おたすけおじさんの ビックバンド お話 その2
2004.10.27 今日は、ビックバンドのお話 その2 をいたします。
おたすけおじさんの ビックバンド お話 その2
こんにちは サックス奏者の皆様
今日もビックバンドについて書いてみたいと思います。
● ビックバンドの秘密? 座り方に決まりはあるの?
ビックバンドは、前から、サックス5人、後ろにトロンボーン4人、一番後ろにトランペット4人、左側には、ギター、ベース、ピアノ、その後ろにドラムが1人ずつ並んでいます。
サックス、トロンボーン、トランペットの座り方には、決まりがあるんです。 (例外もありますが・・・)
では、サックスの5人ですが、向かって左から、フォース(4番)テナー、セカンド(2番)テナー、リード(1番)アルト、サード(3番)アルト、バリトンサックスと並んでします。
バンドによっては、サードアルト、セカンドテナー、リードアルト、フォーステナー、バリトンサックスの順番で並んでいるバンドもあります。
トロンボーンは、左から、セカンドトロンボーン、リードトロンボーン、サードトロンボーン、バストロンボーン(ベーストロンボーンとも言います) と並んでいます。 向かって右側のトロンボーンは、低音を受け持つため、通常のテナートロンボーンより大きな、バストロンボーンを使っています。
トランペットは、左から、セカンドトランペット、リードトランペット、サードトランペット、フォーストランペット の順です。 このセクションだけは、全て同じ楽器ですね。
向かって右側には、バリトンサックスとバストロンボーンがいるわけですが、これは同じ低音を受け持つ楽器が並んでいた方がやりやすいからなんです。
二つの楽器とも、自分のセクションと違うことをやることが多いんですね。
ベースと同じフレーズだったり、バリトンサックスがトロンボーンセクションと同じことをやったりします。
まっ、これはアレンジャー次第ですが、低音楽器を上手く使いこなすアレンジャーは好きですね。
今日は、ビックバンドの秘密? 座り方に決まりはあるの? というお話でしたが、ビックバンドの不思議が少し分かっていただけましたか?
次回は、サックスセクションの話をもう少し詳しくお話しいたします。
◆ 音の高さ表記は、C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シ でお話ししています。
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