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医療✕キャリアを考えるvol.2「余所見してみる経験」

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医療✕キャリアを考えるvol....
NICOヘルスケア・コンサルティングの末吉咲紀です。
「ソリスト集団」が「一流オーケストラ」に変貌していくように、チーム力で勝つ医療チームをつくる支援をしてきた私の経験を、医療現場を支える皆さまに共有させて頂きたいと思います。
このブログでは、パフォーマンスの高いチーム作りのヒントになる記事をアップしていきます。

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今月は医療職のキャリアについて考える月間、2本目のキーワードは、「余所見」です。
無作為に周囲をチラチラ見るという意味ではなく、他病院や他の職種、地域、業種など、とにかく自分の所属する組織とかけ離れたものを見る経験をするという意味です。
一般企業ではスキルを活かす為の業種を超えた転職や、キャリアチェンジは当たり前になってきていると思いますが、医療業界は資格制度のハードルの高さからも、人の出入りはまだまだ少ないように思います。

とくに地方の中小病院では長年メンバーが入れ替わらない、という組織もよく拝見します。
それはそれで「あうんの呼吸」が使えたり、お互いのことを知り尽くしているという意味でメリットはあるかと思いますが、実はそれ以上のデメリットが潜んでいるように思います。

他施設や他業種を知らないことで起こりうるデメリットをいくつかあげてみます。

デメリット①問題に気づきにくい
⇨人は誰しもどこかで自分の言動が正しいと思いたい「自己正当化」の本能を持っています。
今までやってきたこと、教えられて受け入れてきたこと、頑張って続けてきたことを周囲から否定されないように”正しい”と理論づけを行い、自分を正当化して周囲に受け入れられようと考えます。
そして、その言動が「当たり前」の状況まで落とし込まれると、他社からの指摘やアドバイスは「否定」と感じ自然と目を向けることもなくなってしまいます。
その事自体は自己防衛本能でもあるため、単純に悪いことだとは思いませんが、組織全体で考えるととても危険な状況とも言えます。
まさに、井の中の蛙状態です。

デメリット②人材が育たない
⇨組織が活性化、成長していく過程の最初の一歩が「問題(課題)に気付く」ということです。
組織は常に目的・目標に向かって方針を定め、PDCAサイクルを回しています。このPの出発地点が問題(課題)提起です。
困り事がない、目標がない、またはそれらが分からないということは組織活動が機能していないということ。
停滞している組織の中では、リーダーシップも必要とされず、人も育ちません。…むしろ育つ必要がなくなっているとも言えるかもしれません。

デメリット③変化に弱い
⇨ダーウィンの有名な名言に「生き残るのは最も強い者や最も賢い者ではなく、変化に最もうまく対応できる者だ」というものがあります。
組織も同じく、目まぐるしく変化する環境の中で、それに適応していかなければ淘汰されていく時代です。病院であってもそれは同じです。
外部情報に耳を傾けず、環境の変化に気づかないまま昭和に取り残されている病院もまだまだ少なくありません。
その根本的な原因が「問題に気づかない」ということです。


そして、その結果病院全体に徐々に「諦め」という空気が漂ってしまいます。
このモードに入ってしまった組織を内側から改革していくことは一職員にとってはとても難しいこと。
組織の中でくすぶりながら耐えている医療職の方もたくさんおられるかと思います。「他に行きたいところもないから」という理由でその状況を甘んじて受け入れておられるのであれば、「余所見してみる経験」もぜひお薦めしたいと思っています。

余所見をすることで、もしかすると「空の深さを知る」こともあるかもしれません🐸❤



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