすけおじさんの お腹から息を出す方法(確認方法) のお話 です。


 


こんにちは サックス奏者の皆様


さて、昨日は、 息の出し方(呼吸)とルー・タバキンさんの演奏についての考え方 という内容でしたね。


今日は、呼吸がお腹から出て、喉が開いているか確認してみましょう。



● お腹から息を出す方法 (確認方法)


では、呼吸を確認するのと一緒に、喉も開いているかやってみましょう。


息を出すときに、力を入れるからと言って、体を硬くしてはいけません。


『お腹に力を入れてしっかり出して』 と言うと、たいがいの人が喉を絞めて無理に出そうとします。


これは、音もチャンと出ないので、ダメなんですね。


喉は大きく開けるんです。 ← これはとても大切です!


では、しっかり息を吸って、実験開始です。


実験1 ストローをくわえたつもりで、ほっぺたを凹まして、おちょぼ口で【フー】と、細く強い息を出すようにしてみてください。


実験2 ほっぺたを膨らませて、風船を膨らますように、【オー】という感じで太く強い息を出してみてください。


どうですか? 実験1だと、喉に力が入って体がこわばってしまいませんか? 実験2だと、1よりも喉が開いたようにならないですか?


 


次に、もう少し分かりやすい方法で、やってみましょう。


左手を首を絞めるように、当ててください。 力は入れないように・・・ 入れると息ができなくなって死んじゃいます。(笑)


実験1のストローをくわえたつもりで、ほっぺたを凹まして、おちょぼ口で【フー】と、細く強い息を出すようにすると、喉が前に出ませんか? 【フッフッフッ】と短くやった方が分かりやすかな?


実験2だと喉が横に広がると思います。


この口で吹いた方がよいと言うことではありませんが、喉を開けることが少し分かって頂けたと思います。


喉を開いた方が、体に力が入らないし、豊かな音が出ると思います。


 


プロの中には、顔よりも首の方が太くなる人がいます。


特にトランペット奏者の首は凄いので見てみてください。


ここで問題になってくるのが、ストラップです。


サックス奏者は、ストラップが必需品ですが、喉を開くためにも影響してきますので、それは明日お話しします。


 


 


おたすけおじさんの お腹から息を出す方法 (確認方法) のお話でした。 


 


明日は、ストラップのお話です。


 


 


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ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。


いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。


とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を


皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。


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おたすけおじさんのお腹から息を出す方法(呼吸)とルー・タバキンさんの演奏の話

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おたすけおじさんのお腹から息を...

今日は、基本的なお話に戻りますね。


おたすけおじさんの お腹から息を出す方法(呼吸)とルー・タバキンさんの演奏についての考え方 の話 です。


 


こんにちは サックス奏者の皆様


始めにお知らせです。


ブログにURL設定ができるようになりました。


otasukeojisanでは長いでので ”sax” というURLをもらいました。 1文字間違えると危ないのですが、分かりやすい方がよいですよね 


いつも読んで頂ける方も、時々見て頂いている方も、ブックマークに登録頂ければ嬉しいです。


http://www.bloguru.com/sax/


 


さて、昨日は、 ハイバッフルマウスピースで中域の音が割れるというか微妙に濁っちゃうんですが? と ルー・タバキンさんのクリニック今日は練習方法 という内容でしたね。


 


Q&Aコーナーも6日間続きましたので、9月9日の続きをお話ししたいと思います。


ロングトーンとアンブシュアのお話までしましたので、今日は、お腹から息を出す方法についてのお話です。


 


● お腹から息を出す方法 (呼吸)


息を出すには、息を吸わないといけないです。


まず、楽器を吹くために息を吸うのは、普通に意識しないで吸っているのとは違ってきます。


息を吸うためには、


1.リラックスして、たくさんの息を吸いましょう


息を吐くときも、お腹が膨らんだ状態を保ちます。 (普通に呼吸している状態では、息を出す圧力が不足してサックスが鳴ってくれません。 お腹が膨らんだ状態というのは、お腹の力や背筋で、吐き出す息に勢いをつけてあげるためです。 これを、圧力をかけると言います。)


