米国で出来なかった感謝祭のお祝いをこの朝、
バンクーバーにてさせていただいた。
ターキーの代わりとなる特別メニューの数々を体験。
先ず店はこの夏、
女子Wカップサッカー決勝を観戦しに来た家内が友人に連れられて来たところ。
本格的なブランチ料理が充実している上に
大型TVスクリーンが所狭しと壁に連なっていて、世界中のスポーツ中継が見れる。
長男のお目当ての英国プレミアリーグの生中継にチャンネルを変えてもらい、
そのモニターの目の前に席を占めた。
ところで、カナダにも感謝祭はあって、米国同様にターキーが主食となるお祝いとなる。
しかしその時期は1か月前に終わっている。
よってこの時期、感謝祭はないのに面白い現象がある。
翌日金曜はブラックフライディとなり、どこの商店でも大売出しとなる。
この点だけ米国から模倣して商機を最大限生かそうというあたり、
う~ん、やりますねぇ。
クリスマスやバレンタインデー、果ては昨今のハロウィーンに至るまでオリジナルの宗教的意義は措いておいて
商業的価値ゆえ浸透している日本社会を笑えたものではありませんね。
今週は米国では感謝祭。
木曜から学校も休校となり、子供らは4連休となる。
家族がシアトルからバンクーバーにいる私のところに合流。
ダウンタウンから20分ほど北へ行ったところいある
つり橋で有名なところへ皆で行って見た。
すでに真っ暗となっている中、
電飾の光る公園内を散策。
そのつり橋である。
歩いてみるとかなり揺れる。
下を覗いてみると、
「キャ~」なんて奇声を上げたくなるような高さ。
いや、かなり低いところで谷川が黒々と流れている。
テロリストがいれば、爆破ではなく
橋を揺するだけで数十人が谷間に転落死できるだろうなぁ。
公園内のあたりは真っ暗で、確かに数十メートル上空の木々を連ねた回廊はイルミネーションで飾られて綺麗であった。
日中にここに来ても、緑輝く自然界に魅せられたに違いない。
さて今週はオレゴン州、ポートランドへ。
どんな出会いが今週はあるのか、楽しみながら始動。
実にワクワクしていました。
初日の最初に訪れた所にあったのが
ルワンダのバスケット製作販売の紹介。
フツ族、ツチ族が反目しあい、
隣近所の住民を100万人ほど虐殺したとされるアフリカの悲劇。
家内が現地を訪れ、
以来そのバスケットつくりにもしばらく関わっていたこともあって
興味を引きました。
人間にとって生活を維持できる収入のある仕事は大きな意味を持ちます。
家族を失い、自身もレイプされた筆舌に尽くしがたい痛みと苦悩を抱えた人が
前を向くために必要なのは仕事です。
生活再建のために必要なのが仕事。
自分の生きている意味や価値を見出すのに無くてならないものが生業となる仕事。
バスケットをこうして米国で販売し、
現地の人々のビジネスを支えることが出来るなら、かの地の希望につながるはず。
そして、テロの温床となるのを未然に防止する役割にもなるはずです。
先週、中央アジアキルギスでIS戦闘員らの秘密アジトが警察当局によって襲撃、
検挙されたニュースを見ました。
なぜ中央アジアに?
原油価格の低迷と通貨の下落でロシアへの出稼ぎ労働者が次々に帰国している
キルギス。
帰国しても仕事のない若者で町はあふれ、
人々は広がる一方の経済格差に将来を見出せない現状が報道されていました。
そこへ忍び寄るIS戦闘員への勧誘。
すでに同国から400名ほどがシリアへ渡っているのだそうです。
そこに約束された月給は、$3000(36万円)。
わずか36万のために殺人をもいとわないテロリストになるとは!
