この日は歯医者の拷問台の上に横になる事約5時間。
朝の7時半から始まった拷問は、最奥歯を抜歯するためのもの。
神経がインフェクション起こした上にかぶせ物の内側にも怪しい影がレントゲン写真に写っている。
「抜歯の後、ルートキャネル施術なら2600ドル、インプラントなら5500ドルほどかかります。どちらにしましょうか?」
アシスタントが天気の話でもするように気安く聞いて来るが、
そのノリに合わせて簡単に答えることができなかった。
しばらく脳内で呻吟してから「ルートキャネルにして下さい」と返答。
ドクターがその施術を開始して半分ほどのプロセスを経た後で閃いてくれた。
「新しい歯を入れても、下顎で噛み合わせる歯は元より無いよ。
だから新しい歯は必要無かったね。 途中までの施術費用は請求しないから」
あー、助かった〜。
精神的な拷問からは解放された瞬間だった。
ついにシアトルにも秋がやってきました。
日経スーパーマーケットに並ぶ松茸。
早速これを買い、うどんの具にして子供たちのランチに。
高価なものと言う日本での経験値が無かった分、子供たちにとって特別な食材では無いのです。
それでうどんのヌードルと一緒に平気で残されてしまうと、私にはもったいない!
箸で残りの松茸をすくい取ってはいただいています。
(後日談)
2日後に同じ売り場に来たとき、松茸の値段が倍ほどに跳ね上がっていたのはなぜ??
6時間のフライト、3時間の時差を超えてシアトルの空港に着いたのが夜10時ごろ。
その翌日は息子のサッカー試合観戦のためシアトル北にあるボセルまで行ってきました。
ここの高校の運動場も人工芝。
とは言え緑色を見るとなんだかとても落ち着きます。
先週はコンクリートジャングルに囲まれていましたので、
こうして広い空間を目にしているだけで癒されるようです。
ニューヨークに来るようになってかれこれ16年ほどになりますが、今回初めて米国の聖地とも言えるところにやって来ました。
自由の女神像です。
そこに行くためにウォール街をさらに南へ行き、マンハッタンの切っ先からボートに乗ること20分ほど。
もちろんその島に上陸しその女神像の台座のあたりまで行けるのですが、今回時間の関係で下船を見送りました。
かつて大西洋を渡ったヨーロッパからの移民は皆、この女神像に迎えられて米国に入国します。
女神像の隣にある入国管理局の建物がある島に上陸して移民審査。
そこでパスするとさらに船に乗ってマンハッタンに上陸が許されると言うルートになっていました。
今やその入国管理局建物は当時を忍ばせる博物館になっているのですが、そこも上陸を見送りました。
これからJFK空港まで行かねばならず、そこまで伸びているメトロ地下鉄Aの進行状況がつかめません。
かつてそのAを利用した時、週末の変更スケジュールできりきり舞いさせられた上に搭乗に間に合わなかったのがトラウマとなっているんです。
あの時はニューヨークで急遽一泊した上に翌日はフェニックスまで迂回して帰る羽目になってしまったんです。
本日のトランプタワーは閑散としていました。
しばらく前まではこの辺はプラカードを持ったプロテストたちに取り囲まれ、それを遠巻きにする警官たちでごった返し、一大観光地にもなっていたのです。
マンハッタンには見事な大聖堂があちこちに点在しています。
中には既に閉鎖され、使われてない聖堂もあります。
19丁目にあるこの聖堂にはおどろきましたよ〜。
「サイクル ミニスター」とか何とか言うショップ名で、フィットネスクラブに変身していました。
かつての聖堂内には数多くの固定式自転車が設置されており、そこにBGMをガンガンかけながら20分ほどの運転時間で回転するビジネス。
同敷地内には、コーヒーショップも併設されていました。
ニューヨークのマンハッタンではユダヤ人を多く目にします。
外見でユダヤ人と直ぐに分かるのは、正統派と呼ばれる人たちです。
彼らはキッパーと呼ばれる丸い帽子をかぶり、もみあげを長くしています。
上下の黒い服に身を包み、上着の裾からは房のようなものをつけています。
もちろんそのような正統派ばかりがユダヤ人なのでありません。
Tシャツとジーンズを着た通常の米国人と変わらないユダヤ人もいらっしゃるので。彼らは世俗派と呼ばれています。
電車の中で大学生位と思える正統派ユダヤ人を目にしました。
そのうちの1人は熱心に本を読んでいたので近づいて観察しました。
それはタルムードと呼ばれているユダヤ教の教典でした。
ページ中央の枠内に書かれている言葉は旧約聖書本文です。
その枠を取り囲むようにして書かれている言葉がその旧約聖書を解説したものでミシュナーと呼ばれているものです。
ラビになる人は、旧約聖書本文を全て暗唱するのだそうです。
その様子を見ていて、受験勉強にいそしんでいる日本の受験生を思い浮かべました。
マンハッタンにある日本レストラン。
やはり夕食はお勧めのコンビネーションメニューをオーダー。
前菜に味噌汁、メインにはロール寿司ととてりやきビーフ。
デザートは何かなぁ、アイスクリームかゼリーが定番なんだけど、と思っていると、、、
あれれ、
とっても以外なものが出てきました。
ドラえもんの大好物。
(^。^)
これからニューヨークに出かけます。
シアトルの空港の出発ロビーはデルタではSゲート。
デルタで日本行きの場合と同じターミナルです。
かつて日本行きの時に利用していた日本食ショップが復活していて、ロール寿司やうどんなど出してくれるらしい。
でもその調理している現場を見ると、なんだかなぁ、、と意気消沈してしまいましたぁ〜。
そこでシアトル名物のクラムチャウダーをいただくことに。
これにはハズレがありません( ◠‿◠ )
先ほどBellevue Collageで開催された太鼓フェスティバルに行ってきました。
いやーよかったですよー。すごい音量とその迫力。
5-700名ほど収容のシアター席なのですが、太鼓の音量で空気全体が震え、両足に振動が伝わってきます。
ドラマーは日本人ばかりでなく地元の米国人でほとんどが占めています。
8年前、立石ご夫妻が始められたこの太鼓の学校は今や300名の生徒を要するほどになり地元の人に愛されています。
日本の伝統文化がこのように地域に溶け込み米国人にシェアをされてるのを見て、日本人としての誇りを感じざるを得ませんでした。
そればかりでなく人種・民族を超えて私たちには共有出来る感性や連帯性があることを確認できる時となりました。
立石さんご夫妻はじめ出演者の皆様、ご苦労様でした。
今後もご活躍をお祈りします。
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