お腹が膨らんだ状態が分かりやすいのは、仰向けに横になって呼吸をするとお腹が膨らむでしょ この状態です。 重い本やサックスケースなどを乗せてやるとよく分かります。


 


2.息を吸うというのは


・ 鼻から息を吸います。 (たくさん吸うときは、口からも吸います)


・ 肋骨が広がり、横隔膜が下がります。


・ 肺に空気が入ってきます。


・ お腹が膨らんできます。 (下腹部あたりでしょうか)


・ 鎖骨が少し上に上がって、肺にたくさんの息が入ります。


このような感じでしょうか・・・


 


3.息を吐くというのは


・ 膨らんだお腹の力を使って、圧力をなくさないように息を吐きます。


・ 息を吐くときは、お腹の力が必要ですが、背筋でも息を支えます。


・ できるだけ風船を膨らませたような状態で支えましょう。 (風船が大きいときは、出てくる空気も勢いがあるでしょ この風船の大きい状態を、腹筋や背筋で作ってあげるんですね)


・ ルー・タバキンさんも話していた、暖かい息・ウォームエアーを出しましょう。 (吸った息を肺からすぐに出すのではなく、お腹から出すようにするんです。 息は肺から出ていますが、腹筋や背筋を使って、ホー っていう感じで出すことです。)


・ 息は吐ききらずに、いつも残っているようにしましょう。 (息を出し切ると、次に息を吸うのが早くできないことと、体を悪くするからです。)


 


 


● ルー・タバキンさんのクリニック 今日は、演奏についての考えかたです。


ルー・タバキンさん、って誰? っていう方は、9月11日のブログに書いてありますので、見てくださいね。


 


いつも気分がよいわけではない。 気分はよいときも悪いときも人間ですからあります。 ステージに立ったら、観客を見渡します。 眠そうにしている人や、このプレーヤー誰だろうというような人もいます。 それとは違って、とても良いエネルギーを与えてくれる観客もいます。


演奏というのは、双方向のコミュニケーションなのです。


その良いバイブレーション(波動)とエネルギーを交換すると、演奏は更に良いものになります。


言ってみれば、観客は30%くらい影響しています。


ジャズは、エンターテイメントとは言えないかもしれない。 ジャズマンの仕事は、バイブレーションの交換を通じて、その空間が少しだけ特別なものになると言うことだと思います。 日本に来るビザには、エンターテイナーと書いてありますが・・・


ミュージシャンが高いところから見下ろすのではなく、観客と同じ高さ・目線でバイブレーションを交換するのがジャズだと思います。


そのために必要なのは、自分自身が演奏したことを自分自身が聞くことが必要です。 これはコールマンホーキンスも言っていたことです。


 


これが、タバキンさんの演奏についての考え方です。


 


ルー・タバキンさんのクリニックの話は、これで終わりです。


私にとっては、とても得るものが多いクリニックでした。 皆さんはいかがだったでしょうか?


20数年前に教わったオーバートーンが、音色を良くするきっかけになったので、ルー・タバキンさんにはとても感謝しています。 その成果を本人に聞いてもらい、良い音だと褒められ感激でした。 サックスを長くやっていて良かったとあらためて思います。


亀のスピードでもよいから、長くやっていると、少しずつ前進します。 皆さん一緒にサックスを楽しみましょう!


 


おたすけおじさんの  息の出し方(呼吸)とルー・タバキンさんの演奏についての考え方 のお話でした。 


 


明日は、息の出し方(確認方法) のお話です。


 


 


 


 


ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。


いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。


とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を


皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。


 * サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。


(このブログの内容にも著作権があります。 内容をコピー・転載するときは、自己紹介欄のメ−ルアドレスまでご連絡ください。)


 

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おたすけおじさんの Q&Aコーナーのつづきとルー・タバキンさんの練習方法の話

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おたすけおじさんの Q&Aコー...