私たち先進国の感覚では理解できなくとも、
36万円はキルギス人の平均年間所得を超える額だそうです。
人は希望を持てないとき、どんな誘惑にも手を染めてしまう弱い者なのでしょう。
本日のランチはwalnuts creek 日本人教会牧師の
藤岡先生と会食。
http://jccwc.net/index.html
ベイエリアにある4つの日本人教会の発祥や経緯のお話をうかがいました。
それぞれの教会の歩みは
神に導かれてここまで来たとしか言いようがありません。
藤岡先生、
楽しい時をありがとうございました。
Bellingham まで今日は行ってきましたが、
官公庁、郵便局、学校の正門前に掲げられている国旗が
反旗であるのに気が付きました。
そう言えば今日は9・11でした。
ニューヨークの同時多発テロから14年目。
あの事件から約半日早くニューヨークから両親がシアトルに帰宅したのでした。
わずかの時間差で事件に巻き込まれずに済んだ両親。
TV画面にツインタワーが煙を吐きながら映し出され、
生中継のまま砂山が崩れるように崩壊していく現実。
21世紀の文明の中心地でそのような悲劇が起こっていることに
にわかに信じられず、あぜんとしたあの時から14年。
米国ではその間、住宅バブル、リーマンショックと乱高下した経済の波を抜けて
経済指標上は回復・成長軌道にあるようです。
が、世界、特に中東情勢は混乱の度合いが加速度的に増してきました。
テロ組織壊滅に向けた米軍の軍事侵攻から
撤退に伴う地元武装勢力の台頭。
イスラム原理主義の世界地図を塗り替えようとする野望と蛮行の数々。
そこから逃亡し欧州へ押し寄せる数十万人の難民の群れ。
一体その解決はありあるのでしょうか。
問題を知れば知るほどそれら要因は複雑に絡みついていて、
解決なんて望めない現実に失望します。
確かに人間的な知恵や会議、軍事や同盟で解決は不可能です。
聖書はその問題にも解決の方法とその預言が記されているので、
私たちは希望を失うことはありません。
原爆投下翌日の広島
目が飛び出している遺骸
今年も終戦の8月を迎えました。
広島・長崎の原爆投下記念である6日、9日。
直ぐに15日の終戦記念日を迎えます。
戦後70周年記念というので、節目となっているようです。
ことに日本では集団的自衛権を行使容認する
安保関連法案が国会で審議中であり
市井の井戸端会議の話題でも
賛否両論が喧しくなってきました。
先月帰国した折にも
何度がそういった議論の場に出来わしましたが、
議論の土台となる基本を抑えないまま
想像論、感情論が先行してしまって収拾のつかないものになっている場合が多かったようです。
そもそも憲法について
安保条約について
そして集団的自衛権について
私たちは正しく理解しているでしょうか?
………………………………………………………
私のFB友人の石井さんが
わかりやすくこれらを解説してくれています。
私自身、何度も目からウロコでした。
以下がその抜粋です。
……………………………………………
HPはこちらから:
http://www.shikishimanousagi.com/#!ikendazo/c1vn0
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安保関連法案が衆議院本会議で可決。戦後の、日本の民主主義の大きな汚点!だと、野党はじめ反対派の人々が声をあげている。
憲法学者が「違憲だ」と言っている法案を強引に通す安倍首相はファシストだ!
民主主義の崩壊だというわけだ。
多くの人々が「戦争法案だ!」と叫んでいる。
しかし政府は「戦争を未然に防ぐ抑止力だ!」という。
何がどうなっているのか・・・
実際に「中身分かってます?」と尋ねると「よくわからないけど、戦争はいや」という人が多い。
よくわからないで反対?
こっちの方が違憲、あ、いかん。
反対も賛成もまずはしないでいいから、
そもそも、違憲ってどういうことよ、という基本を考えましょう。
■ 集団的自衛権の行使容認で大噴火
ご存知のとおり、今回の論争の一大問題は「集団的自衛権」の行使を限定的に容認したということ。
まずここ、わかってますよね?
ここを理解していない人も多いので、
念のため確認です。
じゃあ、集団的自衛権って何?ということになりますが、でも、その前に・・・
この議論は、憲法9条が存在するから起るものだということは知っていますよね?
そうなの?
なんて言っている人は、反対や賛成を論じるスタートラインに立っていませんので、よくここを理解しておいてほしいものです。日本の平和憲法の平和憲法たる所以は、「憲法9条」の存在です。
では、うわさの憲法9条とはなにか、読んだことあるとは思いますが、もう一度読んでみましょう。
これです。
憲法9条
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない。
これが世界に輝くうわさの憲法9条。
この条文が意味していることは極めて明白です。
日本国は、①武力行使を永遠に放棄した!
だから ②陸海空軍その他の戦力、つまり「軍隊」を保持しない!
さらに ③交戦権(戦争をする権利)も認めない!
もう一度9条読んでください。何度も読んでください。普通に日本語を理解できる人なら、
憲法9条はこう言ってます。しつこいようですが・・・
日本は ①武力行使を永遠に放棄しました!!!!
②だから軍隊を持ちません
③さらに、戦争する権利である「交戦権」も認めません。
という三つを高らかに宣言していることが分かるはずです。
よね・・・?
これが憲法9条です。
………………………………………(つづく)…………………………………
友人の美容店にて
路面電車で有名なサンフランシスコのパウエル通り
サンフランシスコ市の不動産市場は活況が続き、
バブルではないかと踏んでいます。
それまではシリコンバレーに集積していたIT企業が
ダウンタウンにも進出しています。
少し前までは社員のアパートなどがミッション地区という、
治安の悪いダウンタウンに開発されてそこの賃貸市場を押し上げていました。
それが現在では由緒あるダウンタウンのオフィス街が、
ITのオフィスとして利用されだしているのです。
十数年来の友人の経営する美容店は3年契約のレント(賃貸)が急騰したため、
閉鎖を余儀なくされました。
これまで毎月7千ドルだったレントが、
なんと1万6千ドルへ上げらるというのだから驚きです。
多くのビジネスがレントの安い郊外へ押しやられて行っていて
空き室があちこちに見受けられるようになっています。
後からやってくるビジネスはIT関連となるのでしょうか?
それにしても単位面積あたりの収益は大したものですね。
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