ダウ平均株価(4月15日)終値3万7735ドル11セント
4月
16日
15日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は6営業日ぶりに反発して始まりました。ダウ平均は今月に入って前週末までに1820ドルあまり下げた後で、主力株に押し目買いが入っています。
インフレや中東を巡る地政学リスクを巡る懸念から売りが広がり、ダウ平均株価は前週末に1月以来の安値で終えていました。イラン革命防衛隊は13日夜、イスラエルへの報復として同国を直接攻撃しました。イスラエルの戦時内閣は14日にイラン攻撃への対応策を話し合ったが結論は出ず、<バイデン。米大統領は>ネタニヤフ>首相に米軍は再報復に参加しないと伝えたと報じられています。
市場では「依然として危険な状況だが、原油や金融市場へのリスクは攻撃前夜の前週金曜日に懸念されたより軽減されそうだ」とみられ、15日朝の米原油先物相場は前週末終値を下回って推移しています。中東情勢の一段の悪化で原油価格が高騰し、インフレ圧力を高めるとの警戒感がやや和らいでいます。
朝方発表されました3月の米小売売上高は前月比(0.7%増)で、市場予想(0.3%増)を上回りました。高金利環境が続くなかでも米消費が底堅いとの見方も投資家心理の改善につながり、景気敏感株や消費関連株を中心に押し目買いが入っています。
午後に入り、米消費の底堅さを示す経済指標を受け、米長期金利が上昇。株式の相対的な割高感が強まり、ハイテク株を中心に売りが優勢となりました。
ダウ平均株価は、前週末比248ドル13セント(0.65%)安の3万7735ドル11セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比290.08ポイント(1.79%)安の1万5885.02でした。
S&P500種株価指数は、前週末比61.59ポイント (1.20%)安の5061.82でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比290.08ポイント(1.79%)安の1万5885.02でした。
S&P500種株価指数は、前週末比61.59ポイント (1.20%)安の5061.82でした。