やっぱり一流プロの練習は凄いです。


おたすけおじさんの Q&Aコーナーのつづきとルー・タバキンさんの練習方法の話 です。


 


こんにちは サックス奏者の皆様


さて、昨日は、 ハイバッフルマウスピースに変えてもあまり変わらない と ルー・タバキンさんのクリニック・リードの話 という内容でしたね。


昨日のQ&Aで、試して頂いたのですが、もう少し回答をしたいのと、新たな問題が発見されたようです。


 


では、Q&Aコーナーの始まりです。


 


今日も、Yahoo掲示板に投稿した内容で、すでにバンド活動をしている、OJO's BANDバンドのリーダーさんからの質問です。


 


Q10 : ハイバッフルマウスピースで中域の音が割れるというか微妙に濁っちゃうんですが? のつづき


こんにちは。 昨日教えていただいたことを参考に1時間ほど吹いてみました。 
リードを替えることでほとんどの部分では解決なのですが、まだ微妙に割れることがあります。 でも、疲れているときや高音部の多い曲で中音に戻ってきたときなどに起りやすいので、アンブシュアが崩れているんでしょう。 やはり、練習、練習ですね…


 


A : では、練習の前に次のことを読んでからやってみましょう。


ハイバッフルのマウスピースは、コントロールと音色を均一にするのがとても難しいマウスピースです。 良い音とうるさい音が極端に出るという意味では、ちゃんと吹けてるかの確認が出来て良いですが、ただ圧力の限り吹くとうるさい音しか出ないですからね。 ハイバッフルマウスピースに限らず、マウスピースに悩んだときに試す方法と注意点です。


 


1.ハイバッフルマウスピースの場合は、少し上から吹き下げるようにした方が良い結果を得られやすい。


これは人それぞれですので、いろいろ試してみてください。


 


2.圧力はしっかりかけるが、口内を狭めて、チュウブから絞り出すように息をマウスピースに入れる。


圧力をしっかりかける。 これは全音域です。


吹きやすい低音だからと圧力を抜くと音が散らばります。


フフラジオを含めた高域も圧力を抜いてはいけません。


だからといって、目一杯息を入れずに、楽器の鳴りと対話しながら息の量を加減するんです。


ダイナミックレンジは、息の量でコントロールしてください。


練習の時は、pp〜fffまでのダイナミックレンジを、同じ鳴りで吹けるようにしてください。


アンブシャもこのように練習していると、自分の音色に合った、マウスピースが鳴らせるアンブシャになってくると思います。 
はっきり言いますと、中域のD〜Fが鳴りづらいのは、まだ使い始めたマウスピースに慣れていないからですので、きちんとした練習を継続すれば、その問題は解決すると思います。


 


3.マウスピースをくわえる深さ、下唇を当てる面積を変えてみる。 


くわえ方を、浅くすると音が緻密になり、深くすると音が広がるオープンな音になります。 


リードに対する下唇の面積を、少なくすると明るい倍音の多い音に、広くするとブライトな倍音の少ない音になります。


この下唇の面積を増やすやり方でサブトーンは出すんですね。


 


4.E〜F#だけを吹いてみる


リードを変えたり、疲れていないときは現象が出ないようですが、じっくりと現象が出るE〜F#だけ吹いてみましょう。


どうですか? 楽にちゃんと思った音が出ますか?


