原爆投下翌日の広島
目が飛び出している遺骸
今年も終戦の8月を迎えました。
広島・長崎の原爆投下記念である6日、9日。
直ぐに15日の終戦記念日を迎えます。
戦後70周年記念というので、節目となっているようです。
ことに日本では集団的自衛権を行使容認する
安保関連法案が国会で審議中であり
市井の井戸端会議の話題でも
賛否両論が喧しくなってきました。
先月帰国した折にも
何度がそういった議論の場に出来わしましたが、
議論の土台となる基本を抑えないまま
想像論、感情論が先行してしまって収拾のつかないものになっている場合が多かったようです。
そもそも憲法について
安保条約について
そして集団的自衛権について
私たちは正しく理解しているでしょうか?
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私のFB友人の石井さんが
わかりやすくこれらを解説してくれています。
私自身、何度も目からウロコでした。
以下がその抜粋です。
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HPはこちらから:
http://www.shikishimanousagi.com/#!ikendazo/c1vn0
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安保関連法案が衆議院本会議で可決。戦後の、日本の民主主義の大きな汚点!だと、野党はじめ反対派の人々が声をあげている。
憲法学者が「違憲だ」と言っている法案を強引に通す安倍首相はファシストだ!
民主主義の崩壊だというわけだ。
多くの人々が「戦争法案だ!」と叫んでいる。
しかし政府は「戦争を未然に防ぐ抑止力だ!」という。
何がどうなっているのか・・・
実際に「中身分かってます?」と尋ねると「よくわからないけど、戦争はいや」という人が多い。
よくわからないで反対?
こっちの方が違憲、あ、いかん。
反対も賛成もまずはしないでいいから、
そもそも、違憲ってどういうことよ、という基本を考えましょう。
■ 集団的自衛権の行使容認で大噴火
ご存知のとおり、今回の論争の一大問題は「集団的自衛権」の行使を限定的に容認したということ。
まずここ、わかってますよね?
ここを理解していない人も多いので、
念のため確認です。
じゃあ、集団的自衛権って何?ということになりますが、でも、その前に・・・
この議論は、憲法9条が存在するから起るものだということは知っていますよね?
そうなの?
なんて言っている人は、反対や賛成を論じるスタートラインに立っていませんので、よくここを理解しておいてほしいものです。日本の平和憲法の平和憲法たる所以は、「憲法9条」の存在です。
では、うわさの憲法9条とはなにか、読んだことあるとは思いますが、もう一度読んでみましょう。
これです。
憲法9条
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない。
これが世界に輝くうわさの憲法9条。
この条文が意味していることは極めて明白です。
日本国は、①武力行使を永遠に放棄した!
だから ②陸海空軍その他の戦力、つまり「軍隊」を保持しない!
さらに ③交戦権(戦争をする権利)も認めない!
もう一度9条読んでください。何度も読んでください。普通に日本語を理解できる人なら、
憲法9条はこう言ってます。しつこいようですが・・・
日本は ①武力行使を永遠に放棄しました!!!!
②だから軍隊を持ちません
③さらに、戦争する権利である「交戦権」も認めません。
という三つを高らかに宣言していることが分かるはずです。
よね・・・?
これが憲法9条です。
………………………………………(つづく)…………………………………
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