記事検索

Fukushima Daiichi Requiem

https://jp.bloguru.com/fukushima-requiem

太陽光パネルは山手線内全体の面積を必要とするか

スレッド
太陽光発電を原発と比較する為に使われる例えがある。
「原発1基1年分と同量の発電には山手線内の面積が必要だ」と。

確かに計算によっては一理ある、が、騙しの部分もある。
少し長くなるが、検証してみよう。

まず原発1基1年分の発電量を計算してみる。
玄海・大飯原発の公称出力は118万kW。
川内・伊方・高浜原発は87~89万kWで、全体の平均は約100万kW。
これが24時間365日動くとすると、年間発電量は
100万kW×24h×365日=876,000万kWh。
(実際は定期検査あるため稼働率は8割程度で、割り引く必要はあるが)

これに対し太陽光パネルの発電量は1m2あたり約0.2kW。
太陽が出ているのを8時間、晴天率60%、朝夕を考え減少率を50%とする。
これに国交省の出している山手線内面積の約63km2を掛ける。
0.2kW×8h×365日×0.6×0.5×63百万m2≒1,100,000万kWh。
結果、言い方によっては原発1基と山手線内面積の太陽光は同レベルか。

だが、電気は発電すれば良いというものでは無い。
昼に使用のピークが来る人間の活動で、24時間稼働は無駄である。
本当に必要な昼時間のみで比較すれば、
原発100万kWh vs 太陽光750万kWh(≒0.2×0.6×63百万m2)。
山手線内面積があれば、太陽光は原発7基以上の発電量を誇る事になる。

そもそも山手線内の面積は広いが日本全体から見れば小さい。
北海道や九州で、そのレベルの面積を確保できない事もない。
聞くと大変に思われるが、よく考えればそれほど大きな問題ではない。
原発推進派の「だからダメだ」という言葉に騙されないで欲しい。

ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