出るようなら、原因はお分かりのようにアンブシュアが崩れています。


高い音で締め気味にして、吹き上げたり下げたりして吹いていないか、リードの振動を妨げていないか、チェックしてみてください。


どちらかというと、高音はチョットだけ吹き下げ気味にしてあげて、中音はストレートに息を入れた方が良い結果が出ると思いますよ。


高音が多い曲とか疲れているときに現象が出るのは、プレーヤーとして困った問題ですね。


まだ試して時間が経ってないですから、いろいろと試してください。


楽器はなるべく楽に吹いて、音楽に専念したいものです。


あとは、他のプレーヤーに吹いてもらって、同じ現象が出るか確認してください。


誰が吹いても同じ現象が出たり、1ヶ月たってもダメなときに、次に行きましょう。


 


5.マウスピースを見てもらう


質問者のブログを見ましたが、カスタムマウスピースを島田さんに作ってもらったんですね。 (島田さんというのは東京新宿にある、サックス工房ヤナギサワクロッシュの、マウスピースを製作したり、修理するプロフェッショナルで、プロからもその腕を買われている有名な方です。 私のマウスピースも島田さんにリフェースしてもらいました。)


現象を島田さんに話して相談してみてください。


マウスピースにもクセがありますから、無理なアンブシュアで吹くよりも、相談した方が早く解決するかもしれません。


 


Q11 : ハイバッフルマウスピースを使うと、中音域がポワンとした丸っこい音になるのですが?


で、また質問なのですが、特に真ん中のE〜F#で傾向が強いのですが、音色的にポワンとした感じというか、トランペットのミュートっぽい音というか… 丸っこい音になってしまいます。 リードを替えるとたまになくなることもあるのですが、原因はそれだけではない気がします。 ちょっと伝わりにくいかもしれませんが、もし何かヒントがあれば教えてくださいませ!


音がポワンとした感じになるのは、市販品を使っていたころも、もっと前にデュコフを使ったいたころも、ランバーソン6DDでも、セルマーのS180でも、程度の違いこそあれ、共通の現象でした。 習っていたころにも先生に聞いてみたのですが「いい音出てると思いますよ」で終わってしまったのです。 体格の問題とかもあるのかなぁ…と思ったりするのですが、根拠もなく… 息を入れるポイントなのかなぁ…と思ったりするのですが、意識して変えてみても解決にはならず… といった感じなのです。


 


A : Q10と同じやり方をアドバイス致しましたが、解決しなかったので次の方法をお話いたしました。


このメールを読むと、どのマウスピースでも同じようですね。


中音のD(レ)、E(ミ)はサックスの場合、音が抜けづらい音ですが、楽器の性格も関係してきます。


どのくらい楽器自体が鳴っているのか、吹いていないので分かりませんが、中音域だけ抜けていないのかもしれません。


1.まづは、楽器が正しい状態になっているか専門の修理屋さんで見てもらう


2.正しく調整されているなら、楽器が抜けていないということになります。


これの対処法は、少し時間がかかります。


鳴りづらい音を中心に、楽器を毎日響かせるようにすることです。


それも、なるべく倍音の多い音でやると効果が出ます。


つまり、中音F(ファ)以上なら最低音Bbからのオーバートーンで
倍音の多い音を出して響かせます。


デュコフなど、バリバリ出しやすいマウスピースで集中的に抜けていない音を鳴らす。 *これはあくまでも、音を抜くためですので、無理してアンブシュアを壊さないようにしてくださいね。


意識してやると楽器がだんだん抜けてきます。


 


抜けていないというのは、同じモデルのいろいろな人が吹いたサックスが100本あったとしたら、100本とも全て音色や吹奏感が違うんですね。 抜けている楽器は、吹いたときに、よく響いてくれて(鳴ってくれて)、入れた息の分だけ、よい音質で音がスーっと気持ちよく響いて出る状態を、【抜けている】 と言います。 ん〜ちょっと違うかな? 吹いた感覚になるのでよく分からないと思いますが・・・


