誰でも一発で成功したいし
失敗はしたくないと思います。
しかし、失敗しない行動というのは
知らず知らずのうちに自分の行動範囲を
狭くしています。
おまけに失敗にしたらどうしようと
失敗にフォーカスしてますから
脳には失敗のイメージが残ります。
失敗をイメージをしていたら
イメージした通りの行動になります。
守りに入るとどうなるかというと
安全ですけれど、進化がない!
指示待ち人間になりますから
成長ができないんですね。
コーチングではどうしたらいいですか?の
質問にコーチに答えません!
そんなことをしていたら、クライアントを
依存させてしまいますし、私が考えるので
私の能力だけが伸びることになります。
だったら、失敗を恐れず行動できる人は
できない人とは何が違うのか?
勇気がある!?
もちろん、勇気もありますが
もっと大事なことがあります。
それは危機管理能力。
エイヤー、当たって砕けろの勇気だけの人は
いいことしか考えないおめでたい思考。
世の中、予想通りにいかないことなんて普通に
ありますから、あとで結局困ることになります。
スポーツの世界ではイメージトレーニングを
することは当たり前ですが、一流の選手は
イメージの世界でも危機管理をしているのです。
失敗してもそこからどう立て直すかの
イメトレをしっかりしています。
だから、チームメイトがミスしても
怒らず感情コントロールができるのです。
準備段階で結果が決まると言っていいくらい
大事なことなんですね。
失敗を恐れず行動できる人は
上手くいくイメージも上手に描けますが
もしかしたら、こんな可能性もあるかもと
最悪を分析して、その対策まで
考えているからこそ、未知の世界へと
飛び込んでいけます。
失敗したらどうしようと考えてしまうのは
勇気がないから。
勇気を出すためには、どうしたらいい?
鉄の心臓をつくるために何を
したらいいのだろうと考えるより
分析力をつけたほうがいいです。
鉄の心臓なんてすぐにはできませんが
分析は今からすぐに取り掛かれます。
私は職業柄、いろんな職種の人と話します。
そうすると、こんな視点があるのだ~と
目から鱗が落ちることがよくあります。
コーチングでは、いろんな角度から質問をします。
答えは一つじゃないです。
もうでないよ!と思ってもそこから
まだまだ出ます。
おもしろいことに出る!出る!まで出る!と
思ったら本当に出ます。
もうないよ!と思ってから、思わぬひらめきも
降りてくることがあります。
能力はだれでも磨けば光ります。
そして、それは自分の大事な武器にもなります。