最近、暖かいため、オオクワガタが冬眠から目覚めてしまいました。
なんと、メスが虫箱の蓋を開けて脱走したので、気がつきました。
9匹の幼虫の親です。カメラを向けたので、2匹とも死んだふりをしています。
幼虫も2匹はおそらく蛹になっています。里親募集中です。
カイの犬小屋のそばにあるサルスベリの新芽が出てきました。
今まで、気がつきませんでしたが、少し赤いですね。
公園のハナミズキです。
そして、写真下はたんぽぽです。最近は、台湾たんぽぽの方を多く見かけます。
デンマークでも、この時期、電車でコペンハーゲンからロスキレへ行く途中、車窓から、たんぽぽが野原一面に咲いていて、丘の上まで黄色い絨毯に覆われているのを見ることができました。
きれだったな〜。
今日は、スマルプグリンガンといういつもと違う7音のガムランの練習のあと、六本木・東京ミッドタウン内にあるサントリー美術館へ「ガレとジャポニズム」展へ行ってきました。 これは、サントリー美術館が東京ミッドタウンへ引っ越して開館一周年記念展だそうで、結構、力が入っており、見ごたえがありました。
ガレは、北澤美術館をはじめ、今まで何度か展覧会で見ておりますが、今回は、特にジャポニズムの関わりを中心に、ガレだけでなく、日本の浮世絵や蒔絵、陶磁器など、そして、他のヨーロッパにおける日本の影響を受けたデザイナー(ドレッサーなど)の作品も展示してあり、なかなか良かったです。ロイヤルコペンハーゲン初期(1888年)における釉下彩のプレートもありました。ガレの作品もガラスだけでなく、陶器や家具など展示してあり、とても、充実してました。真葛香山も2つありましたね。
1867年、1878年、1889年、そして、1900年のパリ万博、その間にあったロンドンやシカゴ万博の影響力は大きかったんですね。あらためて実感しました。
ちょっと、思ったのですが、ひとよ茸のランプは1900年に作られたようですが、B&G・ Effie Hegermann-Lindencroneのひとよ茸の花瓶は1895-1898年の間に作られました。ガレは、ひとよ茸文の花瓶も作っており、北澤美術館の資料によると1889-1904年となっております。
お互いに影響を受けているとは思いますが、どちらが先なのでしょうね。
調べると面白そうですね。
ということで、東京プリンスホテルで行われている「ザ・美術骨董ショー」へ行ってきました。
昨年は、西浦焼のC&SとマイセンのC&S、そして、ロストランドのトレイを購入しました。今年も、真葛、井上良斎、錦光山など和物の釉下彩が結構出てました。ロストランドもいくつか手ごろな物がありました。で、何を買っていこうかなと考えていたのですが、結局、ビール2杯飲んで何も買わずに帰って来ました。
やはり、今年は、精神的に安定しているのかな? うん、いいことだ。
写真上は、私がいつもお世話になっているクレシェンドさんのブースです。
写真左下は、別のお店にある、なんとVOCマークが入っている初期伊万里です。ちゃんと生がけで、裏の高台も小さいのです。最初贋作かなと思っていましたら、同じものが栗田美術館にあるそうです。こんなものが、あったんですね。ちょっと感動しました。
写真右下は、さらに別のお店にあるマイセンのヌーヴォー磁器です。
ということで、いっぱい珍しいものを見て楽しい一日でした。
昨日から、東京プリンスホテルで「ザ・美術骨董ショー」が行われています。陶磁器に限らず、美術館クラスのものが手にとって間近に見ることが出来ます。
最近は骨董市や骨董フェアに行くことが、少なくなりましたが、この東京プリンスの骨董ショーは毎年欠かさず行っております。
お勧めです。
横浜開港150周年イベントとして、神奈川県立歴史博物館で、「特別展 横浜・東京 明治の輸出陶磁器」が今日から行われています。6月22日までです。
高木先生がかなり関わっており、先生のコレクションも出品されています。
みなさん、是非行きましょう。特に、横浜・東京に住んでいる方は必見です。
我が家のハナミズキが咲き始めました。
となりの紅枝垂れとともに。
古伊万里の上絵桐鳳凰文茶碗です。
時代は江戸中期です。でも、江戸中期っていつからいつまでのことを指すのでしょうね。適当に1750年頃とでもしておけばよいのでしょうか。根拠は、この茶碗の形がだいたい江戸中期頃のものだというところから判断されていると思います。
左下は見込みの絵付です。右下は蓋を上部から見たものです。
この茶碗には、染付は一切使われていません。金彩、赤そして、うすい紫で上絵付されています。素地も釉薬が薄くかけられ、かなり柿右衛門の濁手に近い白ですが、やはり、釉薬がたまって厚くなっているところはうすく青みがかっています。
金と赤そして紫を使うところなどは、古伊万里としてはなかなか珍しいものだと思うのですが、いかがでしょう。
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