サックスは、吹き込むことにより、楽器が鳴りやすく変わってきて、全音域で音を出やすくすることができるんです。


楽器は、いつも同じではなくて人間と同じように、生まれてから、成長して、老人になって、寿命を迎えるんですね。 サックスは真鍮などの金属でできているので、その分子構造が振動を与えることにより、より振動しやすく変化していくと言われています。 そして鳴らしすぎた楽器は、枯れたような音になって寿命となります。 私もこの枯れた楽器を吹いたことがありますが、音が簡単に出てしまいますが、倍音の少ない、豊かな音が出なくて、ダイナミックレンジの狭い楽器でした。 楽器の鳴り方は変わっていくものなんですよ。)


 


> マーク7を使う前は、SA80IIを7年ほど使っていました。 そのときも同じ現象はあったので、結局、ちゃんと抜けていないということですね。


以前からそうなら、中域に変なイメージが無意識にあるのかもしれません。


イメージトレーニングを好きなアルトのCDでも聞きながらやってみてください。


 


きょうのQ&Aは以上です。


 


● ルー・タバキンさんのクリニック 今日は、練習方法についてです。


ルー・タバキンさん、って誰? っていう方は、9月11日のブログに書いてありますので、見てくださいね。


 


1.オーバートンシリーズを一通りやります


2.ある決まったインターバル (詳細不明)


3.呼吸法


4.スケール


5.曲とコードチェンジ


どのようなメロディが、どのようなコード・ハーモニーに適合しているか、とにかく時間がかかります。


ハーモニーの独自の解決法を研究しました。


1オクターブは12の音しかないので、その組み合わせを、トニック−ドミナントの関係を、何万・何億通りもあるものを実験しました。


練習というのは、演奏に向けての準備であり、ちょうど宮本武蔵の哲学に習うところが多かった。


宮本武蔵は、できるだけの準備をして、果たし合いに望むが、果たし合いのときは、無になるように心がける。


演奏の場合は、ハーモニーやテクニックをたくさん勉強しますが、演奏の時は全て忘れて、真っ白になる・フリーになる そのために普段練習をしっかりやります。


練習も大切だが、実際に演奏することも、とても大切なことです。


 


これが、タバキンさんの練習方法です。


 


= 思うこと =


一流のプロでも、基礎練習と表現力を上げるためのテクニック練習は欠かせないようです。


現代最高のフュージョン・アルトサックスプレイヤー、デヴィッド・サンボーンは、来日したとき石森管楽器に必ず顔を出します。 そして、本番までの空き時間は、石森管楽器の地下で延々と来日するたびに練習していたそうです。 (石森管楽器が移転する前の話なので、最近はどこで練習しているかは聞いていません)


“聖者”コルトレーンと呼ばれる、ジャズテナーサックスに偉大な痕跡を残したジョンコルトレーンも、日々信じられぬほどの膨大な時間を練習にあて、その音楽に対する求道的な姿勢が、『ジャズを通して“神”に近づいた男』 と、ミュージシャン仲間から言われていた由縁です。 (コルトレーンの音楽を聴きたい方は、癒し系で”バラード”、”ジョニーハートマンとジョンコルトレーン”、テクニックを聞きたい方は、”ジャイアントステップ”が聞きやすいと思います。)


ソニーロリンズも、音楽シーンから行方をくらませたとき、仕事中にエレベーターの中で練習していてクビになったと言われています。


オーネット・コールマンも最初のレコードを出すまえに、ロサンジェルスにある百貨店倉庫部のエレベーター係をやっていて、そのエレべ−ターが用なしで止っているときは、なかで音楽の理論書を読んでいたという話もあります。


このように、見えないところでたくさん練習し、追求しているから素晴らしい音楽ができるのですね。 まだまだ修行が足りません・・・


 


おたすけおじさんの ハイバッフルマウスピースで中域の音が割れるというか微妙に濁っちゃうんですが? と ルー・タバキンさんのクリニック今日は練習方法 のお話でした。 


 


明日は、また、基本に戻って 息の出し方とルー・タバキンさんの演奏 のお話です。


 


 


 


 


ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。


いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。


とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を


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