本日<13:00>より「NHKーBS」にて、1987年アメリカ製作の『原題:Empire of the Sun』が、邦題『太陽の帝国』として、1988年4月29日より公開されました作品の放送があります。
<スティーブン・スピルバーグ>監督がイギリスの作家<J・G・バラード>の半自伝的小説を実写映画化し、日本占領下の中国を舞台に、捕虜収容所で生きるイギリス人少年の成長を描いた戦争ドラマです。
1941年、上海。イギリス租界で生まれ育った少年「ジム」は、日本軍の零戦パイロットに憧れていました。ある日、日本軍が街に侵攻し、混乱の中で「ジム」は両親とはぐれてしまいます。飢えに苦しんでいるところをアメリカ人の「ベイシー」と「フランク」に救われたものの、やがて日本軍に捕らえられ捕虜収容所へ送られることになります。過酷な環境の中で、たくましく成長していく「ジム」でした。
「ジェイミー」役で主演の<クリスチャン・ベール>はオーディションで約4000人の中から選ばれ、本作で映画デビューを果たしています。「ベイシー」に<ジョン・マルコヴィッチ>、「フランク」に<ジョー・パントリアーノ>、「ローリング医師」に<ナイジェル・ヘイヴァース>、「ビクター夫人」に<ミランダ・リチャードソン>、日本からは「ナガタ軍曹」に<伊武雅刀>、「特攻隊員の少年」に<片岡孝太郎>、「日本兵(上官)」に<ガッツ石松>、「日本兵(運転手)」に<山田隆夫>が出演しています。